スポーツ庁委託事業(派遣型)

2018年度 レポート(帰国 1)

レポート(帰国 1 )

キオラ!(マオリ語で「こんにちは」)

帰国から2か月が経った10月23日(火)、ニュージーランド大使公邸でGame on English報告会が開催され、ニュージーランドに派遣された高校生ラガール12名のうち、関東在住の6名が参加しました。

3週間の経験を英語でスピーチしたラガールたち。英語の発表はニュージーランドでも経験済みですが、発表前には自分たちで考えた原稿を何度も読み直すなど緊張した面持ちで臨みました(その姿はまるで念仏を唱えるよう!)。

西岡那奈子さん(國學院栃木高等学校・2年)は「練習は日本に比べ自由で、もっとも重要なことは“楽しむ”ことでした」と報告。領塚惠さん(十文字高等学校・1年)はニュージーランドで初めて取り組んだウェイトトレーニングに帰国後も取り組んでいると話しました。吉田早李さん(東京都立日比谷高等学校・1年)は「ホストファミリーをはじめニュージーランドの人たちは自分たちの文化を深く理解していると感じた。自分も日本の文化を理解したい」とスピーチ。中平あみさん(國學院栃木高等学校・1年)はバディを組んだ現地校の生徒が個性的で輝いて見えたと話しました。香川メレさん(埼玉県立熊谷女子高等学校・2年)は「マオリ文化に誇りを持ち、尊重し、お互いをよく知ろうとしていると感じた」と感想を述べ、高橋萌生さん(関東学院六浦高等学校・3年)は現地校で習ったマオリ語で自己紹介をし、派遣された12名が3週間かけてチームワークを培ったエピソードを発表しました。

スピーチ後はスポーツ庁の藤江審議官とも懇談し、ニュージーランドでの貴重な経験を報告しました。リクエストを受け、例年は男子が披露しているハカもガールズが踊って見せ、Peter Kell公使もにこやかに鑑賞されました。

報告会開催の4日後に熊谷で開催された第1回全国U18女子セブンズラグビーフットボール大会にはこれまでにニュージーランドへ派遣された人も含め、10名の選手が出場しました。久しぶりの再会を喜ぶ姿もちらほら。さらなる女子ラグビーの普及に頼もしいLinkが見られました。これからも活躍を続ける高校生にご期待ください!

10月23日スピーチ(1)
10月23日スピーチ(2)
10月23日ハカ
10月23日集合写真
10月23日藤江審議官と
10月28日熊谷ラグビー場