U-15ジュニアラグビー競技規則の改訂等について(通達)

平成24年4月20日
日本ラグビーフットボール協会

専務理事 矢部達三


下記の通り、「U-15ジュニアラグビー競技規則」を改訂すると同時に、「U-15ジュニアラグビー安全基準」及び「U-15ジュニアラグビー服装規定」を新設し、これ等を平成24年4月1日から施行致しますのでここに通知いたします。
但し、これらの内、「平成24年度(2012-2013)U-15ジュニアラグビー競技規則」に関する三地域協会における施行日の最終期日は平成24年9月1日といたします。
関係者各位へ周知徹底いただけますようよろしく願い申し上げます。

(添付文書)

【改訂のポイント】

1
「平成24年度(2012-2013)U-15ジュニアラグビー競技規則」の改訂、「U-15ジュニアラグビー安全競技基準」及び「U-15ジュニアラグビー服装規定」の新設

  1. 「U-15ジュニアラグビー競技規則」の内、(2)安全確保・安全対策強化指導を分離、独立し、「U-15ジュニアラグビー安全競技基準」を新設します。
  2. 「U-15ジュニアラグビー服装規定」を新設します。
《改訂前》 【U-15ジュニアラグビー競技規則】
(1)U-15ジュニアラグビー競技規則
(2)安全確保・安全対策強化指導
《改訂後》 【U-15ジュニアラグビー競技規則】
【U-15ジュニアラグビー安全競技基準】
【U-15ジュニアラグビー服装規定】

2
「平成24年度(2012-2013)U-15ジュニアラグビー競技規則」は以下の要領で改訂致します。

  1. IRB競技規則との整合性を徹底する為に本競技規則の記載方法の変更について

    本年度のU-15のジュニアラグビー競技規則の変更ポイントは、原則として"IRB競技規則"に準拠し、表記方法、及び項目記号を変更いたします。

    ※U-15のジュニアラグビー競技規則は、"IRB競技規則"と相違する箇所(読み替える箇所)、及び確認が必要な箇所のみを記載しているのは従前のとおりです。この為、記載のないそれ以外の箇所は、IRB競技規則(含む19歳未満標準競技規則)に準拠していますのでこれを参照しなければならないことも従前通りです。

  2. 本U-15競技規則の改定箇所について

    以下の箇所を改定していますのでご参照ください。

    ※前述の通り、主要な改定箇所以外でも、前項1)の表記方法、及び項目記号を変更していますので、当然、各条文の記載文章も変わっています。


=以下は主要な改定箇所のみを抜粋しています=

第3条 プレーヤーの人数

3.3 12名未満のプレーヤーによる試合

1チームにつき12名より少ないプレーヤーによる試合は、試合途中において怪我や病気により出場選手が11名までは許可される。但し、チームは、試合開始時点では12名の健康な選手を揃えていなければならない。

3.4 交替/入替えのプレーヤーとして指定されたプレーヤー

交替/入替えのプレーヤーの数は10名以内とする。
また、試合途中において登録されたリザーブプレーヤー全員の交代を認める。

3.5 フロントローとして適切に訓練され、かつ経験のあるプレーヤー

(a) チームは、フロントローとして適切に訓練され、かつ経験のあるプレーヤーを5名以上含めなければならない。

第4条 プレーヤーの服装

4.1 追加着用を認めるもの(義務)

IRBが追加着用を認めるものの内、以下のものは装着・装用を義務とする。
(f)マウスガード、歯を保護するもの
(g)IRB競技に関する規定第12条に適合するIRBマークが付いたヘッドギア

第5条 試合時間

5.1 試合時間

(a) U-15カテゴリーの試合時間は40分以内に加えて、失われた時間とする。試合は、競技時間20分以内ずつ前後半に分けて行う。

(b) U-14、U-13カテゴリーの試合時間は30分以内に加えて、失われた時間とする。試合は、競技時間15分以内ずつ前後半に分けて行う。

(c)ただし、U-14カテゴリーの試合で、双方のチームの出場プレーヤーが全員中学2年生の場合は特例としてU-15カテゴリーの試合時間を適用することができる。

5.6 延長時間 =19歳未満標準競技規則 5.1を適用=

トーナメントで引き分けの場合でも、試合を延長してはならない。

第10条 不正なプレー

10.4 危険なプレー、不行跡

(t)〔Original(6)〕 ローヘッド: いずれのプレーヤーもモールへの参加を含む全ての局面において頭を肩や腰より低く(ローヘッド)した状態でプレーをすることはできない。
具体的にはボールの争奪、及びタックル時、ボールを確保する行為、ラックの形成前からラック・モール形成時を含めた全てのプレーにおいて、故意、あるいは継続的に顔を下に向け、肩や腰よりも頭を下げたままプレーすることをいう。
罰: ペナルティキック

(u) 危険なタックル: いずれのプレーヤーも手だけでジャージをつかんで相手側プレーヤーを振り回してはならない。
罰: ペナルティキック

第19条 タッチおよびラインアウト

19.8 ラインアウトの形成

(a) ラインアウトに並ぶプレーヤー(ラインアウトプレーヤー)は双方2人-5人とする。
罰: 15mライン上でフリーキック

(b) IRB競技規則に準じ、ボールの投入側がラインアウトに並ぶ最大の人数を決定する。
罰: 15mライン上でフリーキック

第20条 スクラム

20.1 スクラムの形成

(g) 双方のフロントローは、膝を充分に曲げ、腰を落とすと同時にしっかりと背中をまっすぐにし、頭を上げたスクラムの正しい姿勢をとる。
レフリーはこの姿勢を「クラウチ」の声で確認し、「タッチ」をコールする。レフリーは双方のフロント1・3番(両プロップ)が外側の腕で、確実に相手の上腕にふれるよう指導する。そしてレフリーは「ポーズ)」で双方が上腕に触れ合ったまま、静止状態を確認した上で、「エンゲージ」をコールする。エンゲージは命令ではなく、フロント同士で準備ができたら組み合ってよい、というコールである。
プレーヤーは一連の動作を確実に行なわなければならない。レフリーは、安全でしっかりとスクラムを組むよう慎重にコントロールすることとする。
罰: フリーキック

(k)〔Original(7)〕 安全でしっかりとしたスクラムの形成:スクラムは以下の各カテゴリーのプレーヤーのスキルの習熟度に応じて安全でしっかりとしたスクラムを形成しなければならない。
1) U-15カテゴリーでのスクラムは安全を確認した上で、しっかりと組合い、かつ体重をかけあう。
2) U-14、U-13カテゴリーのスクラムは、安全を確認した上で、しっかりと組み合う。但し、レフリー又は主催者は、安全が確保できないと判断した時は、選手の習熟度に対応したスクラムとすることができる。
罰: フリーキック

20.9 スクラムにおけるその他の制限

=19歳未満標準競技規則=

(j)スクラムの移動: スクラムを相手ゴールラインに向かって押すことは反則である。
故意ではなく不可効力によってスクラムが1メートル以上移動してしまった場合は、元の位置に戻して再びスクラムを組む。
なお、U-15カテゴリーにおいて、ボールが投入され、フッカーがフッキングする際に、故意ではなくボール投入側のスクラム位置が、若干(10-20センチ以内程度)前に動いた場合は、そのままスクラムを継続する。
罰: フリーキック

(2012.4.21)

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