スポーツ庁委託事業(派遣型)

2017年度 レポート(帰国 1)

レポート(帰国 1 )

キオラ!(マオリ語で「こんにちは」)

帰国から3週間が過ぎ、すっかり秋の空気が漂う9月19日(火)、ニュージーランド大使公邸でGame on English報告会が開催されました。

ニュージーランドに派遣された高校生ラガール11名のうち、関東在住の5名が参加し3週間の成長を感じさせる立派なスピーチを披露しました。

武藤玲子さん(駒込学園高等学校・1年)は「初めての海外生活でとても緊張していたが、他の国の留学生とともに英語を学び、今では英語でのコミュニケーションは怖くない」と報告。飯野菜々穂さん(國學院栃木高等学校・3年)は現地チームとの交流試合を通じ学んだチームワークや相手チームへのリスペクトについて話し、古屋みず希さん(東海大学付属相模高等学校・3年)はホストファミリーと過ごした貴重な時間を通じて自分の世界が大きく広がったことをスピーチしました。笠原きららさん(前橋育英高等学校・3年)はハカの歌詞や踊りの意味を知り、ニュージーランドの文化や歴史の理解が深まったと語り、坪井美月さん(日本体育大学荏原高等学校・3年)は「初めはコーチとの英語のコミュニケーションが難しくチームメンバーをフォローすることができなかったが、最後は現地選手ともコミュニケーションをとれるまでに成長した」と成果を発表しました。

また、高校生ラガールの発表にあわせて現地で撮影したハカの映像を紹介すると報告会参加者からは大きな歓声があがりました。女子のハカを初めて目にした人も多かったようです。

3週間で培ったのはラグビーと英語のスキルだけではありません。この日の5人はお互いをサポートしあい、素晴らしいチームワークを発揮しました。そして、多くの人を前に英語でスピーチする頼もしさも現地の経験で得たたまものでしょう。

2019年ラグビーワールドカップでは大会をサポートできるようになりたい、またニュージーランドに戻ってプレーしたい、と将来の目標を力強く語る高校生。これからも進化を続ける高校生ラガールから目が離せません!

9月19日報告会(1)
9月19日報告会(2)
9月19日報告会(3)
9月19日報告会(4)(ハカ)
9月19日報告会(5)
9月19日報告会(6)