競技規則の改正(通達)

競技規則につきまして、ワールドラグビーよりこのほど、下記の通り条文改正に関する通達が出されました。
日本協会でもこれを受け、ここに通知いたします。
関係者各位へ周知徹底いただけますようよろしく願い申し上げます。


2016年11月16日に開催されたワールドラグビー特別・中間理事会にて、定款第12条に則り、以下、決定された:

ワールドラグビー競技規則の改正

  • ●第4条の例外プロセス (添付文書1を参照)
  • ●第10条の変更(添付文書2を参照)

添付文書1

4条の例外プロセス
(2016
1116日より施行)

ワールドラグビー競技規則第4(および、規定第12)で認められていない試験的導入の適用について

まず、競技規則第4条(および、これに関連する競技に関する規定第12条)では、プレーヤーのウェルフェアやラグビーユニオンという競技の基本的な本質を守るため、特定の用具を認めたり禁じたりしている。競技に関する規定は、主たる文書である競技規則をもとに競技の特質、スキル、用具や機器、価値、求められれるプレーヤーウェルフェアなどが定められたものである。競技規則がなければ、競技に関する規定も競技そのものも存在しない。競技規則は、ワールドラグビーの競技規則検討グループとラグビーコミッティーによって定期的に見直しが行われている。

ワールドラグビーでは、ラグビーのプレーヤーウェルフェアや競技の発展といったことを促進する目的でプレーヤーが使用できる機器に関する革新的なアイディアを歓迎している。こうした革新的なアイディアが競技規則第4条(および、これに関連する規定第12条)に準拠していない場合、通常は試合中の使用が認められていない。その場合、幅広い研究調査計画の一部として詳細な科学的根拠が付いた申請があれば(詳細は下記を参照)、まずラグビーコミッティーにおいて、プレーヤーのウェルフェアおよび競技の発展という目的を促進しうるものかどうか検討を行うことになる。ラグビーコミッティーが執行理事会に対して実戦での試行へと進めることを提言するアイディアは、特にこのプレーヤーウェルフェアと競技の発展という主要目的を含む競技の革新のメリットについて、詳細な検討が行われていることが前提である。執行理事会において、競技規則第4条では認められないアイディアの試行が承認された場合、第4条(および、これに関連する規定第12条)の例外となる具体的な条件が認められた試行期間中に適用される。試行の検討を申請する際には、以下のことが整っていなければならない:

プロジェクトに対する支持

  • ●機器の使用、および、それに付随する調査プロジェクトは、少なくとも1つ以上のワールドラグビーメンバー協会による支持を得ていること。
  • ●支持するメンバー協会に登録している1つ以上のチームからも、プロジェクトに対する支持を得ていること。

調査プロジェクト

  • ●成果と目的を明確に述べ、また、具体的な予定表もある詳細な調査プロジェクト計画を提出し、ワールドラグビーの科学委員会(または、他に指定された組織)による審査を受けること。
  • ●プロジェクトについて、倫理委員会の倫理審査による承認を必ず受けること。この目的においては、ワールドラグビーの倫理委員会を用いてはならない。
  • ●提案には、新しいアイディアによる機器がプレーヤーの負傷のリスクを一切引き起こさないことを示す経験的証拠が必ず添えられていること。
  • ●新しいアイディアによる機器の使用は、ラグビーにおける価値と既存の目的に合致するものでなければならない。

補償および承諾

  • ●ワールドラグビーが定めるとおりに、支持をしているワールドラグビーメンバー協会からの補償を受けていること。
  • ●ワールドラグビーが定めるとおりに、支持をしているクラブ、または、大会主催者からの補償を受けていること。
  • ●試行に参加するすべてのプレーヤー(および/または、適宜、マッチオフィシャル)が署名した同意書が受理されていなければならない。
  • ●自分達が関わる試合において新しいアイディアによる機器が使用されることについて、相手側のすべてのプレーヤー、および、チームが署名した同意書が受理されていなければならない。

その他の事項

  • ●試行は一定の期間のみ承認され、無期限ではない。
  • ●試行は提出された提案に含まれたチームと試合のみに対して有効となる。
  • ●試行の期限の延長、または、対象チーム/試合の増加は、新たな試行申請として取り扱われる(最初の申請時に提出された情報を再提出することが可能)。
  • ●試行は、毎年5月と11月に開催されるワールドラグビー執行理事会においてのみ承認される。
  • ●試行の一環として収集されたデータはすべて、試行が始まる前に組まれた予定に従ってワールドラグビーでも利用可能なものとし、ワールドラグビーの要請に応じて一定の間隔ごとに詳細な報告が提出されなければならない。最終報告も提出すること。
  • ●ワールドラグビーは、いかなる理由であれ、試行を延期する、あるいは、打ち切る権利を保有する。
  • ●申請を行えば競技規則第4条および規定第12条に準拠しない機器を試行できる、ということではない。

手続きに関する問い合わせ先: research@worldrugby.org


添付文書2

競技規則の改正
(2017
13日より施行)

10.4 危険なプレー、不行跡

  • ●殴打: いずれのプレーヤーも、相手側プレーヤーを、手、腕、または、拳、肘・肩・頭・膝を使って殴打してはならない。

罰: ペナルティキック

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