スポーツ庁委託事業(派遣型)

2015年度 レポート(2)

8月17日(月)第二週レポート

キオラ!(マオリ語で「こんにちは」)

NZ交流プログラムも二週目に入り、ラグビープログラムでは本格的な練習が、英語学習では語学学校のクラスごとに分かれた実践的な学習が始まりました。

ラグビーでは先週のスキルチェックを経て組まれたプログラムに臨みます。フィールドトラックでの“速く走るためのトレーニング“では腕の振り方などを意識することを学び、グラウンドでは14日(金)の試合に向けてポジションごとの練習にも取り組みました。
フォワードはラインアウトのサインを、バックスはラインの動きを中心に確認。コーチの説明はもちろん英語でなされます。時おりホワイトボードを使って動きを確認したり、英語が得意な参加者が日本語で補足したり、創意工夫をしながら練習が行われました。
残念ながら悪天候により試合は延期となりましたが、着実にスキルアップしている参加者たち。来週の試合に向け気持ちを新たにしました。

英語学習では、他の国からの留学生と共にクラスに参加します。多国籍クラスならではの戸惑いを感じながらも積極的にコミュニケーションを図る参加者たち。ホームステイではホストファミリーに日本の文化や風習を解説したり、ニュージーランドの家族観を教えてもらったりとまさに異文化交流を実践。“伝えようとする気持ち”“理解しようとする姿勢”を身に着けて英語でのコミュニケーションにも慣れてきました。

今週のハイライトは15日(土)のニュージーランドvsオーストラリアの試合観戦です。ラグビーの本場ニュージーランドでしか味わえない会場の一体感と熱気を感じ、大興奮の参加者たち。ラグビーの魅力を再認識し、2019年のラグビーワールドカップ日本開催に向け、この体験をより多くの人に伝えたいと考えています。そして、自分たちがイーデンパークで練習できることの素晴らしさを改めて感じた夜でした。

おまけ:皆さんはキウィと聞くと何を思い浮かべますか?甘酸っぱいフルーツを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。ニュージーランドの“キウィ”は国鳥。また、ニュージーランド人を意味する言葉でもあります。
週末の空き時間にオークランド動物園を訪れた参加者たちはとことこ歩く国鳥キウィの姿を見て大喜び。キウィは夜行性のため真っ暗な部屋で飼育されていて、動かずにじっとしていることが多いそうです。動くキウィが見られる確率は1%との噂。やっぱり“もってる”ラッキーガールズ。来週も目が離せません。