改正の大部分は、既に昨年度IRBから「通達」「ルーリング」等で発表された内容を、条文として組み込むということであるが、重大な変更点としては、次の3点である。
- 第3条 「プレーヤーの人数」5 フロントロー
旧の(c)が削除されたことにより、指名人数が16~18名の場合には、(a)の表に準じて4名のフロントローを揃えるが、交替の必要な場合の対応の義務が緩和された。
尚、指名人数が19~22名の場合については、従来の解釈である『フロントローの異なるポジションについて、各1回、計2回』の対応義務が明確化された。
- 第13条「キックオフと試合再開のキック」1 キックオフ 13 ドロップアウト
いずれも正しく行われなかった場合に、キックした側に、2回目のキックの機会は与えない、と変更した。
- 第19条「タッチおよびラインアウト」10 例外2
レシーバーは、ギャップに走り込み、他のラインアウトプレーヤーに許されたどのプレーをしてもよい、と変更した。旧来の「ボールを直接とるプレー」からプレー規制が緩和された。
赤字が変更点
第3条プレーヤーの人数
5.フロントローとして適切に訓練され、かつ経験のあるプレーヤー
現行(c)を削除
(c)指名人数が16〜18名の場合、フッカー、タイトヘッドプロップ、ルースヘッドプロップとしてプレーできる、適切に訓練され、かつ経験のあるプレーヤーを十分なだけ含めなければならない。その目的は、フロントローのいずれのポジションであれ、交替が必要とされる1回目の場合に、通常のコンテストスクラムで安全にプレーを続けるためである。
新設
(c)指名人数が19〜22名の場合、フロントローとしてプレーできるプレーヤーが5名いなければならない。その目的は、フッカーの交替が必要とされる1回目の場合、およびプロップの交替が必要とされる1回目の場合に、通常のコンテストスクラムで安全にプレーを続けるためである。
現行(d)を削除
(d)指名人数が19〜22名の場合、フッカー、タイトヘッドプロップ、ルースヘッドプロップとしてプレーできる、適切に訓練され、かつ経験のあるプレーヤーを十分な数だけ含めなければならない。その目的は、フロントローのいずれのポジションであれ、交替が必要とされる2回目の場合にも、通常のコンテストスクラムで安全にプレーを続けるためである。
現行(e)が(d)に。
14.フロントローが退場または一時的退出となった場合
現行(a)を以下のように変更
(a)フロントローの1人が退場を命じられた後、または一時的退出制度を適用されている間に、当該チームの指名された全てのプレーヤーの中にフロントローがいなくなれば、ノンコンテストスクラムを命じる。この場合、交替するフロントローが訓練され、適切であるかどうかを決定し、またいるのかどうかを決定するのはレフリーの責任においてではなく、チームの責任においてである。
第5条試合時間
4.失われた時間
(a)に第4段落目を追加
第10条不正なプレー
2.不当なプレー
(c)を以下のように変更
(c)タッチ等にボールを投げること
いずれのプレーヤーも、腕または手を使って、故意にボールをノックまたは投げて、タッチまたはタッチインゴールに入れるか、またはデッドボールラインの外へ出してはならない。
第13条キックオフと試合再開のキック
現行の第13条1と2を、第13条1として内容も変更
1.キックオフの場所と方法
(a)キックオフを行う側は、ハーフウェイラインの中央、またはその後方からドロップキックで行わなければならない。
(b)正しい方法で、または正しい位置からキックされない場合、相手側は次の2つのうち1つを選択する。
- ふたたびキックオフを行わせる、または
- ハーフウェイラインの中央においてスクラムを組み、キックオフをしなかった側がボールを入れる。
以下順次項目番号を繰り上げる。
13.正しく行われなかったドロップアウト
項目番号を12と改め、
12.正しく行われなかったドロップアウト
キックが正しい方法や場所で行われなかった場合は、相手側は次の2つのうち1つを選択する。
- ふたたびドロップアウトを行わせる、または
- 22メートルラインの中央においてスクラムを組み、キックをしなかった側がボールを入れる。
以下順次項目番号を繰り上げる。
第15条タックル
定義を以下のように変更
ボールキャリアーが、一人または複数の相手プレーヤーに捕まり地面に倒された場合に、タックルが成立する。捕まえられていなければ、「タックルされたプレーヤー」とはならず、従ってタックルは成立しない。
相手プレーヤーで、ボールキャリアーを捕まえて地面に倒し、かつ自身も地面に倒れたプレーヤーを「タックラー」と呼ぶ。ボールキャリアーを捕まえていても地面に倒れなければ「タックラー」ではない。
第19条タッチおよびラインアウト
10.ラインアウトプレーヤー以外のプレーヤーに対する制限
★例外2を以下のように変更
★例外2 レシーバーは、ラインアウトのギャップに走り込み、ラインアウトプレーヤーに認められているどのプレーを行ってもよい。レシーバーは、他のラインアウトプレーヤーと同様に、ラインアウトに関する反則をすれば罰せられる。
罰 15メートルライン上でペナルティキック
7人制競技規則
第3条プレーヤーの人数
4を以下のように変更
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