11月18日(土)にフランス・トゥ-ル-ズで行われた「ラグビ-日本代表 リポビタンDツア-2017」第1戦 対トンガ代表戦の試合後ヘッドコ-チ、キャプテンらのコメントをお知らせいたします。

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■ジェイミー・ジョセフヘッドコーチ

「選手たちは誇らしいプレ-をしてくれたと思う。フランス入りを予定より数日早くして、世界選抜戦、オ-ストラリア代表戦とかなりタフな試合が続いた後で、課題を出し修正を行ったことが成功した。体格が大きく、フィジカルの強いトンガ代表の選手に対して互角に戦えていたし、アタック・ディフェンスともに効率のいい仕事ができていた。ただ、ノ-トライに抑えたとはいえ試合の終盤でミスタックルが何本かあったことや、アタックでもチャンスがあったのに取りきれなかったことがあった。そこは修正すべき点であるし、課題というのは常に上がっている。次戦、フランス代表と戦うのはまた違ったチャレンジになる。ティア1のチ-ムと彼らのホ-ムで戦うことはかなり大きなチャレンジになるだろう。ただ、選手は今日の試合を経て自信がついたと思うし、自分たちの戦い方を思う存分発揮するはず。選手たちも楽しみにしていると思います」

■リ-チ マイケル キャプテン

「相手をノ-トライの6点に抑えたことと、試合に勝てたことは嬉しい。ディフェンスではタックルも含め良いところがたくさんあった。今日勉強になったのは、勝負の”時”を掴めばかなり良いアタックができるということ。掴めない状況ではかなりプレッシャ-がかかるが、テストマッチに勝つためにはそういう”時”に気付いてアクションを起こすことが必要になる。次のフランス代表戦ではそこにフォ-カスしたい。成長した部分を全部ぶつけて、自分たちが今どのレベルにいるかを見極めたい」

■具智元選手

「初めてのテストマッチで3番をつけて試合に出られてとても嬉しい。勝てて良かった。相手をノ-トライに抑えることができ、また点差もつけられたので素晴らしい試合だった。個人的には、スクラムで一度フリ-キックを取られてしまったので、そこは修正したい。フランス代表はスクラムが強いチ-ム。もし出場できれば、スクラムで良いところを見せたいと思う」

■姫野和樹選手

「フィジカルで来るトンガ代表に対して、こちらもフィジカルで対抗して、すごくハ-ドな試合だった。
ノ-トライに抑えることはできたが、トライを取られそうなシ-ンも多くあったので、これに満足せずにディフェンスは更に向上させなくてはいけない。80分間フル出場したが、80分を通してプレ-ができるようにフィジカルとフィットネスの部分をもっと向上させていかなくてはいけないと思う。次戦のフランス代表戦はこのツア-の集大成となるので、勝利で終えられるように頑張りたい」

■福岡堅樹選手

「(ノ-トライは)選手全員がフィジカルに戦って、特にフォワ-ドが前に出てくれた結果だと思う。ウイングの仕事として、トライできたことは嬉しかったが、フォワ-ドがディフェンスで頑張ってくれたことが大きかった。
ディシプリンの部分で相手に合わせてしまったところがあったので、ペナルティの部分は修正しないといけない。そしてもう一度選手全員で、どのタイミングで攻めるかなど改めて共有し、同じ絵を見たいと思う。
フランス代表は更に強い相手になるので、今回出た課題をしっかり反省して、自分たちの良さを出して日本代表らしいラグビ-で勝ちたい」

■レメキ ロマノ ラヴァ選手

「1年ぶりのテストマッチでの勝利、そして久しぶりにトライを取れて嬉しかった。この点差で勝てたことは素晴らしいこと。選手全員がディフェンスでプライドを持ち、体を張ったことで相手をノ-トライに抑えることができたと思う。ただ、ミスタックルが少し多かった。フランス代表は体が大きくとてもフィジカルなチ-ム。個人のタックルの精度が上がれば更に良いパフォ-マンスができると思う。フランス代表戦でも、今日のようなハ-ドワ-クをすることが大事。試合をとても楽しみにしている」