|
|
|
東北学院大学の木村ヘッドコーチ(左)と向井キャプテン |
東北学院大学
○木村 剛ヘッドコーチ
「このようなファーストステージという形で福岡の大学とゲームができた事について感謝したいと思います。今日のゲームですが相手の一人一人の強さにタックルが全然通用しなくて個々の強さにおいて、パワー・スピード・アタックの仕方とか、エリアの取り方とか相手がすべての面で上だったという事につきると思います」
○向井康洋キャプテン
「今日の試合、福岡工業大学さんが強いという事は分かっていましたが、僕達はそれでも何とかタックルで食いついて最後まで競ったゲームをしようという事でしたが、試合開始早々からトライを取られ、ズルズルといってしまい自分としても責任を感じます。また、来週試合がありますので気持ちを切り替えてしっかりと試合ができるようにしたいと思います」
──ファーストステージに向けて準備の段階から意識の変化はありましたか?
○木村ヘッドコーチ
「それはありました。今までですと北海道との代表決定戦後に関東の第五代表にチャレンジするのに2-3週間空いていた練習のモチベーションは、今回の福岡工大、朝日大さんに向けて『何とかしてやろう』という気持ちで練習に臨めていましたので違いました」
○向井キャプテン
「今年からシステムが変わって、このような形でチャレンジさせて頂くにあたり、今年は最初の年度ですので今の段階では東北と北海道とその他、九州や東海地区などレベル差がどれだけあるのかを計るためにも大事だと思っていて、そこで今年私達がしっかりとチャレンジする事で、これから東北・北海道のチームに関東などの強い高校からも『東北でやろう』という人達が来てくれればなと思い、この2週間練習してきました」
──自分達で通用すると思った点は?
○向井キャプテン
「去年、法政大学さんと試合をした時はアタックで全然攻められなくて、すぐにターンオーバーされていましたが、今年は近場で縦にボールを下げずに前に行こうという事でアタックし、後半も何本か行けてましたので手応えはあります」
──今年の大学選手権のシステムが変わった点でチームにとってのメリットや気持ちの面で変わったことは?
○木村ヘッドコーチ
「大きい意味で東北地区の大学と1-2点差のゲームでここまで勝ち上がって来ましたので他の大学、東北地区から関東に来ている高校生に『東北学院大でラグビーをやってみよう』という意識になってくれればとの思いもあり、『東北からでも全国でファイトできる』という意味で東北・北海道には大きかったと思います」
──大学選手権に出場したことについて周囲の環境の変化は?
○木村ヘッドコーチ
「それはあります。OB会からのサポートや、学校関係者や地域の方から励ましのお言葉も頂いております」 |