スポーツ庁委託事業(派遣型)

2016年度 レポート(帰国)

NZ大使館報告会

キオラ!(マオリ語で「こんにちは」)

すっかり秋めいてきた9月14日(水)、ニュージーランド大使館でGame On English(GOE)の報告会が開催されました。
GOEは英語及びラグビーのスキルアップを目的にしたプログラムで、「2019年ラグビーワールドカップ普及啓発事業」でもラグビーを通じた国際交流プログラムの一環として参加しています。この日、大使館には関東地方からの参加者6名が集まり、それぞれの経験を英語でスピーチしました。

トップバッターの小川すみれ子さん(関東学院六浦高等学校・1年)はコーチと一緒にプレーしながらラグビートレーニングに取り組んだことが印象的だったと話し、阿部純佳さん(國學院大學栃木高等学校・1年)はホストファミリーが雨のなか応援に来てくれたことで試合ではベストパフォーマンスができたと心温まるエピソードを披露。小西想羅さん(國學院大學栃木高等学校・2年)はラグビーを通じて異国の人と交流することを体験し、英語をもっと勉強して世界で活躍するプレーヤーになりたいと抱負を語りました。富谷野乃さん(独協埼玉高等学校・2年)は日常生活のなかで多様なニュージーランドの文化に触れたことを紹介し、田中笑伊さん(国学院大学栃木高等学校・2年)は現地選手の体の大きさに驚き、それでも練習試合で6戦6勝を挙げたことが大きな経験になったとスピーチ。最後に、久保光里さん(佐野日本大学高等学校・3年)は初めはバラバラだったチームが「積極性」「コミュニケーション」「チャレンジ」をスローガンに掲げてひとつになり、大きく成長したことを報告しました。

発表前には緊張を隠せなかった高校生も、無事発表が終わると安堵とともに自信の溢れる表情を見せました。英語でのスピーチももう怖くありません。この日もチームスローガンの「チャレンジ」を実践しました。

報告会後にはピーター・ケル公使から将来の夢を尋ねられ、「もう一度ニュージーランドに行きます!」と元気いっぱいに答える高校生の姿は実に頼もしく(もちろん英語で会話します!!)、次世代のラグビーを担うグローバル人材としての誇らしさが感じられました。

これからもニュージーランドでの経験を日本各地に広め、2019年ラグビーワールドカップに向けてラグビーの魅力を伝えていく高校生。笑顔溢れるガールズの今後の活躍に乞うご期待です!

9月14日(水)報告会1
9月14日(水)報告会2
9月14日(金)報告会3
9月14日(水)報告会4
9月14日(水)報告会5