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サントリーのジョーンズ監督(右)と竹本キャプテン |
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グレーガン選手 |
◎サントリーサンゴリアス
○エディー・ジョーンズGM兼監督
「結果はすごく嬉しく思いますが、自分たちのプレーができたことが嬉しいです。サントリーらしくボールキープし、FW。明日から準備に入りますが、選手はすこしゆっくり休んでほしいと思います」
──終わった瞬間は何を考えたか?
「ビール飲みたい(笑)。今シーズンはずっと練習してきましたが、最後の練習に43人全員が臨んでくれました。サントリーのプレーのやり方は勇気がなければできないのですが、それができたと。シーズン序盤は3試合やって2敗。それが日本一になったことを嬉しく思います」
──試合のプランは?
「キープレーヤーを仕留めることです。三洋さんは外国人を頼りにしていて、前半は5人がFWで外国人でした。そこでコンテストに勝ったことが大きかったです。アタックでは我々は相手の10番、12番をターゲットにしました。そこでゲインできたことが良かったです」
──マン・オブ・ザ・マッチは?
「22名全員です。それに、今日、プレーできなかった選手がヒーローです。練習のときからハードにやってくれました。選手が試合より練習のほうがきついと言っています。常に100%で練習した選手、もちろんキャプテンも素晴らしかった。さらに、今日の眞壁は信じられないプレーをしてくれました。何が良いのか分からないでやっているところが良いですね(笑)」
──ジョージが残してくれたものは。
「ジョージは常に競争心があります。勝ちたいという気持ちですね」
──ジョージに一言を?
「引退するときですよ(笑)。彼をコーチできたのは嬉しく思います」
○竹本隼太郎キャプテン
「前回のプレーオフファイナルより、タフにフィジカルに戦うことができました。時間の足りない中、修正して、試合を通して自分たちのラグビーができたことを嬉しく思います」
──後半、三洋に続けて獲られなかったことが良かったが?
「本当は一つも獲られたくなかったのですが、やはり三洋さんは強いので、獲られたときは、次はリラックスして正確なプレーをしようと声を掛けて、それができたと思います」
──頻繁に円陣を組んだが?
「やはり、言いたい選手が多いが、ハドルを組むことによって一人の言葉に集中し、1つのプレーに集中できたと思います」
○ジョージ・グレーガン選手
「サントリーの選手として良い終わり方ができました。今シーズンは大きなチャレンジをしましたが、準備、姿勢、態度、スピリッツが去年までとは違いました。サントリーのアグレッシブ・アタッキングラグビーは難しいし、三洋さんはとても良いチームで、決勝で勝つことは難しかったのですが、やり遂げることができました。1対1のアタック、ディフェンスが良かったと思います。(オーストラリアの、と言い間違えがありましたが、訂正して)サントリーのスタイルのラグビーは、若い選手もいるのでさらに成長して、長い間日本のラグビーを牽引すると思います」
──日本のラグビーへの提言は?
「日本のラグビーは3年前と比べてすごく良くなっています。トップリーグでも4から5位までのチームは向上しています。さらに上げ続けることですね。試合の流れも良くなり、そのことで選手も良くなっています。これはあるべき未来です。もし、できたら日本のラグビーに希望が持てます」
──ゲームコントロールが難しい場面で入ったが?
「すべてのゲームで後半20分過ぎからは重要です。今日はやっている選手が、今までやってきたことを信じることができました。特に疲れているときにやるべきことをやるのが信頼感を生みます。シーズン最後までハードに一生懸命練習をしたのが、決勝で勝てた要因です」
──日本での一番良い思い出は?
「今日、日本選手権に勝てたことです。他にもあるのですが、思い出が多すぎて難しい。家族にとっても日本は良かったです。プレーしている間にエディーにコーチしてもらえて良かったです」 |