「競技規則3.12 (b)」についてのルーリング2011-1 (競技規則の確認)

平成23年6月15日
日本ラグビーフットボール協会

専務理事 矢部達三


競技規則につきまして、IRBよりこのほど、下記の通りルーリングに関する通達が出されました。日本協会でもこれを受け、ここに通知いたします。関係者各位へ周知徹底いただけますようよろしく願い申し上げます。

イングランド協会からのルーリング要請

競技規則3.12 (b) に関するルーリング要請:


「ノンコンテストスクラムが命じられたが、フロントロープレーヤーに交替が必要な負傷が生じ、負傷したプレーヤーと交替可能なフロントロープレーヤーがいる場合、そのプレーヤーが交替しなければならず、他のプレーヤーであってはならない。」

今回のルーリング要請は、今年初めに行われたイングランド対フランス戦に起因している。まず、ダン・コール選手(プロップ)の交替プレーヤーとして、ヘンドレ・フーリー選手(バックロー)が入った。もう一人のイングランド代表のプロップは、すでに負傷をして交替していた。また、ディラン・ハートレー選手(フッカー)は戦術的交替で退いていた。当協会のルールサブコミッティーの見解としては、ノンコンテストスクラムによって試合が続行されるとしても、競技規則3.12.(b)により、フーリー選手ではなく、すでに交替していたとはいえ、フロントロープレーヤーであるハートレー選手が入るべきであったと考える。

ラグビーワールドカップで類似した状況が起きた際に混乱が生じないよう、本件に関する明確化を求める。

ラグビー委員会の指定メンバーによるルーリング:

フロントロープレーヤーの負傷が続いたあと、さらにまたフロントロー1名が負傷した時、まだ出場していないフロントローの交替プレーヤーがいれば、レフリーがノンコンテストスクラムを命じた場合でも、そのプレーヤーが、その時負傷したプレーヤーと交替しなくてはならない。

フロントロープレーヤーの負傷が続いたあと、さらにまたフロンロー1名が負傷し、(その時点で)すべてのフロントローの交替選手が出場してしまっていたら、レフリーがノンコンテストスクラムを命じた場合でも、入替えですでに退いていたフロントロープレーヤーが負傷した選手の交替とならなくてはいけない。ただし、レフリーが、その負傷よりも前にノンコンテストスクラムを命じており、当該チームがすべての交替プレーヤーを出場させてしまっていた場合、そのフロントロープレーヤーの交替はできない

(2011.6.24)

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