■2013年6月21日(金)
昨日20日、名古屋から東京に移動してきました。
2日後の23日にはパシフィック・ネーションズカップの最終戦となるアメリカ代表戦が控えます。
「この短い間に3試合という世界のどこもやっていないタフなスケジュール」とエディー・ジョーンズ ヘッドコーチが言うとおり、15日のウェールズ代表第2戦が終わり、中3日ずつで試合が続く厳しいスケジュールです。
FW陣はスクラムのセッションからスタート。
その前に体をしっかり温めます。それぞれペアになって1人がゴムバンドで後ろから引っぱり、1人はワニ歩きです。
本番のスクラムセッション。
上に乗っかっているのは堀江選手たち2名です。
練習前のミーティングでは、スクラムを指導してくれているダルマゾ スポットコーチから「スクラムは勝っている。自分たちが負けていると思っていたらそれは大きな間違いだ。勝っているスクラムからさらに試合をコントロールしていくことが大事」と言葉をかけられたFW陣。この1ヶ月ほどでスクラムの進化は目覚ましいものです。
スクラムセッションの最後はスクラムマシーンを相手に、細かい修正をしていきました。
アメリカ代表戦へ向けてのメンバーが発表されましたが、先発に返り咲いたのはウィング選手。記者会見でジョーンズHCは「田村はカナダ代表戦でとても良くやってくれたが、ウィングもフィットしてきたので、ウィングを先発で使う」とコメントしました。田村選手は試合途中から勢いを与えてくれるはずです。
キックオフディフェンスの練習も時間を費やして行いました。
BK陣は腕立て伏せやウェイトを使ったアクティベーションを集中して
短い時間で行いました。
そして2チームに分かれてゲーム形式のパスリレー。
今日の練習は約1時間の短い時間で終了し、”デラックス・リカバリー”として
リカバリーには約1時間費やしました。デラックス・リカバリーは
温かい部屋でのエアロバイク、ストレッチ、軽食をとった後にホット&コールドバスで体をリフレッシュしました。
また、今日からスーパーラグビー ブランビーズの分析担当を務めるウォーリック・ハリントン氏が日本代表に合流しました。日本代表の分析担当と密にコミュニケーションを行い、それぞれが良いところを吸収しあいます。
今日明日の東京の天気は少し雨模様ですが、23日のアメリカ代表戦当日は
晴れの予報。 春シーズン最後の試合、ぜひ日本代表の進化した”Japan Way"を見に来てください!
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