研修1
研修日時: 12月29日 17:00PM~18:00PM
研修会場: 大阪、クライトンホテル大阪 2F会議室
講師: テリー・オコーナー(クインズランド協会)
研修対象: A2、B1レフリー(25名)
研修題目: スクラムについて
内容: スクラムビデオクリップ(オーストラリア高校大会)を6シーン使い、レフリング検証と、アシスタントレフリーの役割の確認を行った。
 

全国高校ラグビーフットボール大会 レフリー研修会

研修2

研修日時: 12月30日 19:00PM~20:00PM
研修会場: 大阪、クライトンホテル大阪 2F会議室
講師: テリー・オコーナー(クインズランド協会)
研修対象: A2、B1レフリー(25名)
研修題目: コミュニケーションについて
内容: 試合中におけるレフリーのコミュニケーションの方法を確認し、効果的なコミュニケーションについて理解した。
コミュニケーションの種類: プリベンティティブコール(反則の予防)
判定時のコミュニケーション
・ファースト  シグナル
・セカンダリー シグナル
・サータリー  シグナル
リアクティブコール(現象に対する付加コール)
アドバンテージコミュニケーション: アドバンテージコール+シグナル
アドバンテージオーバーのコール
コミュニケーションの留意点: 短い言葉で、簡潔に。
何度も繰り返さない。
同じ用語を使い、毎回違う用語を使わない。
 

全国高校ラグビーフットボール大会 レフリー研修会

研修3

研修日時: 12月30日 20:00PM~21:30PM
研修会場: 大阪、クライトンホテル大阪 2F会議室
講師: 平林泰三 (日本協会A級レフリー)
研修対象: A2、B1レフリー(25名)
機材: パソコン、プロジェクター、ホワイトボード、ポインター、PPT資料
研修内容:
研修テーマ: ゲームプランニング(試合への準備)
研修目的: 試合に向ける準備と計画の重要性を理解し、パフォーマンスを最大限に発揮できるように、自分独自の計画が出来るようになる。
内容: 短期計画である1週間のプランニングの立て方を理解し、実際にベーシックプランとして使える1週間のスケジュール作成を行った。また、マッチデイプランニングとして、試合当日にすべき活動をグループディスカッションし、メンタルの準備を含めて試合で最大のパフォーマンスを出す事の出来る効果的なスケジュール作成を行った。
 

全国高校ラグビーフットボール大会 レフリー研修会

研修4

研修日時: 12月29日~1月6日 17:00PM~
研修会場: 大阪、クライトンホテル大阪 2F会議室、レフリーコーチ部屋
講師: 斉藤直樹、テリー・オコーナー、田中信明、平林泰三
研修内容: 花園大会期間中のビデオテープや、その他の高校地区予選、大学選手権大会等のDVDを使い、各レフリーそれぞれの1対1ビデオセッションを行った。

受講生からのレポート(ビデオセッション講師・平林レフリー)
関西協会A2レフリー 立川誠道
  • ゲームの予測
    • 流れの中で、次に何が起こるのかを予測する。→足を動かす。
    • セットプレーにおいてAT、DF共にどんなプレーが予測されるのか?
      時間帯や地域なども含めて考える。→ポジショニングする。
  • チェックリスト
    • セットプレーやブレイクダウンにおいては、チェックリストに基いて一つ一つを確認していくこと。しかし、判断がワンテンポ遅れている。ワンテンポ遅れることが、最終的にBKラインのケアができないことへつながってきている。
  • ポイントへの素早い寄り
    • 反則がおこりそうな時に素早く寄ることが大切。素早く寄ることでプレーヤーに対して有効的な声掛けができるし、反則を取ったときにプレーヤーにも説得力がある。
  • キックの蹴りあいになったときには
    • 何を見て、どう動くのか?→チェイサーとキャッチャーとの位置関係や、ディフェンスラインの動き、アタック側の人数などを素早く確認、次のプレーを予測する。→キック、オープン攻撃の両方に対応でき、素早く寄ることのできるポジションへ足を動かすこと→中央付近。
      *とにかく足を動かす!!!
  • ラインアウトでの立ち位置
    • 何故前に立つのか?後ろに立つのか?→理由がある。戦術を予測すること!
    • 決してジッパーポジションにはならないこと!
  • ボールラインランニングについて
    • ボールラインを意識することはとても重要であるが、ATがどこを攻めようとしているのかを予測することも大切。外にスペースがあってチームはそのスペースにボールを運ぼうとしている場合は、残っているDFが壁になりボールを見失うことにつながる。ボールラインから縦に走りこんで、まず視野を確保することが必要である。
  • 全体的に、漠然とレフリングしていたことに気づくことができた。ゲームの予測やポジショニングなど、もっともっと考えながらレフリングする必要があると思いました。