9月11日

恒例のヘッドスタート。6:20からのモビリティセッション（可動域獲得）でキャンプ最終日が始まりました。
3日間の集大成として、意識高く、高強度なセッションで締めくくりたいと思います。

ヘッドスタート。フィジオルームでモビリティ

朝食後のセッション前ミーティングでは昨日のレビューが入念におこなわれ、監督、コーチから「NEXT（次にすべきこと）」が明確に提示されました。

樋口監督から映像を確認しながら昨日のゲームレビュー（鷲谷テクニカルコーチが不眠不休で映像を編集）

薬師寺コーチからBKを中心に"NEXT"提示

FWは浅野コーチから「GOODイメージ」の共有

練習前ミーティングで“すべきこと”を明確にし、いよいよ最終セッションに臨みます。

SATから爆発的にスタート（一番手前は選手に負けじと挑む中竹コーチングディレクター）
※SAT＝Shin + Angle + Techniqueの頭文字をとり、早く前に出るためのポジション

タックルリアクション

ラインアウト（Inside foot / 親指内側・ハムキャッチ /「SPEED」）

FOG（Fast Off the Ground＝素早く起き上がる）

スクラム（Hinge / Chase）※Hinge＝蝶番のこと。スクラムを組むための基本姿勢

アングルチェンジ１

アングルチェンジ２

元日本代表キャプテンである2人のコーチ（浅野コーチ、菊谷コーチ）によるタックル後のダブルアクション

Pick upでウェイトトレーニングを実施

あっという間の３日間。閉講式では横田ユース統括、中竹コーチングディレクター、樋口U18日本代表監督から挨拶があり、今後への宿題提示や現段階における自己の能力分析、改めて世界と戦うためのマインドセットについて話がありました。

その後、参加者全員で記念撮影。東芝府中ラグビー部のクラブハウス前で充実したキャンプを締めくくりました。

選手、スタッフ全員集合

スタッフ陣

今キャンプは多くの皆様からのご協力とご理解、ご尽力により実現いたしました。
施設や設備、また練習用具をお貸しいただいた株式会社東芝府中事業所様並びに同ラグビー部の皆様、サプリメント等をご提供いただいた株式会社明治様、そして、選手の所属高校、多くの皆様のご協力とご理解により、大変充実した素晴らしい時間を選手、スタッフともに過ごすことができました。
最後になりますが、今キャンプの実施に携わっていただいた全ての皆様のご厚意に心より感謝申し上げます。そして、今後も引き続きよろしくお願い申し上げます。

9月10日

秋を感じる空の下、早朝6:40のヘッドスタートからキャンプ２日目が始まりました。
モビリティセッション（可動域獲得）に始まり、ユニットトレーニング、ウェイトトレーニングと東芝府中ラグビー部の素晴らしい施設をお借りして、ポイントを明確にした高強度のトレーニングが行われました。

早朝6:00過ぎ、体重測定とバナナ喫食

東芝府中ラグビー部の素晴らしいグラウンド

モビリティセッション（可動域獲得）

ウェイトトレーニング（ベンチプレス）

朝食の後、暫し休憩をはさみ練習前ミーティング、午前中のセッションが行われました。

本日、中瀬コーチが合流

ブレイクダウン（特に「セカンドマンレース」にフォーカス）

「アーリーキャッチ」「ネックターン」「フォロースルー」を意識

13 vs 13ゲームライク（ボールキャリア、「セカンドマンレース」に特化）

ユニット（FW：スクラム・ラインアウト、BK：アングルチェンジ・スキャン・デシジョン）

中竹コーチングディレクターが午後のセッションから合流

午後のセッションではDFのトレーニングの後、10分×3のゲームを行いました。

ダブルタックル

バックスと共にSAT（Shin + Angle + Techniqueの頭文字をとり、早く前に出るためのポジション）から爆発的にスタートする中竹コーチングディレクター

ゲームの様子

明日は最終日。
今キャンプのゴールを達成すべく、意識高く取り組み、全選手が自身の成長を実感できる一日にしたいと思います。

9月9日

本日より、東京都府中市の東芝府中事業所敷地内グラウンドで「2016年度U18TIDユースキャンプ（高校日本代表候補合宿）」第2回合宿が始まりました。
6月の流通経済大学でのキャンプから2か月半、選手の心身における成長を確認するとともに、新たな選手も交え、今キャンプのゴールである世界と戦うための「マインドセット」を実践します。

14時に集合した選手達はメディカルチェックを経て、キックオフミーティングに臨みました。
柴田高校担当特任理事、横田ユース統括の挨拶の後にスタッフ紹介が行われ、樋口監督から第42期高校日本代表のゴールが示されました。
「U19アイルランド代表に勝利すること」

3月の高校日本代表遠征では、U19アイルランド代表との試合が予定されています。
チームで練習できる日数はごく僅か。限られた時間の中で高強度の練習を繰り返し、「変えられる」スキル、考え方・思考・発想を高めていきます。

柴田高校担当特任理事のご挨拶