朝日大学 89-5 東北学院大学 【ファーストステージ2014年11月23日(日)13:00 /愛知・名古屋市瑞穂公園ラグビー場 】 暖かい日差しが注ぎ、絶好のコンディションの中、朝日大学のキックオフで試合が開始された。早々にキックカウンターから朝日大学のビックゲイン。ゴール前でのスクラムを支配し、ペナルティートライで5-0と試合が動いた。直後の5分にラインアウトモールより8番シオネが押し込みトライ、10-0とリードを広げた。スクラムで優勢に立つ朝日大学は11分、東北学院大学ボールスクラムをターンオーバー、10番堀口が抜け出しトライ。17-0とした。 対する東北学院大学はペナルティーから相手陣に入るもセットプレーに苦しみ、攻撃の機会を失ってしまう。朝日大学はゴール前の防御からターンオーバー、一気にボールをつなぎFB古田が中央にトライ。24-0とさらにリードを広げた。勢いに乗る朝日大学はその後も5連続トライ、49-0と圧倒し前半を終えた。 後半に入ってもセットプレーに苦しむ東北学院大学はスクラム、ラインアウトを失い、56-0と朝日大学の勢いを止めることができない。その後も4分、8分と朝日大学の連続トライで68-0と一方的な展開は変わらない。東北学院大学は選手を2名入れ替えて対抗、連続攻撃でテンポが上がるもどうしても前進できない。一方、朝日大学も選手を2名入れ替え、さらに流れを維持し、75-0とした。それでも食い下がる東北学院大学は、朝日大学の一瞬の隙をついて中央付近から6番佐々木が独走、75-5と意地を見せる。その後も東北学院大学は必死の防御で食い下がるも、朝日大学が2トライをあげ、89-5で試合が終了した。朝日大学が圧倒的な自力を発揮した試合であった。 (早坂一成) (Photo by H.Nagaoka) AICHI RUGBY (YOSHIE SHIMIZU)