2023年5月、国際統括団体であるワールドラグビー評議委員会にて、コミュニティーラグビーを対象に、タックルの高さを胸骨より下へ下げることを推奨することが、正式に承認されました。日本協会でもこれを受け、競技規則9・13条を試験的に変更いたしますので、ここに通知いたします。
記
競技規則の条項文(変更前):
プレーヤーは、相手側プレーヤーに対して、早く、遅く、または、危険な形でタックルしてはならない。危険なタックルには、肩の線より上へタックルすること、または、しようとすることを含むがこの限りではない。タックルが肩の線より下から入ったとしても同様である。
競技規則の条項文(試験的変更後):
プレーヤーは、相手側プレーヤーに対して、早く、遅く、または、危険な形でタックルしてはならない。危険なタックルには、胸骨より上へタックルすること、または、しようとすることを含むがこの限りではない。タックルが胸骨より下から入ったとしても同様である。
試験的変更の対象:
JAPAN RUGBY LEAGUE ONEを除く、全てのカテゴリー
導入時期
2023年9月1日から
※試験的競技規則導入の効果については適切なタイミングで検証を行い、必要な改定やガイドラインの変更を行なっていくものといたします。
World Rugbyの発表
●通達対象:加盟協会、競技運営関係者、加盟チーム
●文書作成:日本ラグビーフットボール協会 ハイパフォーマンス部門
●本件に関するお問い合わせ先:
公財)日本ラグビーフットボール協会
ハイパフォーマンス部門審判グループ(referee@rugby-japan.or.jp)