平林レフリー、ワールドカップセブンズ遠征報告

日本協会A級公認レフリー 平林泰三
 
開幕戦マッチオフィシャル
開幕戦マッチオフィシャル
 
派遣レフリー:
平林泰三(日本協会A級公認)
派遣期間:
2009年2月28日から3月8日
大会名称:
IRBラグビーワールドカップセブンズ2009
開催国:
UAEアラブ首長国連邦
開催期間:
2009年3月5日から7日
開催会場:
The Sevensスタジアム
宿泊先:
EKハーバーホテル
遠征日程:
2月28日
午後 日本選手権決勝後に関西空港経由にてドバイ移動
3月1日
午前 ドバイ到着、ホテル移動
午後 リカバリーセッション、ミーティング
2日
午前 レフリーミーティング
練習試合 南アフリカvsウルグアイ
午後 男子チームコーチ・レフリーミーティング
3日
午前 レフリーミーティング
スタジアム視察、アシスタントレフリー講習
午後 女子チームコーチ・レフリーミーティング
4日
午前 レフリーミーティング
オープンフォーラム
午後 ルール講習会 女子日本代表
ミーティング 男子日本代表コーチングスタッフ
5日
午前 レフリーミーティング
午後 大会第1日目
6日
大会第2日目
7日
大会第3日目
8日
早朝 ドバイ出発
深夜 帰宅
参加レフリー:
男子レフリー; ギャレット・ウイリアムソン(NZ)、ヤコ・パイパー(SA)、カルロ・ダマスコ(ITA)、ジェームス・ボラビウ(FIJI)、アンドリュー・リーズ(AUS)、デイビッド・キーン(IRE)、サイモン・マクドウェル(IRE)、スコット・ハーバード(AGF)マルセロ・ピラーラ(ARG)、ジャンルク・レボラル(FRA)、ニール・パターソン(SCO)、ジェームス・ジョーンズ(WAL)平林泰三(JRFU)、*アンドリュー・スモール(ENG)は不参加 女子レフリー; ダーナ・ティーガーデン(USA)、ゲイブリエル・リー(HK)、ジョイス・ヘンリー(CANADA)、クレア・ダニエルズ(ENG)
アシスタントレフリー; ディルロイ・フェルナンド、バーバラ・ガスティアーニ、二ザム・ジャマルディーン、アナスタシア・カモーバ、アンソニー・ロシアン、ハリー・メイソン、大澤美保、大槻卓、戸田京介、ティム・シー、グラント・ベイトマン、アラン・ウィッコンブ、マーク・ドゥエット
レフリーマネージャー; パディー・オブライアン(IRB) キース・ローレンス(IRBセブンズマネージャー) スタン・ライト(アラビアンガルフ協会レフリーマネージャー)
パフォーマンスレビューアー; タペ・ヘニング(南アフリカ)、 トニー・リンチ(ウェールズ)、 デニス・イメルマン(南アフリカ)
担当試合:
第1日目 男子 ウェールズ vs ジンバブエ(開幕戦)
第2日目 女子 カナダ vs タイ
女子 スペイン vs カナダ
男子 南アフリカ vs スコットランド
第3日目 男子 ホンコン vs イタリア
男子 ジンバブエ vs ウルグアイ
*その他、3試合アシスタントレフリー担当
 
IRB会長ラパセット氏と開幕戦直前にて
IRB会長ラパセット氏と開幕戦直前にて
総括 1993年にスコットランドで開催された第1回目より、香港(1997、2005)とアルゼンチン(2001)と周って、第5回目のワールドカップセブンズ開催となった。今回の大会は、ドバイでの開催となり、このワールドカップセブンズに際して「ザ・セブンズ」という名称の約40000人収容のスタジアムを建設して運営された。このスタジアムには、メインスタジアムの他に4面のサブグラウンドがあり、2面目のスタジアムでも試合が開催され、その他のグラウンドはウォームアップ会場として使用された。 本大会では、ラグビーのオリンピック復帰と真のスポーツとしてのグローバル化を大きな目的としており、初めて女子ワールドカップセブンズも同時開催された。 IRBより世界各協会約100名の候補の中より、男子レフリー13名、女子レフリー4名がメリットベースによりセレクションされた。2000年にIRBレフリー選出方式が大幅に変更されてからは、アジア地区よりアジア人レフリーは初の選出となった。 大会では、ワールドカップセブンズ開幕戦レフリー割り当てを頂き、大変名誉ある試合を任される事となった。第1回ワールドカップに参加された斉藤直樹氏からは、「初戦と最終戦のこの2試合のレフリー割り当ては特別な意味を持つ。」と聞かされて、その試合の重みと意味を改めて実感すると共に、非常に光栄なことであることを再確認した。 開幕戦ではIRB会長ラパセット氏のキックオフセレモニーがあり、またIOC(国際オリンピック委員会)幹部も多く見守る厳粛な雰囲気で緊張感のある試合となった。 また、大会期間中には、個人的な大記録を達成する事が出来た。国際セブンズ試合(国同士の試合のみ、クラブ試合は含まず)の試合が第2日目の女子カナダ代表対女子スペイン代表戦にて、100試合を達成した。多くのIRBレフリー仲間や関係者より多くの祝福を受け、レフリー人生でも記憶に強く残る大会となった。 大会期間中には、男子日本代表、女子日本代表に対しても、ルールやレフリングについてDVDやシートを用い説明をし、代表活動のサポートをした。 このワールドカップに向けて、約6か月間、集中的な強化プログラムを作りレフリングのパフォーマンス向上をした。その結果がパフォーマンス評価でワールドカップにて出せた事は非常に嬉しく思う。今回、アジア人として、日本協会を代表してワールドカップの場に立てた事に、多大なサポートを頂いたIRB、アジア協会、日本協会、その他遠征が円滑に行くように支えてくれた方々に感謝致します。 ワールドカップまでに得て来た経験を、次回の香港セブンズ以降にもしっかりと生かし、また日本レフリー界やアジアレフリー界に還元して行きたいと思います。
IRBレフリーマネージャー、パディー・オブライアン氏と
IRBレフリーマネージャー、パディー・オブライアン氏と
 
イタリア vs 香港
イタリア vs 香港
 
イタリア vs 香港2
イタリア vs 香港2
 

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