(財)日本ラグビーフットボール協会(会長:森 喜朗)は、『ラグビー競技を誰からも愛され、親しまれ、楽しめる人気の高いスポーツにする』ことを目指し、ファンの皆様との密着度をさらに高め、私たちが取り組んでいる様々な事業をスピードをもって推進していくため、組織改革を行い、目標達成のために協会体制を強化いたしました。(新体制の組織図は、このページの下をご覧ください) 【 新体制について 】 日本協会の事業は、ジャパンラグビー トップリーグ、ラグビーワールドカップ2011日本招致活動が加わり、量的に増加し、質的にも変化している。森新会長のもとこれら諸事業を効率よく推進するために、総務事業、競技会運営事業、競技力向上事業、代表チーム事業そして事務局機能とカテゴリーを分け、担当の常務理事をおいてラグビー振興をはかることを理事会において決定した。ラグビーワールドカップ2011招致については真下副会長/専務理事の直轄とし、協会外組織と連携し、平尾新任理事がGM(ゼネラル・マネージャー)として招致活動を推進する。また、トップリーグ事業、マーケッティング事業、競技場建設事業、アジア・ラグビー・インスティテュート創設の各プロジェクトについては、それぞれ特任理事をおき推進する。 日本代表チームスコッドの活動を、特化してサポートするため。2011年のラグビーワールドカップ日本招致に向けてはもちろんのこと、日本代表の強化を効果的に推進していく必要がある。 世界8強進出対策会議は、理事会の諮問により代表チーム強化体制について検討し、「日本代表チームに特化した取り組みを行うための代表チーム事業部門の新設」を理事会に提案、これが承認された。これまでの強化委員会を発展解消し、代表チーム事業部として独立、浜本常務理事統括となる。その他の選手強化については新設の技術委員会が担当することとし、代表チーム事業部と連携を取りながら競技力向上を目指していく。 代表チーム事業部の役割は、多岐に渡る代表チームの活動に特化し、より効果的に強化を図る。代表チーム事業部は、GMを中心にヘッドコーチ、コーチ、テクニカル、フィットネス、メディカル、マネジメント等の担当者をおき、2007年のフランスワールドカップ、そして2011年のワールドカップ招致に向け代表チームの強化を目指す。具体的なコーチスタッフについては、次回理事会において、世界8強進出対策会議より提案される予定。 技術委員会は、わが国の競技力を多角的、長期的に向上させる諸事業を立案・推進し、代表チーム事業部と連携し、新たな視点から2007年・2011年を担う日本代表選手の発掘・育成、および日本ラグビーの国際競技力向上を図る。日本代表チームを除く選手強化および7人制代表強化については、本委員会の担当とする。 ■JRFUの新体制の組織図