フィジー、サモア、トンガの男子選手15名と引率の先生総勢18名の「大洋州ラガーズ」が10月1日に成田空港へ降り立ちました。参加者はフィジーで集合し、およそ9時間のフライトを経て来日。長旅の疲れも見せず、弾ける笑顔からはここから始まる1週間への大きな期待がうかがえました。
翌10月2日、一行は大阪府東大阪市へ移動。東大阪市役所にて本事業のオリエンテーションに参加し、東大阪市の概要説明を受けました。
オリエンテーションでは滞在スケジュールや日本での生活ルール、マナーについて確認。各国の文化や風習は日本のそれと大きく異なります。参加者からは「日本のルールを守ることで日本への理解がより一層深まる」といった声も聞かれました。
東大阪市花園ラグビーワールドカップ推進室の担当者による概要説明では、花園ラグビー場の紹介(歴史、RWC2019に向けた改修、高校大会や近鉄ライナーズで活躍する3か国ゆかりの選手)のほか、下町ロケットでも知られる“ものづくり”に触れ、東大阪市の概要について映像を交えたレクチャーを受けました。参加者も熱心に質問し、日本を代表する“ラグビーの町”のひとつである東大阪市への理解を深めました。
最後に、東大阪市野田義和市長と面会し、引率教員から各国の民芸品などを贈りました。