メンバー・スケジュール

8月27日

合宿も最終日となりました。
まずは、ジムセッションで試合に近い強度でサーキットトレーニングを行いました。

その後グラウンドに移動して、目黒学院高校と試合を行いました。

序盤はスピードで圧倒することができましたが、外国人選手を中心とした相手にフィジカルで圧倒されるシーンも多く見られました。
ユース五輪アジア予選前に、外国人選手に対するシミュレーションができたことは選手やチームにとって収穫となりました。

最後に今回の合宿のクロージングを行い、来週の再集合に向けての課題などコーチ陣から話がありました。

いよいよ来週よりユース五輪アジア予選にむけて最終調整となり、決戦の地となる台湾へ向かいます。


8月26日

本日は早朝に宿泊しているホテルの近くにある愛宕神社まで散歩と必勝祈願に行き、2週間後の大会で優勝するために必勝を誓いました。

午前中は神奈川タマリバクラブと練習試合を2試合行いました。
これまでの3日間はいつも以上に走り込んできたので、その疲労もあったのか終始圧倒される結果となってしまいました。

タマリバクラブの巧みなアタックに対して受けに回る場面が多く見られ、普段経験しないプレーへの対応が上手くできませんでした。
セブンズのゲームは、1試合14分の中でインプレー時間は約半分と言われています。その中で相手の予想しないプレーに対して即座に対応する能力やチームのコミュニケーションが大切となります。今日の試合は選手にとって意味あるものになりました。

午後、選手は3つのグループに分かれてそれぞれが今日の試合の分析を行いました。その後、その分析をもとに必要と感じた練習を選手自身で考えて行いました。

明日は最終日です。試合も予定されているので、本日の反省を活かして臨みたいと思います。


8月25日

本日は宿泊しているホテルの前でのストレッチからスタートしました。

合宿も3日目となり疲労も見られますが、その中でも「ハードワーク」を選んで全力で取り組みます。

午前のトレーニングでは昨日と同じようにタックル、ブレイクダウンのセッションからスタート。
タックルでの脚の運び方や体の向きなど細かい部分にもこだわりました。

その後、ゲーム形式のトレーニングを行いましたが、昨日よりもプレーの精度が落ち、フィットネストレーニングが追加されてしまいます。
セブンズでは、ミスからボールを奪い返すにはかなりのスピードと距離を走らなければいけません。それを体に覚えさせていきます。

また、短い時間に選手間でコミュニケーションを図り、プレーの改善を図ることもセブンズの試合では大切な要素です。

午後は味の素ナショナルトレーニングセンターの施設内でウエイトトレーニングを実施しました。初めてセンターを利用した選手がほとんどで、オリンピックのメダリストと何人も遭遇しました。
選手たちは他競技で活躍する選手と同じ施設を利用することで、自分達が現在置かれている立場を改めて理解することができました。

夕食後は明日の練習試合を前に、個人の強みや弱みをチーム全員で共有する為のミーティング行いました。それぞれが仲間のプレーを理解することで自分だけでなく周りも活かすプレーも増えていきます。

最後にチームとして、明日のゲームの目標を決めてミーティングを終了しました。


8月24日

2日目は大会を意識したスケジュールで3部練習を行いました。

午前中はタックルやブレイクダウンのトレーニングを行いました。
昨日の男子セブンズ日本代表の中島アナリストの講義から、本日のトレーニングのテーマを「ハードワーク」としましたが、気持ちの入っていないプレーも見られ、梅田ヘッドコーチから注意されるシーンもありました。しかし、その後は短い時間の中でハードに体をぶつけ合い、集中力の高いセッションとなりました。

その後、ゲーム形式とフィットネストレーニングを混ぜたトレーニングを行いました。セブンズでは一つのミスが一瞬でトライを奪われることに繋がります。
1つのプレー、1本のランニングを集中力高く全力で取り組みました。

午後はアタックに重点をおいてトレーニングを行いました。

そこから更に1時間の休憩を挟んで再びトレーニングを行いましたが、この時間や体の状態が大会のファイナルに近いものになります。体が疲労している状態で集中力を途切らせないように選手間でも声を掛け合いました。

夕食後はトヨタ自動車ビーチバレー部の青木晋平コーチによる「日本代表を考える」ということで自身が日本代表選手として経験してきたことを話していただきました。

選手はグループワークを交えて日本代表選手としての戦う意味や姿勢について考えさせられ、有意義な時間となりました。


8月23日

本日より第32回男子セブンズユースアカデミーが辰巳の森ラグビー場でスタートしました。
まずは、チームミーティングを行いました。
フィジー遠征での反省を再確認し、今回の合宿で意識して取り組んでいきます。

最初はウエイトトレーニングのセッション。海外の大きな選手に負けないようにフィジカルのトレーニングは必須です。

それからグラウンドに移動して立ち幅跳びとシャトルランの測定を行いました。フィジー遠征前と比べ、全員のフィットネスの数値が上がっており、大会に向けて良い準備ができています。

測定後はフィジー遠征の反省をチーム練習でチェックしていきました。

最後は恒例のフィットネストレーニング。セブンズの試合のスピードに近い強度で走ります。

夕食後は、日本代表として戦う準備として、男子セブンズ日本代表の中島正太アナリストに講話をお願いしました。中島アナリストはラグビーワールドカップ2015イングランド大会とリオデジャネイロオリンピックの両方に携わったチームスタッフです。その中で代表選手が歴史的な勝利をする前に、どんな準備をしていたのかを聞かせていただきました。

またよく言われる「ハードワーク」の意味も、「きついことを自ら進んで、自分の成長やチームの勝利のために選び、100%で取り組めるか」であると説明していただきました。
今日の話を聞いて、明日から選手は間違いなく「ハードワーク」をしてくれることを期待しています。