IRB レベル3コーチ養成講習会報告

アジア協会加盟ユニオンのコーチを対象としたIRB レベル3コーチ養成講習会が6月30日(木)から7月3日(日)にかけて開催されました。

講師:Lee Smith 氏		2グールプでのチーム分析

1日目、2日目は、日本とサモアのこれまでのゲームを対象に、機能役割分析を用いながら、スクラムやラインアウトのセットプレーやサポートプレー、カウンターアタックなどのプレーパターンを2つのグループに分かれて分析検討しました。2日目には中竹コーチングダイレクターから「エグゼクティブ・コーチング」に関する特別講義が行われました。

3日目は、トレーニングの期分け、コーチングスタッフのマネージメント、試合前・ハーフタイム・後のミーティングの進め方についてワークショップが持たれました。その後、前日までの分析に基づく練習計画の作成とそのデモンストレーションが行われました。そして、勝田理事よりオリンピック競技種目としてのラグビーコーチの役割について特別講義が行われた後、日本対サモアのゲーム観察を行いました。

最終日は、前日の試合についてレビューを行いました。
同じアジアのコーチたちが会してコミュニケーションを取るといったことができ、今後日本がアジアのリーダーとして、何をして行くべきなのかを考えることのできる良い機会でもあったと考えます。

初日のレセプション		講師:黒岩 純氏とGene Tong氏

講師:西機 眞氏(ゴールセッティング)		リソースコーチ 後藤翔太氏の発表

考えたトレーニングのデモンストレーション		勝田 隆理事

前日の試合をグループでレビュー		小原コーチ部門長からの閉会の挨拶

IRB レベル3コーチ養成講習会参加者

期日:6月30日(木)～7月3日(日)
場所:秩父宮ラグビー場　オープンルーム(6)/日本青年館

受講者:7名

講師:4名

■*特別講師:2名

勝田隆(日本ラグビー協会理事)
中竹竜二(日本ラグビー協会コーチングダイレクター)