スポーツ庁委託事業(派遣型)

2019年度 レポート(帰国 1)

レポート(帰国 1 )

キオラ!(マオリ語で「こんにちは」)

ニュージーランドの興奮が冷めやらぬ9月5日(木)、ニュージーランド大使公邸でGame on English報告会が開催され、関東スーパーリーグから派遣された男子選手に加え、本事業で派遣されたに派遣された関東在住のラガール5名が参加しました。

松澤ゆりかさん(関東学院六浦高等学校・1年)は印象に残った3つのことを発表しました。1つ目はジムトレーニングのコーチから繰り返し言われた「トレーニングで大切なのは“質”であること」。2つ目は「ゲームプランのミーティングに英語で取り組んだこと」。3つ目は「基本の大切さ」。これらを通じ、ラグビーが好きだという思いを強めました。

内山華蓮さん(流通経済大学付属柏高等学校・1年)はホストファミリーとの交流について話しました。初めは言われたことが分からなくても「OK」と答えていましたが、それは双方に良くないことだと気づき、理解できるまで何度も聞き返すことにした経験から、疑問があればお互いが理解できるまで話しあうことが大切だと学びました。

千北佳英さん(田園調布雙葉高等学校・1年)はラグビーが日常生活にあふれていること感じ、また、ニュージーランドの人が文化を大切にしていることが興味深かったと報告。自国の文化だけでなく、日本の文化にも関心を寄せ、お互いをよく知ろうと努力していることを感じ、他者を尊重する精神を自分自身も大切にしたいと語りました。

大薗茶子さん(國學院栃木高等学校・3年)は現地の生徒とともに過ごした時間について触れ、PE(Physical Education=体育)では初めての種目でルールが分からないときも現地生徒に教えてもらうことで英語のスキルアップにもつながったと話しました。

最後に登壇した梅津悠月さん(國學院栃木高等学校・2年)は練習や試合のレビュー、ディスカッションを通じラガール12人がひとつになれたことに触れました。みんなが上手にプレーすれば皆が幸せな気持ちになり、たとえミスがあったとしてもみんなでフォローすることで皆が温かな気持ちになれたと発表しました。

ドミニク・ウォルトンフランス公使をはじめ、多くの人を前にした英語での発表はなかなか簡単なことではありません。それでもラガールは自分の言葉で思い思いにそれぞれの経験を発表しました。

ニュージーランドでの経験は3週間だけのものではなく、今後も続き貴重な財産となりました。持ち帰った財産を学校やチームの仲間に伝え、自分の成長を見せていくこともラガールの大きな使命です。

これからも活躍し続けるラガールに乞うご期待です!!

9月5日スピーチ(1)
9月5日スピーチ(2)
9月5日ウォルトンフランス公使と
9月5日集合写真