男子セブンズ日本代表スコッド | 直前合宿スケジュール ●3月21日(金) DAY4 前日の雨から一転、爽やかな朝を迎えました。 午前のトレーニングは学習院のグラウンドをお借りして、試合前日の最終調整を行いました。選手たちは大きな声でコミュニケーションを取り合い、「明るく、楽しく、元気よく、やる時はやる」をモットーとする男子セブンズ代表らしいセッションになりました。 夜は、選手一人ひとりが試合で着用する代表ジャージーを瀬川ヘッドコーチから受け取り、これまで一緒にトレーニングを積んできた仲間に一言スピーチする「ジャージープレゼンテーション」を行いました。 瀬川ヘッドコーチは初めに「今回はすごく自信を持ってジャージーを渡せます。みんなが活躍することを楽しみにしています。ぜひとも世界を驚かしてやりましょう!」と話して、メンバーにジャージーを渡し始めました。 15人制日本代表で活躍する福岡は「この大会はリオデジャネイロオリンピックにつながる重要な大会。自分の力を最大限に発揮して頑張ります」と語り、 同じく15人制日本代表の藤田は「明日の初戦のアルゼンチン戦にいい入りができれば、必ずこの大会はスムーズに進んでいくと思います。初戦にかけて勝負していきましょう」と話しました。 キャプテンの坂井は「本当にこの大会に出られることを誇りに思います。やることはみんなが言ってくれたので、あとはシンプル。101%頑張りましょう」と呼びかけました。 ジャージープレゼンテーションでは、全選手、スタッフが思いを語り、チームの気持ちを一つにしました。 東京セブンズまであと1日。桜のエンブレムを胸に戦うセブンズ日本代表チームに、大きな声援をよろしくお願い致します! ●3月20日(木) DAY3 本日の天候は雨。午前のトレーニングは東芝ラグビー部のグラウンドをお借りして、カナダ代表と練習試合を行いました。 練習試合は7分間を3本。雨が激しく降りとても寒い天候でしたが、選手たちはそれにも関わらず熱いプレーを展開しました。結果は次の通りです。(数はトライ数) 1試合目 日本代表 0-2 カナダ代表 2試合目 日本代表 1-1 カナダ代表 日本のトライ:橋野 3試合目 日本代表 1-1 カナダ代表 日本のトライ:橋野 午後はセブンズ日本代表チームの公式記者会見を大会公式チームホテルで行いました。 瀬川ヘッドコーチは「チームは1日、1日成長を続けている。昨日、今日の練習試合では課題も見つかったが、自分たちがやろうとしている一つひとつが形になってきている。チーム内の共通認識も進んでいる。予選プール2勝以上、大会全体ではベスト8以上という大きな目標に向かって精一杯戦っていく」と語りました。続いて、日本代表スコッドの14選手がそれぞれ東京セブンズに向けた意気込みを語りました。 質疑応答で、「この選手のこのプレーを見て欲しいという点を」という問いに対して、坂井キャプテンは「全員のプレーを見て頂きたいが、あえて一つ挙げるとしたら、セブンズ経験が一番多い桑水流選手のキックオフが生命線になるのは間違いないです。また、新戦力の藤田選手、福岡選手もスピードでトライをとり切る力は十分にあると思いますので、そこを見てほしいと思います」と仲間を紹介しました。 夕食前にはホテルのジムでウェイトトレーニング。写真は、桑水流選手の撮影です。 夜はストレッチで身体をほぐし、トレーニングの疲れを取りました。いよいよ東京セブンズまであと2日。みなさん、応援よろしくお願い致します。 ●3月19日(水) DAY2 いよいよセブンズ日本代表のトレーニングが始まりました。午前は東京セブンズ2013の練習会場でもお世話になった明治大学のグラウンドをお借りして、アタック・ディフェンスを中心に1時間の集中トレーニングを行いました。 午後は辰巳の森海浜公園ラグビー練習場で、ウェールズ代表と7分間の練習試合を3セット行いました。結果は次の通りです。(数はトライ数) 1試合目 日本代表 1-3 ウェールズ代表 日本のトライ:渡邊 2試合目 日本代表 3-1 ウェールズ代表 日本のトライ:小澤、鈴木、ヘンリー 3試合目 日本代表 1-2 ウェールズ代表 日本のトライ:藤田 渡邊のコメント 「トライをとれたシーンで、追いつかれるかと思ったけど引き離すことができた。相手に追いつけた場面もあったので、スピードは通用することが分かった。それを東京セブンズでも活かしたい」 小澤のコメント 「ウェールズと試合してみて、アジアのレベルとは全く違うと大会前に実感できたのはすごく大きかった。東京セブンズでもトライをとれるように頑張りたい」 夜のミーティングではウェールズ代表との練習試合を振り返り、本日のセッションは終了しました。写真は、ファンの方々のためにジャージーやボールにサインをする選手たちです。 ●3月18日(火) DAY1 前日の記者会見で発表された男子セブンズ日本代表スコッドの14人は、東京セブンズの大会期間中に滞在するチームホテルに集結し、直前合宿に入りました。 チームの集合時間に先駆けて、16時から東京都内の高校のラグビー部員を対象にセブンズのスキルなどを指導する「高校生セブンズクリニック」を開催しました。 参加者は都立青山高校、玉川学園高校、駒込学園高校、日本大学第二高校、帝京高校の計56名。セブンズ日本代表のキャプテン坂井克行をはじめ、桑水流裕策、ロテ・トゥキリ、小澤大、渡邊昌紀、福岡堅樹は指導補助としてクリニックに参加しました。 全選手がホテルに集合した夕食後、セブンズ日本代表を応援してくださるメディアの方々をホテルにお招きし、選手やヘッドコーチにリラックスした雰囲気で取材をして頂く機会「メディアオポチュニティー」を開催しました。新聞やテレビなどたくさんのメディアの方々にお集りいただき、選手たちは個々に東京セブンズに向けた意気込みなどを語りました。 最後はチームミーティング。ミーティングの最後に坂井キャプテンは「代表に選ばれたことに誇りを持とう。東京セブンズではタフな試合になると思うけど、プレッシャーを楽しんでやっていこう」とチームに力強く呼びかけました。