日本選手権大会(1回戦)会見レポート 早稲田大学 59-5 タマリバクラブ

◎タマリバクラブ
○中竹竜二チームディレクター

「「早稲田が圧勝する」などいろいろなメディアに書かれて、クラブの代表が日本選手権に出る意義があるのかという声もある中、責任を持って良いゲームが出来たと思います。土曜の試合はサラリーマンにはきつくて、有給休暇をとってきた奴もいます。正直、勝つつもりでかなり戦術も立て、早稲田の分析もほぼ全員の分を行い、始めは、我々のペースで試合できました。早稲田はセットが強いので、スタンドオフをスクラムの真後ろに位置する「ローバー」をたくさんやって攻撃が出来ました。サラリーマンも本気になったら出来るというところを学生に見せたかったので意義はあったと思います。ただ、日頃トレーニングしている学生に、もうちょっとパックできたら、フィットネスできていたらという差を感じたのも事実です。来年も挑戦したいと思います。セットで思ったよりも組めたのは収穫でした。こんな晴れ舞台でも足が宙に浮かず試合できたので、みんな誇りを持ってよいのではないかと思います。」

○中村喜徳キャプテン
「日本選手権で1勝を目標にしてきて最高の準備を最良のメンバーで出来たと思います。勝てず悔しいですが、意義のあるゲームが出来ました。個人的には(母校の)早稲田に勝つことを願っていましたので、結果的に点差が開いたのは悔しいです。早稲田の前5人に、うちの強いところをぶつけるという作戦はうまくいきましたが、ファーストフェイズの接点でなかなかボールを速く出せませんでした。ディフェンスについては1対1で絶対に負けないことを目指しましたが、その責任を果たして、激しいタックルに皆入って1発で抜かれることはなかったと思います。集散のスキルやオフロードパスを防げなかったのが敗因です。「狂ったように寝て起きてタックルしよう」と円陣の中で話しましたが、その出来には満足しています。勝ちに行かねば学生に対して失礼ですから、ここで勝つことを来年以降も目標にやっていきたいと思います。」

右からタマリバクラブの中竹チームディレクター、中村キャプテン 右からタマリバクラブの中竹チームディレクター、中村キャプテン


◎早稲田大学
○清宮克幸監督

「今日の試合前のミーティングでは学生たちに「仕事をしながら週1回の練習をして、クラブという活動の中でここまで勝ち上がってきた相手。社会人、ラグビープレーヤーとして非常に意義のある、模範となる、尊敬できる先輩たちと意味のある試合をしてきなさい」と言って送り出しました。試合内容を見ても非常に精度の高い動きをして、ハンドリングなどのイージーミスもなくやる姿を見て、後輩ながら非常に良いチームになっていると思いました。良い試合をさせてもらったと思います。今日の試合を否定することはありません。この先、クラブの方たちがもっともっと実力をつける努力をしてくれれば良いのではないでしょうか。今日のターゲットはトヨタ戦に向けて3週間やってきた動きを見せないように、個人のボール扱い、サポートがテーマでした。トヨタにはあんまり小細工はしないつもりです。ある程度の成果は出せると思っています。トヨタは力のあるチームですが、出来、不出来の波のあるチームだと思います。ただ、トップリーグ入りを1年目で逃したチームなので、早稲田戦を一つの通過点とは見ていないでしょう。全力で準備してこられるものと思っています。そういう相手に一泡吹かせるつもりです。」

○諸岡省吾キャプテン
「昨日のミーティングでは、タマリバは早稲田のOBも多く、プライドもある方々ばかりなので、その部分で負けてはいけないと話したのですが、出足で甘いプレーが出てしまったのが一番反省すべき点です。今日の試合の入り方ではトヨタに勝てません。意識を変えて一人一人がトヨタ戦に向かっていきたいと思います。大学選手権の後、1週間は体を休めましたが、翌週から普通に激しい練習をやってきましたので準備万端です。試験中もやりました。体の痛いところがなくなったので、大学決勝より良い状態で臨めます。」

右から早稲田大学の清宮監督、諸岡キャプテン 右から早稲田大学の清宮監督、諸岡キャプテン

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