麻生レフリー、南アフリカ研修リポート(最終報告)

先ごろ南アフリカで開催された、IRBが主催する「タレントIDプロジェクト」。参加した麻生レフリーから最終報告が届きました。 「タレントIDプロジェクト」についてはこちら、麻生レフリーからの中間報告についてはこちらです。
8月2日、無事帰国いたしました。プログラム後半は検査結果のレビュー、さらに詳しいゲーム理解ということで進みました。検査結果はフィットネステスト、そしてGenetic Brain Profiling(GBP)です。 フィットネステストの結果はIRBパネルレフリーの数値との比較や、今回のレフリー同士でも比較が行われるなど、細かく数値化されていました。そして、それに基づいたトレーニングプログラムの提示がありました。 またGBPでは自分の体の優位性(手、足、目、耳、脳)を調べました。生まれつきの強さや弱さ、そして感度などの性格特性を確認し、このことで普段の生活環境下での自然なふるまいと通常の状況下で機能することに対する好みを理解するということ、そして私たちがストレスを感じた時の対処などについて提示がありました。それぞれ詳しい結果については後日郵送されるそうです‥‥とても楽しみにしています。それを見て、現状と課題を把握し今後に生かしていきたと思います。 そして、ゲーム理解についてはスーパー14ストーマーズのコーチよりELV施行に伴いゲームの様相が変わってきている点から、キッキングゲーム、カウンターアタックのディフェンスシステムについて、チームのシーズンの検証と分析をもとに傾向について説明がありました。 今回のプログラムではレフリングスキルはもちろんですがコーチも同じプログラムを受講しているため、特にゲーム理解ということを重点的にレクチャーがありました。ラグビーが毎年変わっている中で、コーチはもちろんレフリーにとってもとても重要なプログラムとなりました。 期間中IRBはじめ、南アフリカ協会、南アフリカレフリーソサエティー、ステレンボッシュ大学、ステレンボッシュ大学スポーツ・インスティチュート、ウェスタン・プロバンス・アカデミーの方々には大変お世話になりました。このような現地研究機関の全面的なサポートを受け、とても素晴らしい環境で11日間のプログラムを受けることができ、とても感謝しております。今後この経験をいかし、来月より始まりますシーズン、来年にはU-20ジュニアチャンピオンシップ日本開催、そして2015年W杯招致へ向け、レフリーという立場から少しでも日本ラグビーに貢献ができるよう、今後も努力していきたいと思います。(麻生彰久)
今回の受講者達とともに
今回の受講者達とともに
 

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