大槻 卓
日本協会A1レフリー

1 はじめに

この度、カザフスタンのアルマティにて行われたHSBC Asian 5 Nations 2012のTOP5 カザフスタン×韓国戦にレフリーとして参加しましたので簡単ではありますが報告させていただきます。

2 日程

5月17日(木) 中部国際空港より仁川経由アルマティへ
5月19日(土) カザフスタン代表 × 韓国代表
競技会場:University Stadium
5月21日(月) アルマティより仁川経由帰国の途へ

宿泊先は市内より車で30分ほど走った郊外のスポーツリゾート施設でした。プールやサウナ等も備えており、コンディションを整えるのには十分な施設でありました。異文化を感じさせる食事が少々大変ではありましたが快適に過ごすことができました。

3 担当試合

韓国代表 87-17 カザフスタン代表
Referee:Taku Otsuki(Japan)
Assistant Referee: Kyosuke Toda (Japan)
Assistant Referee: Tatsuya Matsuoka (Japan)
Referee Performance Reviewer: Alan Whitcombe (UAE)

4 まとめ

まず、日本のレフリーとして、この2012 A5Nのアポイントをいただいたことを大変光栄に思います。レフリーをするにあたり「早い時間帯での基準づくり」、「コミュニケーション」をポイントとしてゲームに臨みました。

トップ5に残るためには何とかポイントをとりたい後のないカザフスタンでした。ボールポゼッションをとれれば強みであるフィジカルを前面に押し出して確実に得点につなげましたが、セットプレーの不安定さもあり、韓国の早い展開に翻弄され大量失点を喫し完敗という結果に終わりました。会場にはカザフスタンのみならず韓国を応援する姿も見受けられ大いに盛り上がりました。このようなすばらしい機会をいただきました事に心より感謝したいと思います。新たな課題もありますが、この経験を糧に今後のレフリー活動にも取り組んでいきたいと思います。

最後になりましたが、日本協会、アジア協会、そして現地でお世話いただきましたカザフスタン協会の皆様、また快く送り出していただきました勤務先であります(株)豊田自動織機、今回も多くの方々に支えられ充実した遠征を終えることができました。この場をお借りいたしまして感謝申し上げたいと思います。ありがとうございました。

中央、左から戸田レフリー、大槻レフリー、松岡レフリー