6月26日
早朝6時30分、恒例のヘッドスタートから今キャンプの集大成となる一日が始まりました。
グランドではユニットスキルを丁寧に! ジムではストレングスサーキットでall out!!
朝食とリカバリーをはさんでグランドで最後のセッションです。
疲労もピークに達しているような状況で、如何に高いパフォーマンスを維持できるかはテストマッチで勝利する為には必要不可欠な条件です。
今合宿のテーマである”Second”の獲得を目指し、互いにKeywordをチェックしあいながら高強度のトレーニングに取り組みます。
そして最後のメニューは1Kです。合宿の最初に測定した種目です。
まさにall out!! 最終ランナーを全員で励ましあって迎えてセッションは終了しました。
スケジュール的にも厳しい状況ですが、今回も交替浴でしっかりとリカバリーして、昼食です。
今日も最高のメニューを提供いただきました。食後には選手全員で食堂スタッフの皆様に御礼を申し上げました。代表は國學院栃木の照内寿明選手です。
続いて、今合宿の実施にあたり日本有数のプロ選手向けの施設を同様に我々にご提供いただきました、キヤノンスポーツパークの皆様を代表して管理事務所の田中様と、
実現に向けて大地沢青少年センター等各方面でご尽力賜りました町田市スポーツ振興課の神野様の御両名に、全員から御礼と記念品をお渡ししました。
代表は東福岡の稲吉渓太選手でした。
その後、里コーチ、菊谷コーチより次回キャンプに向けての“宿題”が提示されました。次回のキャンプに更に大きく成長して再会できることを期待します。
そして閉講式を迎えました。
まず初めにユースTIDマネージャーの紙谷先生と前高校日本代表監督である樋口先生よりお話をいただき、歴代のユース代表選手を指導されてきたご経験とから今回のメンバーに対する評価や課題が提示されました。
最後に第43期高校日本代表の監督である薬師寺利弥監督より合宿の総括と今後の指針が話されました。
” Goal” “Theme” “Team Style” “Keyword” を全員で再度共有し、正に今、覚悟ができていなければ、そしてそれを継続し、成長し続けなければテストマッチ勝利というゴールは達成できないということを認識して、次回9月のTID Campで大きく成長した姿で再会できることを期待して第1回「2017 U18 TID Youth Camp」を締めくくりました。
6月25日
本日の早朝セッションもS&Cとスキルです。
あいにくの雨天ということもありスキルセッションは室内で行われました。午後にはセレクションマッチを控えています。
この合宿中のセットリストは基本的には同じですが、毎回バージョンアップされていきます。
一つめは里コーチによるスピードセッション。High Speed Rugbyに必要な部品を作っていきます。
二つめはAT,DFに分かれてそれぞれのブレークダウンを中心に積み上げていきます。
そして、FW、BKに分かれてのユニットスキル。
これらのセッションの間にフィットネスやスプリントのメニューが入り、高強度、高負荷の状況でのスキルが求められていきます。
午前のセッションの後は交替浴によるリカバリーと栄養補給を行います。
そして午後はセレクションマッチです。赤と白の2チームに別れて、全員がこの合宿中に取り組んだ要素について個人でもチームでもチャレンジしていました。
明日はいよいよ最終日です。夜には中竹コーチングディレクターから主体性についてのMTGが行われました。
6月24日
U18TIDユースキャンプ2日目の朝は、6時前には宿舎として利用させていただいている大地沢青少年センターを出発し、キヤノンスポーツパークへ。
到着後直ちにFWはS&Cセッション、BKはグランドにてスキルセッション。
30分後、入れ替わってFWはユニットスキル、BKはS&Cセッションと短時間に集中して取り組みました。
ジムセッションでは里コーチが「世界一のフォームの習得」をテーマに菊谷、今田両コーチの実践も交えて正しく厳しく追い込みます。
一方スキルセッションは、強度は比較的低いですが、より丁寧にキーワードを意識して進めていきます。
朝食とリカバリーを挟んで午前のセッションは基本的に昨日のメニューセットと同じですが、より進化した形で進められました。
そして午後は味の素スタジアムで行われた「リポビタンDチャレンジカップ2017」JAPAN VS IRELANDテストマッチを応援です。
選手達は遠くない未来の目標をより具体的に見据えてJAPANの戦いを応援しました。
バス移動でキヤノンに戻った選手は再び、ジムとユニットスキルに取り組み、一日を終えました。
本日のセッション中は特にプレーヤーズトーク、チームトークが随所で行われ、選手が主体的に振り返り、キーワードの共有、意思統一を行います。
6月23日
本日より、東京都町田市とキヤノンイーグルスのご協力をいただき「第1回U18TIDユースキャンプ」が始まりました。
今事業の目的は「U18カテゴリー世代の有望な人材を発掘・育成・一貫指導」し、未来の"ジャパン"へつなげることです。
その過程におけるU18の最終ターゲットは、第43期高校日本代表として海外遠征に挑み、勝利すること。
目標達成に向けてしっかりとした準備を行い、日本ラグビーのますますの発展につなげていきます。
会場となるキヤノンスポーツパークへ集合した選手たちは身体測定を終え、開講式に臨みました。
(公財)日本ラグビーフットボール協会の天野高校委員会委員長、男子15人制日本代表強化副委員長の山神、永友より、グラウンドにおいてのことだけではなく、人間性を高めることや一般社会においても優れた選手になって欲しいとの話がありました。
続いて横田ユース統括より、このキャンプではスキルだけではなく多くのことを得て欲しい、との話がありました。
天野委員長
山神副委員長
永友副委員長
横田ユース統括
開講式終了後、第43期高校日本代表薬師寺監督より、チームポリシー、高校日本代表のゴール、それを達成するために目指すラグビーとこだわる新たな概念として「Second」が提示され、これの獲得こそが今合宿のテーマであることを選手、スタッフ一同で共有しました。
その後直ちにグランドに移動し、測定及びセッションがスタートしました。
今回のキャンプのFWコーチであり、キヤノンイーグルスで現役の選手としても活躍している菊谷コーチのご尽力もあり、キヤノンスポーツパークの素晴らしい環境でこのキャンプを実施させていただけることに感謝し、選手、スタッフ共に全力で取り組みます。
測定では立ち幅跳び、1km走を行いました。
里コーチによる「fog」「A,C step」
菊谷、大向コーチによるアタックセッション
ニールソン、今田コーチによるディフェンスセッション
キヤノンイーグルスのクラブハウスの食堂ではアスリートのための最高の食事を提供していただきました
夜はストレングスフォームチェック