●8月31日(金) treviso, ITALY
トレビゾで行われている日本代表合宿13日目。ポルトガル戦とのトレーニングマッチの後、5日間のオフとなった日本代表は、本日から、ワールドカップへ向けて再スタートを図りました。
ポルトガル戦のトレーニングマッチでは、これまで不動の司令塔だった安藤栄次選手(NECグリーンロケッツ)と世界に誇る日本の翼、大畑大介選手(神戸製鋼コベルコスティーラーズ)の両選手を負傷で失うという大きなアクシデントに見舞われ、両選手はワールドカップを前に帰国することになりました。さらに、イタリア戦前日の練習で負傷した山本貢選手(三洋電機ワイルドナイツ)も日本での治療・リハビリに専念するために帰国となりました。チームにとって大きなアクシデントでしたが、負傷した選手が、自分たちが一番つらいはずなのに、チームを離れる最後の時まで一切そんな顔を見せず、笑顔であり続けたことは、チームを元気にしてくれましたし、勇気をもらいました。三人の帰国は、本当に残念でなりませんが、彼らが残してくれた熱い気持ちを持ってワールドカップを戦いたいと思います。一日も早い復帰を願っています。
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| JK宅でパーティー。ホストとして動き回ったカーワンHC(8月26日) |
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リラックスした時間を過ごした(8月26日) |
ポルトガル戦の翌日は、プールリカバリーを行った後、カーワンHCの自宅でホームパーティーが開催されました。ラグビーフィールドができそうな広大な敷地には、今回の滞在でお世話になっている方々と我々、日本代表とその家族が集まり、100名ほどの盛大なパーティーとなりました。ホスト役をかってでたカーワンHCは、自ら肉を切り分けるなど休む間もなく、動き回っていました。選手たちも、おいしいバーベキューに舌鼓を打ちながら楽しい時間を過ごしました。
翌日からの4日間は、選手たちは完全にオフ。ローマやフィレンツェ、ミラノなどへ足を伸ばす選手などもいて、各々、リラックスした休日を過ごしたようです。昨日の夕食会場では、土産話に花が咲き、興奮冷めやらぬ様子でした。
また、昨夜は、新たにチームに加わることになった久住辰也選手(トヨタ自動車ヴェルブリッツ)と北川智規選手(三洋電機ワイルドナイツ)がイタリア入りし、無事、チームに合流しました。
そして、ワールドカップまで、残り8日となった今日。日本代表チームは、気持ちを切り替え、新たなスタートを切りました。
今日の日本代表は、午前中にウエイトトレーニングとグラウンドトレーニングをユニットに分かれて交互に実施し、午後に全体練習を行いました。
午前中のトレーニングでは、FWのPR/HO/LOがスクラム・ラインアウトを行い、セットプレーのさらなる安定を図りました。スクラムでは、早いセットから低く・一体感のあるスクラムを目指し、ビデオなどを使い確認しながら行われました。
BKとFL/No.8は、パス等の基本スキルとサポートプレーヤーを入れた形でのラインアタックを実施。歩きながらの実施で、サインプレーの再確認を行いました。
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| トレーニングを見守るカーワンHC(右)と、ドゥーリーBKコーチ(左) |
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ギブスFWコーチが細かい部分を指導 |
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しっかりハンズアップして、蹴られたボールを走り込みながらキャッチ |
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内側圧力をかける |
午後の練習前には、チームミーティングを実施し、ワールドカップを再認識させる秋廣テクニカルが編集したビデオを選手たちに見せ、残り少ない時間を大切にし、練習の質を高めていくことを意識させました。
そして行われたトレーニングは、オフ明けとは思えないくらい非常にいい練習となりました。ウォーミングアップの後には、7ミニッツテストを実施。ほとんどの選手たちが、ワールドスタンダードをクリア。意識の高さを伺わせました。
その後、スキルローテーションで、ラインディフェンス、ディシジョンメーキング、アップフィールドラックを行い、スキル向上を目指しました。
そして、チームAUS・チームFIJIに分かれ、チームアタック・ディフェンスを実施。30%で動きを確認しながらのはずでしたが、気づけばほぼ100%でお互いの意地がぶつかり合うトレーニングなりました。カーワンHCも、「時としてこういう練習は必要。今日の練習内容には非常に満足しています」と語り、リスタート初日の練習に及第点を与えました。
イタリア滞在も残り2日。明日も午前・午後とトレーニングを行います。
ワールドカップに向け、最後のステージを迎えた日本代表に、熱い応援をよろしくお願いいたします。
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| パンチパスは、日本代表のベーシックスキル |
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黙々と個人練習に励むSH金選手 |
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7ミニッツテストではほとんどの選手が世界標準をクリア |
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久住選手(左)、北川選手(右)も待ちきれずにグラウンドに飛び出した |
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| アップフィールドラックの精度を上げる |
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再スタートの初日ながら、質の高い練習が行われた |
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SOに入ったロビンス選手。ダイナミックなプレーが持ち味 |