強化合宿スケジュール|高校日本代表メンバー ■2015年2月20日(金) 合宿も最終日20日を迎えました。 心配されていた天候も大きく崩れることはなく、寒くはありましたが、恵まれた天候の中での4日間を過ごすことができました。 本日も早朝トレーニングはウェイトトレーニングです。ヨーロッパへの遠征中も続けていく方針です。 強化合宿最後のセッションは練習前に前日19日のゲームのレビューを行い、課題修正を行う練習でした。 スパーク・・・10秒全力 ブレイクダウン・・・スクレーパーラック ラインスピード・・・ロケットスピード 次回合宿までの宿題を確認し、最後はチームビルディングです。気持ちを一つにして、助け合っていく中で皆がまとまっていくのがよくわかりました。 次の集合までは2週間ほどしかありません。この間に一人ひとりがどれだけ課題に取り組んだり、フィットネスを上げてくるかが遠征の成果を大きく左右します。 セレクション合宿に引き続き今回も天理クラブ、天理大学、天理教校学園、宿舎の方々には本当にお世話になりました。心から感謝いたします。ありがとうございました。 宿舎最上階からの天理市内。 最後はチームビルディング。手を使わず一斉に立ち上がります。 最後にタイヤフリップ。 キャップホルダーの伊藤コーチも参加。そして最後は・・・。 閉校式の様子。 ■2015年2月19日(木) 合宿3日目です。 本日も朝のシェイクハンドコミュニケーションから始まりました。 早朝セッションはウェイトトレーニングからスタートです。今日は上半身のトレーニングを中心に行いました。 午前中の練習前ミーティングでは、昨日の練習を映像で見てレビューを行い、本日の練習のゴールを全員で確認し共通認識を持って練習に臨みました。特にブレイクダウンでの低さを意識して、「ロケットスタート」と「スクレーパーラック」が常にできているかを意識しながらプレーすることを皆で確認しました。 そして午前中は天理大学生に胸を借りて、ユニット練習とアタックディフェンスを行いました。 要所要所でストップ→修正ポイントの確認→共通理解を持って行いました。 午後は大学生と25分ハーフで練習試合を行いました。遠征でのウォーミングアップをテストし、試合に入りました。 スタッフも、役割りを分担して、遠征での試合に備えます。 格上の相手とやらせていただくことによって課題が明らかになってきました。天理大学の皆様、ありがとうございました。 本日の夕食は天理ラグビークラブの方が我々のために夕食会を開催してくださいました。天理ラグビークラブの篠森様はじめ、天理ラグビークラブの関係者の方々が出席して激励してくださいました。 夕食はしゃぶしゃぶをふるまって下さいました。おいしいお肉を食べきれないほど準備してくださり、選手の楽しそうな顔が印象的でした。ごちそうさまでした! 合宿もあと半日しかありません。残された時間を大切に頑張ります。 グランドのロッカールームにて、練習前ミーティング。 スクラムも、まとまりが出てきました。 天理大学さんとの練習ゲーム。 ハーフタイム。コーチからレビューが行われます。 天理ラグビークラブさん主催の激励会。 3泊4日の合宿も明日が最終日です。 ■2015年2月18日(水) 合宿2日目、本日は5:50の早朝セッションから始まりました。 コミュニケーションを高めるため、一日の始まりは「握手をして挨拶」から始めます。 朝はトレーニングルームをお借りしてウェイトトレーニングを行いました。「正しい姿勢で」「姿勢を大事に」ペアでフォームを確認しながら、また、コーチ陣も細かくチェックをしながら実施しました。 午前中の練習はフィットネス1K(1Km走)からのスタートです。今日も、キャプテンの秋山選手が、フォワードの先頭で頑張ります。 その後は、チームアタックの確認をしました。チームラン、アタックシェイプを繰り返し、ダブルアップや立ち位置の確認をしました。 ユニット練習は、天理大学の方々の胸をお借りして行いました。フォワード・バックスに分かれ、フォワードはラインアウト・スクラムを、バックスはアタックとディフェンスを交互に行いました。 最後は、アタック・ディフェンスです。大学生のパワーとエネルギーに圧倒され、ブレイクダウンで課題を残しました。 午後は映像を見て練習前ミーティングを行い、目標の共通理解を徹底し練習にのぞみました。 本日の午後のセッションのゴール目標は「ディフェンス」です。そのために必要なキーワードを3つ「クイックセット」「ラインスピード」「ノーインサイドブレイク」を明示し、その3つを意識することを共通認識し練習に取り組みました。 その後、ディフェンスの大切なテーマであるタックルを、激しく練習しました。 ユニットでは、フォワードがスクラム、バックスはセットディフェンスをしました。 宿舎に戻ってからは栄養講習会を行っていただきました。 1 食事の重要性 2 海外遠征でのコンディション 3 ラグビー選手の基本食「栄養フルコース型」の食事 4 からだづくり 筋力アップ 5 サプリメントについて 上記の内容で行っていただきました。 講習後の夕食では、レクチャーしていただいた内容が実践されているかチェックを行ってくださいました。 朝一番、スタッフと選手の握手から一日が始まります。 午前中、練習前のミーティング。 コーチ陣によるレビューが随時行われます。 アタック・ディフェンスの間にも走ります。 ミーティングは栄養講習会。その後のバイキングスタイルの夕食でもアドバイスをいただきました。 ■2015年2月17日(火) 2月3日から5日まで行ったセレクション合宿を経て、2014年度の高校代表26名が決定し再び天理に集合しました。 今年度の高校代表は第40期にあたり、フォワード14名・バックス12名という構成です。 最初に行った結団式では、天野高体連副部長、日野団長より挨拶があり、キャプテン、フォワードリーダー、バックスリーダーが挨拶しました。 キャプテンは秋山大地選手(つるぎ高校)、フォワードリーダーは外岡悠太郎選手(國學院大學久我山高校)、バックスリーダーは前田土芽選手(海星高校)が務めます。 第40期高校日本代表がいよいよスタートしました。 桜のウェアに袖を通した選手たちは、喜びをかみしめていた反面、その責任も、またしっかりと感じていたようです。 本日の練習はウォーミングアップの後、ブレイクダウン、アタックシェイプの順で練習を始めました。 ブレイクダウンでは、サポートスピードにフォーカスして練習を進めました。また、アタックシェイプでは、ポジショニングを確認しながら進めました。 それぞれの練習の間にはS&Cトレーニングを挟んで行いました。 S&Cトレーニングは1K(1km走)という、かなりハードな内容ですが、前回合宿より良いタイムを出し、タフに戦う気持ちを出したキャプテンの秋山選手が頑張り、みんなを引っ張っています。 その後はチームランシェイプ、フォワードとバックスに分かれユニットを行いました。 夜は全体ミーティングの後、同じくユニットに分かれてミーティングを行いました。 今年度は代表決定直後より、無料通信アプリをコミュニケーションツールとして利用しています。情報の共有・事前提供・トレーニングの指示等を合宿期間外でも行うことができ、かなり効果が上がっています。 3月のヨーロッパ遠征を前に、強化合宿が3泊4日、直前合宿が3泊4日しかありません。この限られた中でチームになり、スコットランド、フランスと戦わなければなりません。まずはしっかりとコミュニケーションを図るところからのスタートです。 左から、フォワードリーダーの外岡選手、キャプテンの秋山選手、バックスリーダーの前田選手。 グラウンドでの練習がスタート。 今田コーチから、「精度が低い」と檄が飛びます。 明日も恒例の早朝練習から始まります。