デフラグビー国際試合「日本選抜 vs 豪州選抜」マッチレポート(11月5日)

デフラグビー国際試合「日本選抜 vs 豪州選抜」

日時: 平成23年11月5日 11時30分キックオフ
会場: 名古屋市瑞穂公園ラグビー場
試合結果: デフラグビー日本選抜 3-22 豪州選抜
前半(3-5)
後半(0-17)
デフラグビー国際試合「日本選抜 vs 豪州選抜」   デフラグビー国際試合「日本選抜 vs 豪州選抜」

両チーム入場後、オーストラリア選抜チーム、サイレント・ナイツの選手によるオーストラリア原住民アボリジニの伝統儀式、そして両国の国歌斉唱が行われ、会場は国際試合の神聖な雰囲気に包まれます。その後両チームが気合十分の円陣を組み、オーストラリアチームのキックオフで試合がスタート。

体格で日本選抜をはるかに上回るオーストラリア選抜は、試合開始早々から猛烈な突進で日本選抜に襲い掛かります。それでも献身的なタックルや、フォワードの頑張りでスクラムも持ちこたえ、日本選抜はそう簡単にゴールラインを割らせません。
しかし、開始15分、身長195cm、体重95kgの大型フルバック、ウェイド・ペンフォールドにカウンターアタックから50mの独走を許し、その後インゴールに蹴られたパントを13番クレイグ・マーテン選手が押さえオーストラリア選抜が先制、ゴールは外したものの、「もしや一方的な展開になるのでは・・・」と嫌な予感がファンの脳裏をよぎります。

しかし、ここから日本選抜が信じられないような粘りを見せます。体格や突進力に物を言わせ襲い掛かるオーストラリア選抜に対し、日本選抜はまさに全員ディフェンスで低く粘りのあるタックルを浴びせます。痺れを切らしたオーストラリア選抜が自陣10m付近でノーバインドタックルのペナルティ、この約45mはあるPKを日本選抜13番大塚選手が見事に決め、3点を返し食らいつきます。
その後、相変わらずフィジカルな強さを生かした縦突進で攻めるオーストラリア選抜に対し、素早いパス回しで対抗する日本代表、双方お互いに引かない展開となりますが、肝心なところでミスが起こり得点できず、こう着状態となります。前半はそのまま日本3-オーストラリア5で終了。日本選抜の健闘が光りました。

デフラグビー国際試合「日本選抜 vs 豪州選抜」

しかし後半開始早々、オーストラリア選抜の怒涛の攻めが始まり約15分の間日本選抜は自陣にくぎ付けとなります。オーストラリアチームが日本ゴールに迫るたび、観客からは悲鳴に近い声援が起こりますが、その都度日本選抜の低く鋭いタックルがピンチを救います。
それでも次第に日本選抜に疲れが見え始め、スクラムも圧倒されるようになり苦しい展開となります。

  デフラグビー国際試合「日本選抜 vs 豪州選抜」


ついに後半20分、日本ボールのスクラムを奪ったオーストラリア選抜がそのままフォワードでボールを繋ぎトライ、更にはその5分後にもこの試合大活躍のオーストラリア選抜7番デビット・ケーシーがトライを挙げ、日本選抜を突き放しにかかります。
何とか1トライがほしい日本選抜は試合終了間際からロスタイムにかけ怒涛の攻めでオーストラリアゴールに襲い掛かります。しかし、あともう一歩のところでゴールラインを割れず、一瞬の隙を突いたオーストラリア選抜にターンオーバーを許し、万事休す。ダメ押しのトライを取られ、最終的に3-22で敗れました。

しかし、明らかに体格差のある相手に対し、捨て身のタックルで挑み、最後まであきらめずに相手ゴールを脅かした日本選抜クワイエット・タイフーンに対し、会場及び対戦相手のサイレント・ナイツからも惜しみない拍手が送られました。

トップリーグ第2節 トヨタ自動車ヴェルブリッツ×ホンダヒート の試合終了後、両チームの選手による東日本大震災復興募金活動を行い、試合観戦にいらしたお客様への募金を募りながらも、握手やハイタッチをおこない多くのお客様にも感謝の気持ちを伝えておりました。
募金活動での善意は、日本ラグビーフットボール協会 ラグビーファミリー支援会を通じ、被災されたラグビーファミリー(県ラグビー協会、チーム、学校、その他)への援助や、ラグビーに関わる復興支援活動に役立ててまいります。

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