公益財団法人日本ラグビーフットボール協会(会長:土田雅人、東京都港区)は、ニュージーランドラグビー協会(NZR)と、ニュージーランドラグビーとの連携を深め、アジア太平洋地域全体のラグビー競技を発展させるための覚書を締結いたしましたのでお知らせいたします。

本覚書によって両協会は、日本代表とニュージーランド代表との定期的な試合の開催など、戦略的かつ商業的な協業機会を模索してまいります。

2024年から2027年までの間、日本代表およびJAPAN XV(ジャパン・フィフティーン)は、オールブラックス(ニュージーランド代表)、マオリ・オールブラックス、All Blacks XV(オールブラックス・フィフティーン)と、日本で定期的な対戦を予定しています。

また、ニュージーランドを拠点とするスーパーラグビーのチームが、「DHL Super Rugby Pacific (DHL スーパーラグビー パシフィック)」のレギュラーシーズン外にジャパンラグビー リーグワンのチームと対戦する機会や、ブラックファーンズ・セブンズ(女子セブンズニュージーランド代表)とオールブラックス・セブンズ(男子セブンズニュージーランド代表)が既存の大会期間外にセブンズ日本代表と対戦する機会の創出を、互いに検討します。

また、女子ラグビーの分野では、「Sky Super Rugby Aupiki (スカイ スーパーラグビー アウピキ)」や「Bunnings Warehouse Farah Palmer Cup(バニングス・ウェアハウス ファラー パーマー カップ)」において、日本の女子トップ選手がプレーする機会を検討していく予定です。

 

マーク・ロビンソン  ニュージーランドラグビー協会 CEO

「日本ラグビーとニュージーランドラグビーは、フィールドの内外で協力し合い、お互いを尊重し、ラグビーへの愛とラグビーの価値を共有するという、長きに渡る強い歴史を持っており、このたびの覚書締結を嬉しく思います。

この覚書は、我々の代表チーム、コマーシャルパートナー、その他のプロチームや各大会が、より密に協力する機会を提供するものです。また長期的には、男子と女子の大会がどのように連携できるかも検討する予定です」

 

岩渕健輔  (公財)日本ラグビーフットボール協会 専務理事

「ニュージーランドラグビーの伝統および、各チームや大会のインテグリティを尊重する共通の姿勢を受け入れたく存じます。私たちは、ラグビーを愛し、チームワーク、ハードワーク、誠実さやインテグリティなど、ラグビーがフィールドの内外で象徴する価値観を共有しています。

当協会とニュージーランドラグビー協会(NZR)は、今後より密に協力することで、日本とニュージーランドで行われる大会または日本とニュージーランドのチームが参加する既存の大会の伝統、競争力や商業的な活動を維持し、尊重することの重要性を認識しております」


以上