スポーツ庁委託事業(派遣型)

2016年度 レポート(3週目)

8月27日レポート

キオラ!(マオリ語で「こんにちは」)

NZ交流プログラムもあっという間に最終週を迎えました。
残された時間の中でひとつでも多くのことを学べるよう、英語にもラグビーにも全力投球で臨みます。

最初はついていくのに精いっぱいだった語学学校の授業も、積極的に発言ができるようになりました。分からない単語があれば辞書で調べずに講師に尋ねて教えてもらいます。ボキャブラリーも3週間で大幅に増え、会話の幅も広がりました。クラスメイトとの会話も弾み、英語でのコミュニケーションを楽しめるまで成長しました。

ラグビーの練習では、S&C(Strength and Conditioning)コーチのJEREMYやスキルコーチのROCKY、WAISAKEとも活発に英語でコミュニケーションを図り、より細かなスキルも理解できるようになりました。これまでで一番のハードワークとなったWAISAKEのタックル練習では、小柄な日本人が体の大きな相手を倒すために有効な「低く入るタックル」を繰り返しました。限られた時間の中で、自分の頭でしっかり考えて取り組む練習はハードながら楽しい練習となりました。

最終日を控えた8月25日。一足早くAuckland Rugby Academyで修了式が行われました。Chief Executive OfficerのAndy Dalton氏から一人ひとり修了証が手渡され、励ましの言葉をいただきました。

迎えた8月26日の最終戦。会場のGribblehirst Parkでは男子チームの試合と合わせて12試合が行われ、ラグビーフェスタさながらの緊張感が走ります。同じグラウンドで練習をしてきた男子チームのプレーに声援を送りながら、3週間の集大成となる試合に挑みました。初戦の相手は1週目に対戦したKelston Girls’ College。開始早々30秒でトライをあげ幸先良いスタートを切りました。第二試合はU15カテゴリーで昨年度NZチャンピオンになったHowick College。ROCKYが指導するこのチームには絶対に負けられません。立ち上がりこそ相手にペースをつかまれトライを取られてしまいましたが、そこからはトライラッシュ!終わってみれば5トライをあげ見事勝利を収めました。そしていよいよ12名で臨む最後の試合、Mount Roskill Grammar Schoolに挑みます。仲間を信じてラグビーを楽しみながらプレーし、3戦3勝を収め、負け知らずでプログラムを締めくくりました。(なんと6戦6勝です!)

高校生の晴れやかな表情からは多くのことを学び、大きく成長したことが伺えます。
3週間お世話になったホストファミリーとの別れを惜しみつつ、いつの日か再会できることを願い、帰国の途に就きました。

元気いっぱいに日本に戻ってきた高校生。NZでの経験を各地に持ち帰り、ラグビーの大きな花を咲かせてくれることでしょう。笑顔溢れるガールズの今後の活躍に乞うご期待です!

8月23日(火)グラウンド練習1
8月23日(火)グラウンド練習2
8月23日(火)グラウンド練習3
8月23日(火)グラウンド練習4
8月23日(火)グラウンド練習5
8月23日(火)グラウンド練習6
8月23日(火)グラウンド練習7
8月23日(火)グラウンド練習8
8月23日(火)トレーニングジム練習1
8月23日(火)トレーニングジム練習2
8月23日(火)トレーニングジム練習3
8月24日(水)トレーニングジム練習4
8月24日(水)トレーニングジム練習5
8月24日(水)グララウンド練習9
8月24日(水)グラウンド練習10
8月25日(木)トレーニングジム練習6
8月25日(木)修了式1
8月25日(木)修了式2
8月26日(金)試合1
8月26日(金)試合2