2007年度以降の『ラグビー科学研究』は「国際標準逐次刊行物番号」(ISSN 1881-8420)を表示することになり、これまで以上にプレゼンスの高い研究誌への歩みを踏み出しました。『ラグビー科学研究』は、コーチ、レフリー、医科学に必須なエビデンスであり、世界の急進的かつホームユニオン主導のラグビーシーンの中で、恒常的な実践研究の推進を図ることが我々には望まれると考えています。今回のATQ概括とトップリーグ分析は、日本ラグビーに関わる総員の更なる知力結集を鼓舞する機会と提起したいと考えています。なお、ワールドカップ分析及び基礎研究は、今年度の後半期に出版予定の『科学研究第2部』にて発表予定です。

競技力向上委員会委員長
上野裕一
情報・科学部門長
佐々木康

内容

  • 緒論 情報・科学部門とATQ連動のパースペクティブ
  • 2007年度U21・U23 日本代表 ニュージーランド学生代表来日シリーズ報告
  • 2007年度19歳以下ラグビー世界大会総括
  • IRBセブンスワールドシリーズの動向と7人制日本代表 香港・アデレード大会に参戦して
  • U19における8対8スクラムへの国内ルール変更についての経過報告
  • ジャパンラグビートップリーグのゲーム構造 2003-2006縦断比較

販売価格

    1000円

*8月10日(金)ワールドカップ壮行試合「日本代表 vs アジア・バーバリアンズ」会場にて販売予定。