日本代表メンバー
スケジュール
■DAY15:2011年8月8日(月)トレビゾ

☆☆☆RWC開幕まで32日☆☆☆

3日間のオフが明け、今日はハードな2部練習でした。今日のトレビゾも日差しの強い、暑いこの日も厳しいトレーニングの意欲的に取り組んでいました。午前中は、FW/BKに分かれてウェイトとフィットネストレーニングを交互に行いました。特に、4分間走では選手全員が平均タイムを上回っていました。太田正則S&Cコーチによると、これは4月の宮崎強化合宿時の測定データと比較しても、大きな効果があらわれているとのこと。

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ウェイトトレーニング
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菊谷キャプテンとリーチ選手 トンプソン選手、アイブス選手 平島選手、藤田選手

午後は、夕方5時からベネトンクラブとの合同練習が実施されました。ウォーミングアップでは、ラダーを使って、疲れが溜まっている各種筋肉の筋温を上げ、その後にビジョンドリルやキックキャッチの基本スキルを取り入れました。しっかりと体を動かしながら基本スキルの向上に努めました。今日のフィットネスメニューは、パスゲームを実施。アタック側は、常に走り続けスペースを見つけること、ボールキャリアーは視野を広げ、スペースにいるプレーヤーにしっかりとパスをすることが必要となり、ディフェンス側は、相手のスペースを封じ、マーカーをずらさないことが必要となります。アタック、ディフェンスともに走り続けなければならないので、きつい状況での判断力も要求されるものとなりました。

ユニット練習では、FWは、スクラム、ラインアウトからのセットプレーの確認、BKは、アタック&ディフェンスの練習を幾度も重ね、戦術面について、時にはビデオ分析を通して、細かなサインプレーや動きを、BK陣がコミュニケーションを図りながら、課題点を抽出し、修正・確認しあっていました。その後、個人練習では、選手たちが自主的にスキル向上に様々なメニューをこなしていました。明日は、ベネトンクラブとの合同練習最終日となります。今週末のイタリア代表戦に向けて、さらにインテンシティを引き上げた練習がゲーム方式で実践される予定です。

また本日から、追加召集された上田泰平選手(ホンダヒート所属)が合流しました。

◎上田泰平選手
「頑張れるチャンスをもらえたので、ワールドカップ出場を目指して全力で頑張りたいと思います。残り1試合、1試合、しっかりチームの戦略を理解して動き、自分の特徴を出し切りたいです」

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円陣を組んで練習がスタート 吉田選手 上田選手が合流しました
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しっかりとストレッチを キックキャッチの猛特訓 基礎となるパンチパス
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腰を落とし低い姿勢をつくる スクラム前のウォーミングアップ. 1対1でしっかり体を当て、踏みこむ
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スクラムマシーンでヒットのタイミングを確認 激しく組み合ったスクラム 大型BK陣 遠藤選手とトゥプアイレイ選手
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様々なアタックオプションをチェックした 効果的なアタックも随所に見られた ディフェンスラインを見て的確なオプションを選択する
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相手のディフェンスを見て、判断して、動く アングルとスペースを意識する コミュニケーションを取って一気に上がる
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チーム一体となって組んだスクラム 積極的にアタックしトライを狙う ラインアウトでは、早さ、高さを追求
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早くて、高いラインアウトを 練習を見守る選手たち ディフェンスラインをコントロールする
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コミュニケーションも万全に 低く激しいスクラムを目指して PGの練習をするニコラス選手
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正確なキックが持ち味のアレジ選手 バーンコーチより個人レッスンを受ける菊谷キャプテン 素早く、的確なパスが重要となります
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練習後、個人練習に取り組むFW陣 ボールキャッチの練習に励みます
■DAY14:2011年8月7日(日)トレビゾ

☆☆☆RWC開幕まで33日☆☆☆

ラグビー日本代表は、この3日間完全オフとし、心身共に癒しました。トレビゾでゆっくり休養した選手、ローマ、ミラノ、フィレンツェなど、イタリア国内観光を楽しんだ選手など、ぞれぞれが、楽しく特別の思い出を過ごしました。その一部を、代表活動日記を通してご紹介します。

カーワンHCの呼びかけで、代表有志メンバーとイタリア北部に位置するリゾート地:ポルトフィーノを訪ねました。毎年開催されているチャリティーを目的としたスイミング大会に参加するためです。ラグビーの試合で下半身不随となって車椅子生活をしている元選手たちを支援するためのイベントで、カーワンHCはメインの発起人でもあります。イベント会場は、ポルトフィーノ湾海中からのスタート、10km先のゴール地点であるカモーリ海岸までのコースでした。

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ポルトフィーノ港 競泳イタリア代表選手も参加
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10kmスイミング参加者 いよいよスタートです

今年の第6回大会は、ポルトフィーノで行われ、カーワンHC、ドゥーリーAC、競泳イタリア代表選手、義足スイマー、支援団体・ボランティアやスポンサー関係者など約20名が参加しました。6日(土)午前8時半スタート、およそ3時間半泳ぎ続けるという過酷なレースにも関わらず、お互いに励ましあいながら10kmのコースを見事泳ぎ切りました。
カーワンHC&ドゥーリーACペアも、日本代表有志メンバーが見守るなか、最後まで泳ぎ切り、笑顔でゴールする姿、ベストをつくしてゴールする姿を見て、我々も勇気と感動をもらいました。
夜は、海を眺めながら、BBQディナーに参加し、今回のチャリティーイベントに携わった関係者の方々と親睦を深めました。参加者一人ひとりにイベント主催者より感謝の意が伝えられました。チームを代表して、菊谷キャプテンより、チャリティーイベントに参加できたこと、またこれをきっかけに、日本代表チームとして積極的に慈善活動に貢献していきたいとスピーチがありました。またチームソングでもある「上を向いて歩こう」をイタリアの皆さんの前で披露。その後、イベント主催者からの呼びかけで、東日本大震災被害に遭われた方々に対して黙祷を捧げました。

イタリアの地で、このチャリティーイベントに参加し、多くの人々と出会い、また多くのことを発見でき、楽しく有意義な時間を過ごすことができました。明日からは、いよいよイタリア代表戦に向けた、テストマッチウィークに突入します。日本代表一同、気持ちを引き締めて最後の練習に励んでいきたいです。

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ドゥーリー アシスタントコーチ カーワン ヘッドコーチ
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ペアで泳ぎます チャリティイベントはTV中継もされました
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ゴール地点であるカモーリ海岸 感動のゴール
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チャリティスイム参加メンバー
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BBQパーティが開催されました イタリア語に訳すカーワンHC
■DAY13:2011年8月6日(土)トレビゾ

☆☆☆RWC開幕まで34日☆☆☆

※オフ

■DAY12:2011年8月5日(金)トレビゾ

☆☆☆RWC開幕まで35日☆☆☆

※オフ

■DAY11:2011年8月4日(木)トレビゾ

☆☆☆RWC開幕まで36日☆☆☆

練習をスタートする前、菊谷キャプテンを中心に円陣が組まれ、しっかりコミュニケーションを図っていこうと語りかけていました。ウォーミングアップ、ドリルスキル実施後、ヒューメコンサルタント、太田S&Cコーチのもと、シャトルラン等のフィットネスを行いました。炎天下のなかでの厳しい環境でのスタートとなりました。

その後、ユニットスキルでは、FWはラインアウト、BKはラインアタックを実施。両ユニットとも、状況を見る判断力やパスやスローイングの正確性が問われる内容でしたが、一人一人が自分たちのやるべきことを遂行し、目指すレベルのトレーニングができました。アタック&ディフェンスでは、昨日の練習の反省を踏まえ、課題を修正し、自分たちの良さを存分に発揮し、好プレーが随所に見られました。
またプレーの合間には、積極的に声をかけあい内容をチェックし、チームの改善ポイントを皆で共有しあう場面が多く見られました。最後は、チーム全体で細かい戦術やキックオフからの動きの確認などをして約2時間の練習を終えました。午後からは、各自ウェイトトレーニングで体幹強化に励みました。

ラグビー日本代表は明日から3日間のオフを取りしっかり英気を養った後、イタリア代表戦に向けて、いよいよテストマッチWEEKのスタートです。

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チーム全員で円陣を組み、練習をスタート 体幹を強化するW-UP 狭いスペースでしっかりボールをコントロールする
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相互のコミュニケーションを図る ストレッチで体を起こす 入念にストレッチ
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すばやい球捌きがBKラインのスピードを上げる 強い姿勢で体を当てる 体を当てて強い姿勢でレッグドライブ
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シャトルランで心肺能力を高める .JPG
厳しいトレーニングに選手たちの表情も歪む
バランスボールを使ったスローイング練習
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ヘビーボールで体幹を鍛える 早くて、高いラインアウトを パンチパスは、日本代表のベーシックスキル
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しっかりと前に出る スペースをうまく使ったアタック攻撃 パススキルの精度を高める
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コミュニケーションを取って一気に上がる 指示するドゥーリーAC 早い展開で取りきる
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瞬時の判断が必要になるディシジョンメーキング ディフェンスシステムをチェック ディフェンスシステムをチェック
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アングルをつけて走りこむ 動きの中でディフェンスを確認
■DAY10:2011年8月3日(水)トレビゾ

☆☆☆RWC開幕まで37日☆☆☆

本日のトレビゾは、気温が30度まであがり、強い日差しが照りつける中、午前10時からベネトンクラブとの合同練習2日目がスタートしました。今日の練習は、より強度がアップした、試合形式に近い実践練習を行いました。

FWは、スクラム、ラインアウトからのサインプレーの確認、BKは、アタック&ディフェンスの練習を繰り返しました。アタックに関しては、アングル、スペース、パスの精度がキーポイントとなりました。ディフェンスは、ポジショニング、ラインの押し上げなどに注意し、自分が見る相手をノミネートし、コミュニケーションを取りながら厚みあるディフェンスを目指しました。

激しいディフェンスプレッシャーの下、アタック練習では簡単なミスが見られ、カーワンHCからの檄が飛ぶ場面もみられました。本日のベネトンクラブとの合同練習では、チームとしての戦い方を実戦で試すことができ、課題を抽出しその修正に努めていきます。午後からは、各自ウェイトトレーニングで体幹強化に励みました。

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厳しいフィットネストレーニング ポイントから素早くボールを展開 密集周辺のディフェンスは的確にノミネート
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立ってボールをつなぐ西原選手 今日も多くのトレビゾ市民が観戦 激しいディフェンスで相手の攻撃を寸断
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完成度の高いラインアウト ディフェンスのギャップをついて前に出る ウォーターブレイクを入れながら修正点を確認
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激しく組み合ったスクラム すべてのスクラムを100%で組む 勢いのあるリーチ選手
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密集での攻防 激しいぶつかりあい ウェブ選手が合流
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激しい練習を見守る選手たち BKの攻撃もさらに厚みを増してきた ラックへは厳しく入り、ボールをプロテクト
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最後にベネトンクラブと円陣を組んで練習が終了しました ディフェンスライン カーワンHCの指示を聞く選手たち
■DAY9:2011年8月2日(火)トレビゾ

☆☆☆RWC開幕まで38日☆☆☆

今日のトレビゾも、午前中から日差しの強い、暑い一日でした。本日は、トレビゾの地元クラブでもあるベネトン・トレビゾ(ラグビークラブ)との合同練習が行われました。イタリアでも強豪クラブであり、RaboDirect Pro12*(プレミアシップ、仏トップ14に並ぶ、欧州3大リーグのひとつ)とハイネケンカップに出場しています。RWC2011年のイタリア代表登録メンバー50名中12名が選ばれています。
注)合同練習には、代表登録メンバー12名は含まれておりません。

冒頭カーワンHCから、ベネトンクラブとの合同練習を通して、FWはスクラム、BKはアタックディフェンスのジャパンレベルをしっかり見せて欲しいと選手たちに語りかけ、練習がスタートしました。

ディシジョンメーキング、パススキル等のウォーミングアップで体を温めた後は、FW・BKとユニットに分かれて練習を行いましたが、FWはスクラム、BKはセットピースのアタック・ディフェンスシステムの確認を実施しました。

その後、ベネトンクラブのメンバーも加わり、FW・BK別で合同練習がスタートしました。FWのスクラムでは、バーンFWコーチを中心に、まずはポジションごとにウォーミングアップを行った後、スクラムマシーンを相手にしっかりと組み込みました。そして、ベネトンクラブともスクラム練習を約30回実施。日本代表がうまくコントロールし、集中力も高く、鋭いスクラムを披露してくれました。

BKは、セットピースからのアタック・ディフェンスシステムを確認。随所に好プレーも見られましたが、簡単なミスが多く見受けられました。選手同士も今まで以上にコミュニケーションを取りながら、修正したうえで、システムの改善に努め、最後はテンポ良く、ベネトンクラブ相手にチームアタック・ディフェンスを繰り返し実施しました。

午後からは、オフを利用して世界で最も美しい都、水の都といわれるベネチア観光に出かけました。入り組んだ水路を水上バスで移動しました。水上から見る夕闇のベネチアの町並みの素晴らしさと、圧倒的な景観を誇るサン・マルコ寺院に一同圧倒されました。

イタリア戦を10日後に控え、限られた時間の中で最高のパフォーマンスを発揮できるように、集中して練習に取り組まなければなりません。引き続き、明日もベネトンクラブとの合同練習が予定されています。

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カーワンHCから ストレッチ運動 1対1のコンタクト
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スピードランで体を温めます バーンFWコーチが細かい部分を指導 BKも細かい部分を念入りにチェック
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パンチパスでより正確に 1対1のスクラム練習 低い姿勢で足腰を鍛えます
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3対3のスクラム セットプレーは正確・確実に アタック練習
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激しく組み合ったスクラム 強固なバインドで8人一体でヒットする 別メニューで調整中にアリシ選手
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ベネトンクラブのアタックプレー すべてのスクラムを100%で組む より強く、鋭いスクラムを目指して
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上手くコントロールしてスクラムを組む代表第1列 見事なデフェンスをみせる宇薄選手 アタックライン 密なコミュニケーションが大切になります
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ゲインラインを突っ走る小野澤選手
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水上フェリーでベネチアへ移動 フェリー乗り場 サンマルク大聖堂
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水上ボートでべネチアの絶景を楽しむことができます 観光客でにぎわっていました
■DAY8:2011年8月1日(月)トレビゾ

☆☆☆RWC開幕まで39日☆☆☆

トレビゾで行われている日本代表合宿7日目。強い日差しが差し込む暑い一日となりました。午前中の練習は、念入りなウォーミングアップの後、スキルローテーションで、ディシジョンメーキング、ビジョン、キックキャッチを行い、それぞれのスキル向上に努めました。続けて、ランナーシステムとラックテクニックを実施。ディフェンスをつけたアタック・ディフェンス形式で行いました。

その後、ユニット別に分かれて、FWはラインアウト・ボールキャッチ、BKはラインアタックを実施。両ユニットとも、状況を見る判断力やパスやスローイングの正確性が問われる内容でしたが、一人一人が自分たちのやるべきことを遂行し、目指すレベルのトレーニングができました。BKは、パスなどのスキルとディフェンスをつけた形でのラインアタックを行いました。パススキルでは、パンチパスから始まり、狭いスペースの中でのクイックパスなどを繰り返し実施しました。攻撃のテンポを上げたり、ラインスピードを上げるためにもパスの正確性は重要なファクターとなるため、基本から実戦までしっかりと取り組みました。BKのラインアタック・ディフェンスでは、アタックにおけるポジショニング・判断・アングル、ディフェンスにおけるラインスピード・ディフェンスシステムなどを流れの中で確認しながらのセッションとなり、それぞれのスキル向上に努めました。FW&BKとも意思疎通が図られ、精度の高い練習となりました。

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ストレッチ 低い姿勢を意識して ウォーミングアップ
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ディシジョンメーキング ディシジョンメーキングで視野を広げる 動きのなかで判断する
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素早くサポートに入る川俣選手 意思疎通を図ります 見事フィニッシュする今村選手
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水分を補給する代表選手たち 4対3のATDF 戦術について熱心に耳を傾ける代表選手たち
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カーワンHCからのアドバイスが入ります パンチパス 湯原選手
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堀江選手 青木選手 ラインアウトのバリエーションも確認
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ラインアウトなどセットプレーの精度を上げる より正確性を求めて アタックでの遠藤選手
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相手のアタックに反応する DFラインもきれいな一直線を描く BKユニット練習
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SHからの素早い球出しの練習 コンビネーションの確認 ポイントから素早くボールを展開
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テンポあるアタックがリズムをよくする 映像でプレーを確認する宇薄選手 積極的なアタックを見せます
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パススキルの精度高めます 低く、激しく より激しく、シャープなスクラムを
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BK陣もスクラム練習に励みます 空中でのボールキャッチの姿勢を確認 正確性が問われるスローイング
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一昨日合流した日和佐選手 1対1ATDF 念入りなストレッチをしてクールダウン

午後からは、フィットネス&ウェイトトレーニングが実施されました。太田S&Cコーチとヒューメコンサルタントのもと、スピードトレーニングを実施しました。このスピードトレーニングでは、ランニングフォームを意識したうえで、しっかりと腕を振ることが意識付けられています。その後、バーンコーチが加わり、更にきついサーキットトレーニングを行いました。疲労というプレッシャーが与えられた状況で、持久力を高めるためのトレーニング方法です。今日は、バーンコーチの檄が飛びかうなか、腹筋、腕立て伏せ、スクワットジャンプ、もも上げ、バウンディング、バービージャンプなどなど休憩を入れず順番に繰り返し行ない、すべての局面で自分の持っている力を全力で出し切っていました。

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スピードラン1 スピードラン2 フィットネスメニューの説明をする太田S&Cコーチ
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厳しいフィットネストレーニング 腕をしっかり振り、フォームを整える 腹筋運動
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腕立て伏せ バービージャンプなど、 休息を入れずに、
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サーキットトレーニング
FUMI@代表合宿日記

こんにちは。
海外に行くと、絶対中国人か韓国人に間違われるジャックです(笑)。
今回は、なんとなんと・・・・・

イタリアのJKの家でチームBBQパーティーを行いました。
集まったのは、日本代表とJKファミリー、そして地元トレビゾの方々です。
厳しい練習が続いていたので、みんなこの日を心待ちにしていました。
JKの家はとても大きくて、にわにはにわとりはいませんでしたが(笑)、広い庭は全面芝生で、ラグビーポールやサッカーゴールなどがありました。
そこでJKの子ども達や友達が楽しく遊んでいるのを見て、日本にもこんな環境があれば、どんなスポーツでももっと上を目指せるのではないかなと思いました。
BBQ会場はいくつものテントが用意してあり、そこに6~10人ぐらい座れるようになっていました。

BBQでは、パンに挟んで食べる焼きパプリカや焼きナス、ソーセージやベーコン、そしてなんといっても大きなステーキがみんなのお腹を満腹にしてくれました。
中にはJKが自ら作ったサラミなども出てきて、みんな興奮して食べていました。
日本語と英語とイタリア語なので、言葉の意味はさっぱり分かりませんでしたが、ボディーランゲージや雰囲気で、たくさんの人達とコミュニケーションを取ることができました。
言葉は違っても、気持ちが通じるという事は、これからの人生でとても大事な事だと感じました。

みんなのお腹がいっぱいになった頃に、突然凄い雨が降り、強い風が吹いてきたので、みんなテントからJKの家に避難する事になりました。
しかし、みんな避難していると思いきや、いきなり大野選手(キンさん)と川俣選手(また)のビチャビチャ相撲が始まり、なぜかジャックと遠藤選手(こうすけさん)も参加させられました(笑)。
いつも強気なジャックも強靭なフォワード2人の前では弱気になり、一瞬でビチャビチャの地面に倒されました。
この2人にかかれば誰でも地面に倒されますね・・・と思った瞬間、ジャパンのなかやまきんに君こと遠藤きんに君(笑)は、キンさんとまたのタックルを軽くあしらい、しっかりと2本の足で地面を踏みしめていました(笑)。
次のイタリア戦でも、しっかりと2本の足で地面を踏みしめ、トライをとってくれると信じています。

ビチャビチャ相撲が終わり、みんなが1つの場所に集まったと同時に行われたのが、日本&イタリアの異文化交流歌合戦です!!
まずは、日本代表のチームソングでもある「上を向いて歩こう」をイタリアの方々に向けて一発かましてやりました(笑)。
ちなみに堀江翔太選手が蛇味線を弾いてくれました。
すると、イタリアの方々が日本代表に強烈な歌をぶつけてきたので、次は長渕剛さんの「乾杯」でイタリアの方々を翻弄しました(笑)。
こうなると色々な歌が飛び交ってとてつもなく盛り上がりましたが、最後はまたが指揮者になりきったり、エアギターやエアドラムなどで日本とイタリアを1つにまとめてくれてBBQは終了しました(笑)。

練習で疲れ切った顔をしていた、選手やスタッフも帰る頃には生き生きとした顔になっていました。
このようなイベントを開いてくれたJKファミリーに感謝すると共に、忙しい中参加してくださったイタリアの方々にお礼を言いたいと思います。
本当にありがとうございました。
しかし、今回の事と試合は別問題なので感謝の気持ちを込めて勝ちたいと思います(笑)。
皆さんも色々な人達とコミュニケーションをとって、自分の世界を広げていって下さい。

グラーツィエ!!!!!!!!!!!!♪

■DAY7:2011年7月31日(日)トレビゾ

☆☆☆RWC開幕まで40日☆☆☆

ラグビー日本代表は、本日、終日オフの時間を静かに過ごしました。睡眠を取る者、体を動かす者、トレビゾ中心街でランチを楽しむ者など、各自思い思いの方法で気分転換をし、練習からの疲れを癒していました。

滞在中のトレビゾ市は、北イタリア、ヴェネト州にある都市です。市は、ベネチア湾とアルプス山脈の間にある平野に位置します。ベネチア共和国時代の城壁内など歴史的建物や文化財がたくさん見られました。またアパレル会社のベネトンや電機メーカーのデロンギの本社があることでも有名です。

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イタリアンレストラン 運河
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時計塔 トレビゾ市内の風景
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こんなバックドロップを発見しました 城壁
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トレビゾ駅 イタリアンジェラード

■DAY6:2011年7月30日(土)トレビゾ

☆☆☆RWC開幕まで41日☆☆☆

午前中の練習は、ストレッチから入り、ウォーミングアップでは、サッカー形式のゲームを取り入れ、リラックスした雰囲気のなかで練習はスタートしました。
昨日同様に、ラインアウトやスクラム(セットプレー)からのキック戦術を意識したアタック&ディフェンス練習を繰り返し重ねていました。継続した連続プレーのなかでは、ミスをなくすため、大きな声をかけあいながら、コミュニケーション能力を高めていました。お互いを助け合い、チーム全員が厳しい状況を盛り上げました。
その後、個人練習では、各選手が課題点を抽出し、スキルアップに励んでいました。午後からは、宿泊ホテル内でプールリカバリーと念入りなストレッチを行いました。

念入りなストレッチが入ります ニコラス選手が合流しました しっかりとしたウォーミングアップがよいパフォーマンスを生む
熱心に日本代表の練習を見守るトレビゾの方々 ミニサッカーで体を温めます ゴールキーパー畠山選手
シュートをする湯原選手 やるべきことを全員で理解することが目的です ラインアウトの精度も上がってきた
突進するリーチ選手 ドリル練習に励む青木選手、吉田選手 ラックスキルの精度を高めます
しっかりとコミュニケーションをとりながら、さらに良いスクラムを目指す 試合ではキック力の精度が大事になります キックされたボールを追いかける宇薄選手
スクラムからの素早い球出しでテンポを上げる スクラムからのセットプレーの確認 密集からの展開
様々なキック戦術を使った練習 巧みなキック戦術を試すウィリアムス選 ラックからの素早い球出し
ライン攻撃に参加する小野澤選手 ディフェンスラインを突破する有賀選手 バーンコーチによるキックセッション
細かいライン攻撃での戦術を確認をするBK陣 全力で走るトンプソン選手 ラインアウトの確認
練習中細かい戦術の確認が入ります 代表フッカー陣。左から湯原選手、青木選手、堀江選手 ラインアウトのタイミングをあわせるバツベイ選手、リーチ選手
キック練習をする今村選手 別メニューで調整する菊谷キャプテン パンチパスの練習を重ねる北川選手
練習後のプールリカバリー

■DAY5:2011年7月29日(金)トレビゾ

☆☆☆RWC開幕まで42日☆☆☆

今日は、午前中のみの練習でしたが、ラックドリルやランシステムを中心にした実践練習を行いました。試合中のボール継続を意識した、より激しいプレッシャーのなかでの、状況判断、戦術を繰り返し確認していました。また、巧みなキック戦術をもちいたセットプレーからのアタック&ディフェンスなど、細かなミスは見られたものの、パスとタイミングでスペースを作り出すプレーなど積極的にチャレンジしていました。そしてチーム全体の練習終了後、バーン・スキルコーチによるキッカーズ・セッションに取り組んで、本日の練習が終了しました。

本日、ラグビー日本代表応援サイト(本ウェブサイト)が開設されました。RWC開催まで42日、一緒に盛り上げていきましょう。ラグビー日本代表への応援よろしくお願いいたします。

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FUMI@代表合宿日記

こんにちは。
厳しい練習でも笑顔を絶やさない、不屈の闘志を持つ男ジャックです♪
今回は、皆さんと一緒にイタリア語の勉強をしたいと思います。
イタリアに旅行に来る方は、ぜひこの日記を参考にして下さい。

1、チャーオ → 知り合いにあいさつする時に使う言葉です。
  日本語では、「やあ」や「オッス」などの軽めのあいさつに当たります。

2、ブオンジョールノ → 朝から昼の2時ぐらいまで使うあいさつの言葉です。
  日本語では、「おはよう」や「こんにちは」に当たります。

3、ブオナセーラ → 昼の2時ぐらいから夜に使うあいさつの言葉です。
  日本語では、「こんばんは」に当たります。

4、ブオーノ → ご飯を食べた時の感想です。
  日本語では、「うまい」や「美味しい」に当たります。

5、グラーツィエ → お礼の言葉です。
  日本語では、「ありがとう」に当たります。

6、プレーゴ → お礼を言われて、返す言葉です。
  日本語では、「どういたしまして」に当たります。

7、ミ キャーモ 原 賢二 → 自己紹介の時に使う言葉です。
  日本語では、「私の名前は原 賢二(ジャパンのトレーナー)です。」に当たります。

8、レイ コメ スィキャーマ? → 相手に名前を聞く時に使う言葉です。
  日本語では、「あなたのお名前は?」に当たります。

9、スィ or ノ → 返事です。
  日本語では、スィが「はい」でノが「いいえ」に当たります。

10、~ペル ファヴォーレ → 何か欲しい時に使う言葉です。
  日本語では、「~を下さい」に当たります。

11、ドヴェ~? → 場所を尋ねる時に使う言葉です。
  日本語では、「~はどこですか?」に当たります。

12、プオ~? → お願いをする時に使う言葉です。
  日本語では、「~してもらえますか?」に当たります。

13、ビンチェレ → ジャパンの次の試合の結果です。
  日本語では、「勝つ」に当たります。

他にも楽しい言葉がいっぱいあるので、皆さんもイタリア語を学んでみてはいかがですか?
JKと楽しく気軽にお喋りできるかもしれませんよ(笑)♪

■DAY4:2011年7月28日(木)トレビゾ

☆☆☆RWC開幕まで43日☆☆☆

今日もトレビゾは天気に恵まれ、日差しの強い一日でした。午前中、日本代表チームは、練習会場で1時間半程、やや強度をあげた厳しい練習を行いました。

ドリル練習に励んだ後、FW(スクラム&ラインアウト)/BK(アタック&ディフェンス)ユニット別で細かな動きを確認しました。その後、全体練習が簡単に行われ、スクラム、ラインアウトからのセットプレーを繰り返し実施しました。

2日目にして、高い集中力と切れのある動きで、本イタリア遠征への意気込みが感じられた一日でした。

午後からは、グループ別に分かれてミーティングを行った後、各自、ヒューメ・太田S&Cコーチのもとで、ウェイトトレーニングに励みました。

日本代表 イタリア遠征レポート 日本代表 イタリア遠征レポート
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FUMI@代表合宿日記

ブチャオ(イタリア語のあいさつ!!)

友達と京都に帰った時に、1歳年上の兄貴に車で迎えに来てもらったのですが、友達に「若いお父さんやなぁ」と言われた兄貴をもつジャックです(笑)。
今回は、W-CUPまで最後の遠征の地であるイタリアについて紹介したいと思います。
イタリアという国は、日本のおよそ80%の面積を持っていて、日本と同様に国土が南北に長く、温暖で四季がはっきりとしています。
人口は約6000万人で首都はローマです。
まずは誰もが知っている観光名所を3つ紹介したいと思います。
紹介するにあたって、世界一のWTB&世界一の顎を持つ男、宇薄岳央(タケ)選手に楽しい感想を聞いてみました!!

1.真実の口
この口は、嘘をつく人間がこの口に手を入れると抜けないという伝説があると言われています。実際は排水溝のフタだったと言われています。

タケ「この25年間、全うな人生を歩んできたという自負があるので、目の前に真実の口が現れても、臆することなく手を入れられるでしょう!!そして一生真実の口と共に生活する事になるでしょう(笑)!!どっちや♪」

真実の口 コロッセオ

2.コロッセオ

この建物は、紀元80年に完成した円形闘技場で、収容人数は5万人以上を誇り、猛獣と剣闘士、または剣闘士同士の壮絶な戦いが見世物にされていました。

今は大理石が持ち去られていたため、現在のような姿になっています。

タケ「この建物、いや、この闘技場といった方がいいだろう。もし、この時代に生まれていたら、間違いなく私が生き残っていただろう!!猛獣のタケコングとしてね、フッフッフッフッフッ。でも、今は人間のラグビー日本代表として頑張ります。どっちや♪」

3.ピサの斜塔

ピサの街は、斜塔があまりにも有名です。この斜塔は、実は1173年の建設当時から地盤沈下の為、毎年傾斜し続けていました。いつ倒れるかと、世界中の心配と好奇の的でしたが、実際塔は体が傾いてしまいそうな迫力で迫ってくるため、陽気な観光客が足をふんばり、両手で斜塔を支えるポーズで記念写真を撮っています。

ピサの斜塔

タケ「街の名前だけを聞けば美味しそうな名前ですが、この斜塔を目の前にしてそんな想いは一瞬にして地盤沈下してしまいました。自分の人生もこんな斜塔を見ていると、傾いたり沈んだりの波乱万丈な人生でした。でもそんな辛い事があるから、その辛い事を自分の力だけで乗り越えた時には、世界一のWTB&世界一の顎を持つ男、宇薄岳央(タケ)の様になれるのです。でも、辛い時は仲間に相談しましょう。どっちや♪」

次は、あまり知られていない隠れ観光地を3つ紹介したいと思います。

タケ選手、よろしいですか?

タケ「PUT HANS UP!!」

1.カプリ島

この島は、皇帝をも魅了した夢の島で、輝く太陽の下美しい海岸線が広がる素晴らしいところです。古代ローマの皇帝達に愛され、多くの芸術家がその美しさに感嘆の声をあげました。1番の見所は、青に輝く洞窟です。

タケ「この島は、かの有名なセレブがお勧めしていたスポットであり、僕もたちまち魅了されました。僕も青に輝く洞窟の様に、人を魅了できる様になりたいと感じました。真面目か♪」

カプリ島 ヴェネツィア広場

2.ヴェネツィア広場

この広場は、コルソ通り、ヴィットリオ・エマヌエーレ ll 世通りなど、ローマの主要な道路が四方へ伸びる交通の中心地です。ローマを歩く時の目安になるので、しばし止まって位置関係を把握しましょう。

タケ「ヴェネツェア広場の中心で宇薄が叫ぶ!!実に気持ち良いと思います。皆さんもこの広場で叫んでみてはいかがですか?カプリか♪間違えた、パクリか♪」

3.アマルフィのポジターノ

小説や映画の舞台になっている華やかなリゾートで、白い家々が重なるように断崖に立つ光景は、まさに絵葉書の様な美しさです。この風景を楽しむには、海から見る事をお勧めします。

タケ「宇薄がアマルフィに・・・キタ~~~~~!!ご存知の人もいると思いますが、映画で使われた場所で、もの凄く綺麗な場所だと感じました。僕もいつか映画の撮影でここに戻ってきたいと思います。皆さん、この宇薄岳央をよろしくお願いします。なんでや♪」

ポジターノ

訳の分からない感想ですがお許し下さい(笑)。

イタリアには、まだまだ沢山の観光地があるので、ぜひ足を運んでみて下さい。

もしかすると宇薄選手に会えるかもしれませんよ(笑)♪

今回日記に参加してくれたタケをこれからもよろしくお願いします。

イタリアでしっかり結果を残して日本に帰りたいと思います。

ワールドカップまでもうすぐ1ヵ月です。

選手とファンの皆さんと更に一体になれるように、いつも通り熱く激しく力みなぎる応援をよろしくお願いします。

■DAY3:2011年7月27日(水)トレビゾ

☆☆☆RWC開幕まで44日☆☆☆

午前中、宿泊ホテル内でプールセッションを行いました。午後からは、遠征後初となるチームミーティング、ユニットミーティングの後、ベネトンラグビークラブが所有するLA GHIRADA - CITTA' DELLO SPORT VERDE SPORTへ徒歩で移動。個人ウォーミングアップに続いて、ドリル練習や軽めのFW&BK別ユニット練習で汗を流しました。

◎ジョン・カーワンHC

「RWC本番に向けて、PNCとは異なるヨーロッパスタイルのラグビーを経験することは重要です。イタリア代表は、今シーズン、フランス代表との戦いに勝利しています。特にスクラムでのセットプレーからの動作を通して、インテンシティ(強さ・激しさ)の引き上げを意識した、より実践的な練習を積み、イタリア代表戦に臨みたいと思います」

◎ 菊谷崇キャプテン
「PNC初優勝を弾みとして、試合に勝って反省できることを前向きに捉え、イタリア遠征では足りない部分を練習でしっかり修正し、よりレベルアップをしたジャパンとして、イタリア代表戦を戦いたいと思います。アウェイ戦で競い勝ちして、実力でIRBランキングをあげていきたいです」

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■DAY2:2011年7月26日(火)トレビゾ

☆☆☆RWC開幕まで45日☆☆☆

今日のトレビゾは、日差しが強く、最高気温30度まで上がりました。午前中、ホテル近くのプール施設で長旅の疲れをとり、明日からの練習に向けてコンディションを整えていました。昼からは半休で、ATSマシーンやホテルのジムで体を動かしたり、街を散歩するなど、各自それぞれの時間を過ごしていました。

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■DAY1:2011年7月25日(月)成田~フランクフルト~トレビゾ

☆☆☆RWC開幕まで46日☆☆☆

ラグビー日本代表は、午前11時、成田空港から、ドイツ・フランクフルト経由で、イタリアに向けて出発しました。8月15日までの長期遠征で、9月開幕のワールドカップNZ大会に向けた強化合宿を行います。

地元強豪チームとの本格的な練習、来月13日にはイタリア代表との親善試合が予定されています。14時間の空路を経て、イタリア・ベネチア空港から陸路で合宿地であるトレビゾへ入りました。いよいよ、RWCに向けた最終ステージを迎えました。

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