2月2日
まだ真っ暗な早朝、恒例のヘッドスタートでキャンプ最終日が始まりました。本日のメニューは下肢が中心となります。
セレクションマッチを控えた最終セッションは、お互いの意地と意地がぶつかり合う大変熱を帯びた時間となりました。ここまで取り組んできたスキルやテクニックについて、ポイントを明確にアウトプットしながらコミュニケーションをとり、後半はセレクションマッチのチームに分かれて、ユニットとチームアタック。その後、タックル練習でしっかりと身体を当てて心身の準備を行い、25min×2のセレクションマッチがキックオフの時を迎えました。
セレクションマッチ前、心身の準備をする選手たち
セレクションマッチでは、今合宿で取り組んできたスキルが散見し、高校代表を決めるに相応しいレベルの高い展開となりました。
宿舎に戻り昼食の後、お世話になった宿舎の清掃を行い閉講式。横田ユース統括から「ここからが始まりであり、全選手の今後の活躍に期待する」との話があり、樋口高校代表監督からは、スキルレベルのみならず、全選手の取り組みの素晴らしさについて言及し、強化合宿に向けての、また惜しくも選出されなかった選手への今後への宿題提示がなされました。
第42期高校日本代表選手として選出された26名は、引き続き2月14日から行われる強化合宿(天理教38母屋・天理大学)に臨み、“Beat Ireland”というゴールを達成すべく一丸となって尽力してまいります。
2月1日
6:00に宿舎を出発し、恒例のヘッドスタートで合宿2日目が始まりました。
本日は上肢中心にハードワーク。お互いのフォームをスマートフォン等で撮影してポイントを確認。
正しいフォームでトレーニングを行うことの大切さを改めて学びました。
入念なウォーミングアップで練習に備えます。
昨日同様"TAKE-SPACE"とガチ(ディフェンス時のインサイドブロック)をターゲットにしたトレーニング。
アタックシェイプの確認。
ホールドのアタックディフェンスを行い、すぐさま50mスプリントの連続。
午後のセッションの前に鷲谷テクニカルコーチからポイント提示。
午後も対アイルランドを意識した、体を当てる練習が続きます。
午前中に引き続きアタックディフェンスとスプリントの繰り返し。
積極的にコミュニケーションをとる選手たち。
最後はユニット。
夕食後の全体ミーティングの後、明日のセレクションマッチに備え、各チームによるミーティングが行われました。
明日は最終日。いよいよ第42期高校日本代表が選出されます(発表は週明けを予定しています)。
1月31日
本日より、天理市の天理大学白川グラウンドで「2016年度高校日本代表セレクション合宿」が始まりました。
2泊3日で測定、トレーニング、セレクションマッチを経て、第42期高校日本代表選手26名が選出されます。
開講式では、日本ラグビー協会高校委員会天野委員長より、自分たちを支えてくれる全てに感謝すること、代表としての自覚、プライドをもつことについて話がありました。
続いて日本ラグビー協会戦略室安井室長より挨拶があり、スタッフ紹介の後、高校日本代表の樋口監督から、「U19アイルランドに勝利する("Beat Ireland")」という第42期高校日本代表のゴールが明示されました。
掲げたゴールを達成するため、多くの皆様のご支援、ご理解をいただきながら、これまでに様々な取り組みを行ってまいりました。
高校代表を選出するための最終合宿である今キャンプにおけるゴールは“ALL OUT(すべてを出し切る!)”
文字通り、選手、スタッフ共にすべてを出し切るセレクション合宿にしたいと思います。
開講式の様子
今年度も天理大学ラグビー部様の人工芝グラウンド、トレーニングルームなどの施設をお借りしてセレクション合宿が行われます。
素晴らしい施設をご提供いただきありがとうございます。
入念なW-UPで練習に備えます
測定からセッションが始まりました。
SAT(爆発的に前に出る姿勢。低く、早く加速するための準備動作)からスタート。
菊谷FWコーチからTAKE-SPACE(相手の攻撃スペースを奪う)のポイント提示。
TAKE-SPACEとガチ(ディフェンス時のインサイドブロック)をターゲットにしたトレーニング。
アタックディフェンス。
最後はユニット。BKはスキルトレーニング、FWはスクラムの姿勢と基本。
夕食後の全体ミーティングでは練習のレビュー。監督、コーチから様々な"NEXT(次にすべきこと)"が提示されました。
大石トレーナーによるストレッチセッションで1日のトレーニングが終了しました。
明朝も早朝のヘッドスタートから始まります。