3月1日に大阪・近鉄花園ラグビー場で行われた第51回日本ラグビーフットボール選手権大会 準決勝 サントリーサンゴリアス 対 東芝ブレイブルーパス戦でおきた2件の事象について、公益財団法人日本ラグビーフットボール協会は南隆雄 競技運営部長名でサントリーサンゴリアスの部長、監督に対する「フェアプレーの遵守と再発防止に向けた指導徹底について」とする以下の厳重注意を3月6日付で行いましたので、お知らせいたします。
また、ジャパンラグビー トップリーグ所属全チームに対して、本日、フェアプレーの遵守という今回の厳重注意の主旨を各チームで徹底するよう要請しました。

■フェアプレーの遵守と再発防止に向けた指導徹底について(厳重注意)

第51回日本ラグビーフットボール選手権 準決勝 サントリーサンゴリアス 対 東芝ブレイブルーパス戦(2014年3月1日 近鉄花園ラグビー場)におきました下記の事象2件について厳重注意のご連絡をいたします。

本件は日本ラグビーが目指すべきフェアプレーの遵守を損なう問題であると認識しております。

今回の処罰の意義は、「行為を罰する」ことではなく、今後の「再発を防ぐ」ことにあります。日本のトップチームとして貴チームは戦略・技術はもちろん、普及の観点、フェアプレー精神なども「日本最高峰」でなければならないことは言うまでもありません。

貴チーム内におかれましては「フェアプレーの徹底」をスタッフ、選手と再確認頂き、再発防止に向けた更なる指導・徹底に取り組むよう、衷心よりお願い申し上げます。

(公財)日本ラグビーフットボール協会
競技運営部長 南隆雄

【事象/対象選手】

後半38分 東芝陣 ハーフウェーライン付近
(1)対象選手 サントリーNO13平浩二
事象:東芝NO15が密集に参加しようとしたところ、オフサイドの位置でありながら背後から掴んでプレーを妨害した
(2)対象選手 サントリーNO3畠山健介
事象:密集から前方に離れた後、東芝NO6、NO9のジャージを掴んだまま放さず、プレーを妨害した