スポーツ庁委託事業(派遣型)

2015年度 レポート(帰国)

9月2日(水)第三週レポート

キオラ!(マオリ語で「こんにちは」)

NZ交流プログラムは無事修了し、8月25日(火)に参加者10名が帰国しました。参加者の表情から、3週間のプログラムがどれだけ充実したものだったかが分かります。

帰国から遡ること3日。8月23日(日)にはイーデンパークでオークランドvsタラナキ戦を観戦しました。オークランド協会のご厚意で来賓席より観戦した参加者たち。グラウンド全体が見渡せる素晴らしい席から声援を送ります。自分たちも身に纏ったオークランドチームのユニフォーム姿で活躍する選手に親しみがわいたことは言うまでもありません。

観戦後はオークランドラグビーアカデミーの修了式に臨み、Chief Executive OfficerのAndy Dalton氏より一人ずつ修了証を授与され、励ましの言葉をいただきました。参加者代表が英語のスピーチで感謝の気持ちを伝え、いつの日か必ずニュージーランドに戻ってくることを約束しました。

ニュージーランド滞在最後の日となった8月24日(月)はオークランド市内を観光。この日も晴天に恵まれたラッキーガールズ。フェリーでオークランド対岸の町・デボンポートに渡り、ダボスの丘を彷彿させる急な山道を登ると360℃の大パノラマが広がります。滞在中に訪れた様々な場所に思いを馳せ、あっという間の3週間を振り返りました。その後オークランド戦争博物館に移動しマオリ・ショーを鑑賞したり、ニュージーランドの自然や動植物の歴史を学び、最後の一日を過ごしました。

ラグビーを通じて様々な経験を積んだ参加者たち。英語で理解し合う楽しみを知り、異文化理解の難しさを知り、なによりラグビーの魅力、そして日本ラグビーの良さも再認識したに違いありません。日本に戻り、この経験を多くの方々に伝えてくれることでしょう。今後の活躍に乞うご期待です!

おまけ:驚異のラッキーガールズは幸運なことにオークランドvsタラナキ戦のアフターマッチファンクションにも参加させていただきました。選手の到着を待つ間には2019年ラグビーワールドカップ広報活動にも積極的に取り組みます。英語で話しかけることももう怖くありません。ポスターやステッカーを手に、地元ファンへ「日本でお待ちしています!」と話しかけると大きな歓声が上がりました。