橋元レフリー「ニュージーランドWAIKATOレフリー研修」報告10(最終)

関西協会 橋元教明
昨年の4月よりオリンピック主催のISA研修を利用いたしまして、NZのハミルトンに11か月滞在し研修を行ってまいりました。

●研修の目的

将来、国際的に通用する人材を育成すること。 レフリングスキルの向上。 ワイカトとのレフリーを始めコーチなどとの人脈を作る。 小学校の授業のあり方、プログラムを学習する。 日本協会とワイカト協会のネットワーク強化 語学力向上、現地ラグビー文化の理解 2019年日本開催ワールドカップに向けNZワールドカップ視察

●ハミルトン滞在中の主な活動

レフリー活動、マンデーミーティング、REF全体トレーニングセッション、スパーラグビーチーフスのコーチング見学、キッズラグビーコーチング見学・指導、ワールドカップ観戦、個人トレーニングセッション、現地小学校実地体験、日本語補習校に週2日勤務、語学学習。 といった内容を主な活動として行いました。

●レフリー活動

ゲーム数といたしましては年間を通して50試合近くのゲームを担当いたしました。 担当したグレードですが小学生からクラブチームプレミアAグレードに至るまで。多くのレベル、年代のゲームを担当することができました。 メインコーチとして2年前より何度か日本のコーチとしていらしているCommunity Rugby ManagerのBill氏が、私のメインREFコーチとしてシーズンを通してコーチングをしていただきました。滞在中の私のメイン課題はシンプルかつ的確なコミュニケーションの取り方をコーチサイドから求められていました。Bill氏にはコミュニケーションの良かった点と今後に向けての課題をアドバイスや提案という形を試合後にレビューしていただいていました。

●感想(総括)

今回の長期研修を通してラグビーの文化、教育のシステムなど多くのことを学ぶことができました。レフリーとしては海外選手とのコミュニケーションの取り方、ゲームマネジメントの仕方などについて更に日本とは違った視点から学ぶことができました。コミュニケーションの大切な要素として、選手に聞こえるように的確なタイミングで声をだす。またゲーム中の気づきを選手に必ず伝える。ということでした。 研修を通して現地のREF仲間も作ることができましたので今後もNZラグビーの情報交換など、継続的に交流を図りたいと思います。 また、昨年はNZでワールドカップ開催ということもあり、実際に現地でワールドカップを体験できたことも大きなプラスとなりました。これら多くの経験は私自身の人間性、REF観、ラグビー観などをとても大きく成長させてくれたと思います。今後の自身のレフリー課題としては、さらなるゲーム理解、コミュニケーションの取り方などを更に研究することが必要であると感じています。ただ、この課題を1つ1つ継続して取り組みクリアすることにより確実にステップUPしていければと思います。これら多くの経験や学びを生かし日本でも実践できればと思います。今後は自身が学んだことを微力ではありますがREF界、またラグビー界に還元できますよう活動していく所存でございます。 最後になりましたがISA研修に伴いオリンピック委員会、日本ラグビーフットボール協会の皆様をはじめ職場、地域協会、レフリーの皆様など多くの方々に感謝と共に御礼申し上げます。今後ともご指導、ご鞭撻の程、宜しくお願いいたします。

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