女子セブンズ日本代表(サクラセブンズ)が出場した「HSBCワールドラグビー女子セブンズシリーズ2015-2016第5戦(最終戦) フランス大会」の大会第2日試合結果がワールドラグビーから発表されましたので、お知らせします。女子セブンズ日本代表は11位/12位決定戦でケニアに敗れ、12位で大会を終了しました。

試合結果詳細については、ワールドラグビーのサイトからご確認ください。

http://www.worldrugby.org/womens-sevens-series/stage/1640/fixtures

ボウル準決勝  サクラセブンズ 0-33 アイルランド代表
11位/12位決定戦 サクラセブンズ 5-12 ケニア代表


<試合後コメント>

■浅見敬子ヘッドコーチ

「フランス大会まで、いかに選手が力みすぎず、自信を持つことができるかについて考えてきた。
大会第1日は結果が出て、0.5秒の反応の早さ、丁寧さ、低さを献身的に繰り返すことができた。
それを大会第2日に繰り返せなかったのは、チーム全体の引き締めが足りなかったからだと思う。
このチームの課題は、力みすぎること、リラックスする『間・バランス』を調整すること。
ワールドシリーズ全5大会で世界のトップチームと真剣勝負できたことは、非常に貴重な経験になった。
また、全5大会を選手たちが大きな怪我なく終えられたことは、2011年から体作りに時間を割いてきた結果だと思う。
リオデジャネイロオリンピックまで約70日、選手一人ひとりの課題に対するアプローチをさらに徹底し、強化していく」

■中村知春キャプテン

「試合のクオリティに波があることがチーム全体の反省点。
どんなチーム相手でも常にハイクオリティな試合内容にしなくてはならないのに対し、大会第2日は2試合とも3流の内容になってしまった。
後半に追い上げるシーンもあったが、5試合通して前半の失点の多さが勝ちきれない要因になった。
ハイプレス、ハイテンポのサクラセブンズのスタイルをぶらすことなく、ラグビーの質を上げて、強くなりきれない原因を徹底的に潰してリオデジャネイロオリンピックまでの期間を過ごしたい。
今シーズン初めてコアチームとしてワールドシリーズの全試合を戦ってきたが、世界の強さと勝つことの難しさを痛感させられた。
リオデジャネイロオリンピックで結果を残して、来シーズンもワールドシリーズのコアチームに必ず入りたい」