2019年ラグビーワールドカップ普及啓発事業 ラグビーを通じた国際交流プログラム事業(派遣型)

実施要項

【平成31年度】実施要項  

1.趣  旨:本事業は、本年日本で開催されるラグビーワールドカップ(RWC2019)に向けたラグビー競技の普及啓発を目的に実施します。
英語及びラグビー技術の向上を目的とした留学プログラムにより、ラグビーを通じたニュージーランドの文化・伝統に触れ、ラグビーワールドカップ開催国(2011年開催)のレガシーを学ぶとともに、帰国後はRWC2019のレガシープラン推進のための活動へ参加いただきます。ラグビー競技の普及に貢献する意欲のある女子高校生を下記のとおり募集します。(※今年度の募集は締め切りました)


2.概  要  (募集要項)31年度RWC普及啓発事業 NZ交流LinkIcon平成31年度実施要項(PDF版)

  主  催:スポーツ庁

  募集人員:学校教育法に規定する高等学校に在籍し、ラグビー競技の普及や国際交流に意欲的に取り組む意思のある女子生徒12名程度


  内  容:(1)英語及びラグビーのスキルアップを目的にしたGame on Englishプログラム参加(「Game on Englishとは」参照)
       (2)ラグビーを通じたニュージーランド文化・伝統学習
       (3)帰国後の報告会及び2019年ラグビーワールドカップのレガシープラン推進活動参加

  派遣内容:(1)派遣期間 :8月7日(水)から8月27日(火) 21日間
       (2)派遣先 : ニュージーランド ベイ・オブ・プレンティ (予定)
       (3)滞在方法 : ニュージーランド家庭でのホームステイ



3.個人情報の取り扱い
       応募に際し取得した個人情報は、ご本人の個別の同意がない限り本利用目的及び(公財)日本ラグビーフットボール協会からの情報提供の目的以外では
       利用しない。ただし、派遣された参加者については本事業の広報等に使用することがある。
       本情報については、(公財)日本ラグビーフットボール協会個人情報保護に関する基本方針に基づき管理する。


4.本事業にかかる問合せ先
       (公財)日本ラグビーフットボール協会
        事務局 普及育成部
        電話番号:03-3401-3289 (※火曜日定休)
        担当:中村


Game On English とは

Game On English とはLinkIconGame onEnglish(PDF版)

 「Game On English」はニュージーランド政府によって企画された、英語とスポーツ合体型の新しい留学プログラムです。英語圏であり、世界有数のスポーツ大国であるニュージーランドの強みを生かし、英語の集中プログラムとラグビートレーニングのふたつの柱から構成されています。また、ニュージーランド人家庭のホームステイ先に滞在し、地元の生活や文化を経験しながら生の英語を身につけます。

事業主催:エデュケーション・ニュージーランド(留学と国際教育を担当するニュージーランド政府機関)

内  容:(1)語学学校での集中的な英語研修
       ※語彙力、文法力、文章の組み立てなどを含む言葉の4技能(読む、書く、聞く、話す)を伸ばしコミュニケーション能力の向上を図ります。
     (2)ラグビーの専門的なトレーニング
     (3)ニュージーランド人家庭におけるホームステイ

プログラム(予定):
      月曜日~金曜日:午前 英語研修
              午後 ラグビートレーニング(現地チームと7人制ラグビーの親善試合も予定)
      土曜日・日曜日:自由行動(任意参加または参加必須のプログラムあり)

レポート(出発)

レポート(出発)

8月7日(水)灼熱の日本からニュージーランドへ出発!

青森から福岡まで、日本全国から公募により選出された女子高校生ラグビー選手12名が8月7日(水)成田空港からニュージーランドへ旅立ちました。
選手たちは8月27日(火)まで北島のベイ・オブ・プレンティに滞在し、ラグビートレーニングと英語学習、ニュージーランド文化を学ぶ3週間のGame on Englishに参加します。

派遣に先立ち7月20日(土)に開催された派遣前オリエンテーションでは、昨年度本事業でニュージーランドに派遣された先輩たちからのメッセージ動画が紹介され、今年度派遣選手にバトンが渡されました。また、同じく昨年度派遣され現在ベイ・オブ・プレンティに留学中の領塚惠さんとも中継を結び昨年度の経験談や現地の様子を伺いました。

3週間でOne Teamとなり、成長した姿を見せられるように。そして開幕まで50日を切ったラグビーワールドカップ2019日本大会に大きなレガシーをもたらせるよう、元気いっぱい取り組んでまいります。

【派遣選手】
大薗 茶子  國學院大學栃木高等学校 3年
瀧谷 のどか 青森県立青森商業高等学校 3年
東 あかり  兵庫県立神戸甲北高等学校 3年
村松 星   徳島県立鳴門渦潮高等学校 3年
秋田 若菜  栃木県立佐野高等学校 2年
梅津 悠月  國學院大學栃木高等学校 2年
下村 理紗  石見智翠館高等学校 2年
安永 佳奈  福岡県立東筑高等学校 2年
内山 華蓮  流通経済大学付属柏高等学校 1年
千北 佳英  田園調布雙葉高等学校 1年
中山 花のん 福岡県立修猷館高等学校 1年
松澤 ゆりか 関東学院六浦高等学校 1年

IMG_0031.JPG7月20日オリエンテーション①IMG_0026.JPG7月20日オリエンテーション②IMG_0060.JPG7月20日オリエンテーション③IMG_6716.JPG7月20日オリエンテーション④IMG_0064.JPG7月20日オリエンテーション⑤
成田①.jpg8月7日成田空港①成田②.jpg8月7日成田空港②成田③.jpg8月7日成田空港③成田④.jpg8月7日成田空港④

レポート(第1週)

レポート(第1週)

キオラ!(マオリ語で「こんにちは」)

灼熱の日本を出発した女子高校生ラガール12名は8月8日にニュージーランドへ到着しました。
国内線を乗り継ぎ、滞在地タウランガへ降り立つと心なしか背筋が伸びたラガールたち。大好きなラグビーに取り組むことが楽しみな反面、英語でのコミュニケーションに不安も少し見え隠れしています。

ラグビートレーニングを行うBAY OF PRENTY RUGBY UNION(BOPRU)で行った決意表明では「誰よりも多く英語を話します!」「小さな体で大きな相手を倒せるようになりたい!」「積極的にコミュニケーションをとる!」などそれぞれの目標を発表しました。

そんなラガールが自ら考えたスローガンは「Here(ヘレ)」。絆を意味するマオリ語と、英語のhere(ここ)に由来するこのスローガンは「ニュージーランドで出会う人との絆と、この12名の絆」を意味しています。この3週間でラグビーを学び、英語に触れ、ニュージーランド文化の理解を深めるとともにチームメイトとの絆を育むラガールたち。大きな学び、気づきを得るためにも「絆」を大切にすると心に誓いました。

絆を結ぶホストファミリーに迎えられ、ラガールはそれぞれの“我が家”へ帰宅し初日を終えました。

翌9日の朝からはTauranga Girls College(TGC)での英語学習がスタート!英語のシャワーに固い表情のガールズがちらほら見られるものの、世界中から集う留学生とも交流を持ち、多様性を学びながら英語学習に取り組んでいます。

ラグビートレーニングはスキルチェック中心に行われました。
S&Cを担当するKoenコーチは「分からないことは何度でも質問してね」と笑顔でトレーニングメニューを説明します。ジムセッションの開始までに毎日各自で取り組むメニューは意識するポイントが明確で、シンプルなもの。ひとつひとつ丁寧に取り組むラガールにKoenも感心していました。

今週スキルトレーニングを担当するKendraコーチはBOPRUの女子普及担当でもあり、日本でもプレー経験のある現役の女子ラグビー選手です。なぜこのメニューに取り組むのか、何を学ぶのかが明確なトレーニングでは「ミギ!」「ヒダリ!」といった片言の日本語も交じり、ラガールの緊張も自然と解けていきました。

オフとなった土曜日にはBOPRUの女子チームVolcanixの試合を観戦し(Kendraコーチも出場!)、日曜日にはBOPRUの男子チームSteamersとOtagoの試合会場へ。選手と観客の距離の近さや試合後の選手との交流にラグビー大国の文化を体感したラガールたち。日本でもラグビーがもっと身近な競技となるように、この3週間の経験を日本ラグビーの普及につなげます。

元気あふれるラガールの今後の活躍にこうご期待です!!

8月8日決意表明.JPG8月8日決意表明8月9日英語学習①.JPG8月9日英語学習①8月9日英語学習②.JPG8月9日英語学習②8月9日ラグビートレーニング①.JPG8月9日ラグビートレーニング①8月9日ラグビートレーニング②.JPG8月9日ラグビートレーニング②8月9日ラグビートレーニング③.JPG8月9日ラグビートレーニング③
8月9日ラグビートレーニング④.JPG8月9日ラグビートレーニング④8月9日ラグビートレーニング⑤.JPG8月9日ラグビートレーニング⑤8月10日ラグビートレーニング①.JPG8月10日ラグビートレーニング①8月10日ラグビートレーニング②.JPG8月10日ラグビートレーニング②8月10日ラグビートレーニング③.JPG8月10日ラグビートレーニング③8月10日ラグビートレーニング④.JPG8月10日ラグビートレーニング④
8月10日ラグビー観戦.JPG8月10日ラグビー観戦

レポート(第2週)

レポート(第2週)

キオラ!(マオリ語で「こんにちは」)。

ニュージーランド滞在2週目は、女子高校生ラガールに多くの新しい出会いをもたらしました。

Tauranga Girls CollegeではESOL(英語)の授業に励みつつ、現地の同年代の生徒と共にPE(Physical Education:体育)に参加しました。PEではテニスと野球と体操をあわせたようなメニューや、ニュージーランドで盛んなクリケットを模したメニューなど、初めて取り組むことばかりです。ルールが分からないときは現地の生徒に英語で尋ね、生の英会話を実践します。日本の授業とはまったく違う自由な雰囲気に圧倒されたラガールたち。日本の当たり前が必ずしも世界の当たり前でないことに気がついたことも大きな学びとなりました。

BAY OF PRENTY RUGBY UNION(BOPRU)のトレーニングでは、今年度メインコーチとなるVictoriaコーチも合流し、8月15日の初戦に向け、試合でのコーリングやプレーのポイントを確認しました。ゲーム前にはポジション別に“Strikers”“Connectors”“Creators”に分かれて役割を分析、確認し、迎えた初戦はBOPRUのセレクションチームに見事な勝利を収め、幸先の良いスタートを切りました。試合翌日にはタウランガならではのビーチセッションとホットプールによるリカバリートレーニングに励みます。チーム対抗の綱引きやリレーは大盛り上がりを見せ、12名の団結も強まりました。また、トレーニングの一環として受けた栄養学の授業ではラグビー選手に求められる食事の重要性を学び、全員でプロテインボールを作りました。

週末にはニュージーランドラグビーにとってとても大切なハカのセッションに参加。Tikiコーチから、ハカが生まれた背景や歌詞の意味、振り付けを学びマオリ文化の理解を深めました。マオリ語の母音は「ア・エ・イ・オ・ウ」の5音からなり、日本語の発音と共通点が多いことも初めて知ったラガールたち。先祖から続く生命の息吹を感じながら、戦いの儀式として大きな声で迫力満点のハカを披露しました。

あっという間に過ぎた2週間。ラガールはたくさんの出会いを重ね、多くの経験をチームメイトで共有し、大きな成長を遂げています。ここで出会った人との絆を大切に、Hereを心に留めながらラスト一週間に臨みます。

元気あふれるラガールの今後の活躍に乞うご期待です!!

8月12日ラグビートレーニング①.JPG8月12日ラグビートレーニング①8月12日ラグビートレーニング②.JPG8月12日ラグビートレーニング② 8月12日ラグビートレーニング③.JPG8月12日ラグビートレーニング③8月13日PEセッション.JPG8月13日PEセッション8月13日ラグビートレーニング②.JPG8月13日ラグビートレーニング①8月13日ラグビートレーニング③.JPG8月13日ラグビートレーニング②
8月14日ラグビートレーニング①.JPG8月14日ラグビートレーニング①8月14日ラグビートレーニング②.JPG8月14日ラグビートレーニング②8月15日ゲーム①.JPG8月15日ゲーム①8月15日ゲーム②.JPG8月15日ゲーム②8月15日ゲーム③.JPG8月15日ゲーム③8月15日ゲームプレビュー①.JPG8月15日ゲームプレビュー①
8月15日ゲームプレビュー②.JPG8月15日ゲームプレビュー②8月15日栄養学①.JPG8月15日栄養学①8月15日栄養学②.JPG8月15日栄養学②8月16日ラグビートレーニング①.JPG8月16日ラグビートレーニング①8月16日ラグビートレーニング②.JPG8月16日ラグビートレーニング②8月16日ラグビートレーニング③.JPG8月16日ラグビートレーニング③
8月17日ハカセッション①.JPG8月17日ハカセッション①8月17日ハカセッション②.JPG8月17日ハカセッション②

レポート(第3週)

レポート(第3週)

キオラ!(マオリ語で「こんにちは」)。

ニュージーランド滞在はあっと言う間に3週目を迎え、ラガールはそれぞれの目標に向かって残り僅かの時間を一生懸命にラグビートレーニングや英語学習に取り組みました。

Tauranga Girls College(TGC)ではESOL(英語)の授業でマオリ文化への理解を深めました。TGCに通うマオリ生徒の指導でスティックゲームやプカナゲームに参加したほか(プカナは顔の表情を指す、マオリ文化では非常に重要なもの。女性のプカナでは目を大きく見開いたりします。)、TGCの生徒と協力し調理実習に臨むなど、自然と英会話がブラッシュアップされていきました。

BAY OF PRENTY RUGBY UNION(BOPRU)のトレーニングでは、引き続きVictoriaコーチ、Koenコーチとトレーニングに励み、現地選手との第2戦、第3戦に臨みました。初戦の映像を使ったゲームレビューでは、自分たちのGood・Badを分析し、分析結果を英語で発表します。試行錯誤しながらの発表は、英語によるコミュニケーションにチャレンジする姿勢が表れていました。そして、先週栄養学の授業で習った「試合前に適した食事」をホストファミリーにリクエストすることも忘れません。

最終戦となった第3戦はTGCのラグビーチームと対戦です。PE(Physical Education:体育)を共に過ごしたTGCの生徒やホストファミリーも数多く応援に駆けつけてくれました。(対戦チームには昨年度本事業に参加した領塚惠さんの姿も!)第2戦でもVictoriaコーチから指摘をされた「コーリングの少なさ」をしっかり改善したことで、攻守ともに見違えるようなプレーが続き、見事な勝利を収めました。試合後は対戦相手へ敬意を込めて歌を贈り、Victoriaコーチへも感謝の気持ちを歌で伝えたラガールたち。笑顔と涙がごちゃまぜになった表情には自信と誇りが表れていました。

タウランガ滞在を終え、移動したオークランドではEden Parkとオークランド博物館を訪問し、ニュージーランドのラグビー文化と歴史について学びました。Eden Parkはオールブラックス(ニュージーランドラグビー代表)のホームグラウンドで、ラグビーワールドカップ第1回、第7回の決勝戦が行われたスタジアムです。Eden Parkやニュージーランドのラグビーの歴史に関する説明を受けながらスタジアムを回り、ラグビーワールドカップのレガシー創出に向け多くの気づきを得ました。オークランド博物館ではTGCで学んだマオリ文化の理解を深め、3週間のプログラムを締めくくりました。

ラグビー大国で過ごした時間はラグビーへの想いを強くするものとなりました。帰国後はそれぞれの方法で、ラグビーの普及に取り組んでいきます。

「ラグビーウェアを着ていると色々な人が話しかけてくれた。みんながラグビーを好きなのが素敵だと思った」「学校やクラブの枠を超えて日本各地の女子ラグビー選手と活動できた。日本に戻っても自分たちがつながっていくことで、各地の女子ラグビーを線でつないでいきたい」「帰国したらこの経験をチームメイトや友達に伝え、ラグビーの楽しさを多くの人に伝えていきたい」「テレビでは毎日ラグビーのニュースが流れていた。日本でもラグビーを毎日目にできるように、もっとラグビーの人気を高めたい」「プレーするだけでなく、ラグビーとの関わり方がたくさんあることを知ることができた」「自分が発信することでワールドカップに関心を持つ人を増やしたい」

など、ラグビーの魅力を改めて感じ、ラグビーをより身近な存在にしたいという思いを新たにしたラガールたち。今後の活躍に乞うご期待です!!

8月19日ラグビートレーニング①.JPG8月19日ラグビートレーニング①8月19日ラグビートレーニング②.JPG8月19日ラグビートレーニング②8月19日ラグビートレーニング③.JPG8月19日ラグビートレーニング③8月19日英語学習①.JPG8月19日英語学習①8月20日ゲーム.jpg8月20日ゲーム8月21日ゲームレビュー①.JPG8月21日ゲームレビュー①8月21日ゲームレビュー②.JPG8月21日ゲームレビュー②8月21日ラグビートレーニング①.JPG8月21日ラグビートレーニング①8月21日ラグビートレーニング②.JPG8月21日ラグビートレーニング②8月21日ラグビートレーニング③.JPG8月21日ラグビートレーニング③8月23日BOPRU修了式①.JPG8月23日BOPRU修了式①8月23日BOPRU修了式②.JPG8月23日BOPRU修了式②
8月23日TGC修了式①.JPG8月23日TGC修了式①8月23日TGC修了式②.JPG8月23日TGC修了式②8月23日ゲーム①.jpg8月23日ゲーム①8月23日ゲーム②.jpg8月23日ゲーム②8月23日ゲーム③.jpg8月23日ゲーム③8月23日ゲーム④.jpg8月23日ゲーム④8月23日ゲーム⑤.jpg8月23日ゲーム⑤8月23日ゲーム⑥.jpg8月23日ゲーム⑥8月23日ゲーム⑦.jpg8月23日ゲーム⑦8月23日ゲーム⑧.jpg8月23日ゲーム⑧8月23日英語学習①.JPG8月23日英語学習①8月23日英語学習②.JPG8月23日英語学習②
8月24日ラグビートレーニング①.JPG8月24日ラグビートレーニング8月24日レビュー①.JPG8月24日レビュー8月25日Eden Park①.JPG8月25日Eden Park①8月25日Eden Park②.JPG8月25日Eden Park②8月26日Eden Park③.JPG8月25日Eden Park③


レポート(帰国①)

レポート(帰国①)

キオラ!(マオリ語で「こんにちは」)

ニュージーランドの興奮が冷めやらぬ9月5日(木)、ニュージーランド大使公邸でGame on English報告会が開催され、関東スーパーリーグから派遣された男子選手に加え、本事業で派遣されたに派遣された関東在住のラガール5名が参加しました。

松澤ゆりかさん(関東学院六浦高等学校・1年)は印象に残った3つのことを発表しました。1つ目はジムトレーニングのコーチから繰り返し言われた「トレーニングで大切なのは“質”であること」。2つ目は「ゲームプランのミーティングに英語で取り組んだこと」。3つ目は「基本の大切さ」。これらを通じ、ラグビーが好きだという思いを強めました。
内山華蓮さん(流通経済大学付属柏高等学校・1年)はホストファミリーとの交流について話しました。初めは言われたことが分からなくても「OK」と答えていましたが、それは双方に良くないことだと気づき、理解できるまで何度も聞き返すことにした経験から、疑問があればお互いが理解できるまで話しあうことが大切だと学びました。
千北佳英さん(田園調布雙葉高等学校・1年)はラグビーが日常生活にあふれていること感じ、また、ニュージーランドの人が文化を大切にしていることが興味深かったと報告。自国の文化だけでなく、日本の文化にも関心を寄せ、お互いをよく知ろうと努力していることを感じ、他者を尊重する精神を自分自身も大切にしたいと語りました。
大薗茶子さん(國學院栃木高等学校・3年)は現地の生徒とともに過ごした時間について触れ、PE(Physical Education=体育)では初めての種目でルールが分からないときも現地生徒に教えてもらうことで英語のスキルアップにもつながったと話しました。
最後に登壇した梅津悠月さん(國學院栃木高等学校・2年)は練習や試合のレビュー、ディスカッションを通じラガール12人がひとつになれたことに触れました。みんなが上手にプレーすれば皆が幸せな気持ちになり、たとえミスがあったとしてもみんなでフォローすることで皆が温かな気持ちになれたと発表しました。

ドミニク・ウォルトンフランス公使をはじめ、多くの人を前にした英語での発表はなかなか簡単なことではありません。それでもラガールは自分の言葉で思い思いにそれぞれの経験を発表しました。

ニュージーランドでの経験は3週間だけのものではなく、今後も続き貴重な財産となりました。持ち帰った財産を学校やチームの仲間に伝え、自分の成長を見せていくこともラガールの大きな使命です。

これからも活躍し続けるラガールに乞うご期待です!!

9月5日スピーチ①.png9月5日スピーチ①9月5日スピーチ②.JPG9月5日スピーチ②9月5日ウォルトンフランス公使と.JPG9月5日ウォルトンフランス公使と9月5日集合写真.jpg9月5日集合写真

レポート(帰国②)

レポート(帰国②)

キオラ!(マオリ語で「こんにちは」)

ニュージーランドから帰国しておよそ4か月。12月22日(日)に今年度ニュージーランド交流プログラムの参加者が都内に集まり、派遣総括会を行いました。
 総括会の目的はニュージーランドの経験を踏まえ、ラグビーワールドカップのレガシー推進活動を具体化すること。6時間におよぶワークショップは高校生のラグビーへの熱い想いが溢れるものとなりました。
 過年度の総括会との大きな違いは、帰国から総括会の間にラグビーワールドカップ2019日本大会(RWC2019)が開催されたこと。実体験からレガシーについて考えられるのは2019年度ならではです。
総括会第一部では事前課題「RWC2019前後で感じたラグビー環境を取り巻く変化について」のレポートから、RWC2019のレガシーとは何かを考えました。続いてRWC2019で話題となったエピソードを通じラグビー憲章を学びます。例えば、試合中止となったカナダ代表チームが釜石市で行ったボランティア活動は“結束”に、試合後に各国の選手が行ったお辞儀は“品位”や“尊重”に繋がります。ラグビー憲章のコアバリューを心に留めることで、より一層ラグビーへの理解を深めました。
第二部ではラガール自身のラグビー普及の取り組みを考えました。現状理解として競技人口や女子ラグビー選手のパスウェイについて学び、自分たちの環境を客観的に捉えることでこれまで気づかなかった課題も浮き彫りになりました。
 ここで、平成28年度に本事業でニュージーランドに派遣され、現在は四国大学女子7人制ラグビー部で主将を務める井上藍さんがチームの立ち上げや同部と地域の関わり、普及活動についてプレゼンテーションを行いました。自身の活動を通じ次世代の育成に取り組んでいきたいという井上さんの想いが伝わり、身近な先輩の活動は高校生にとって学びの大きな時間となりました。
最後に、これまでの学びを踏まえて自分たちによるラグビー普及のアクションプランを作成しプレゼンテーションを行いました。事前課題「女子ラグビーの競技者が増えるために必要なアクション」から自分たちができるアクションを抜き出し、「すぐできる⇔難しい」「インパクト大⇔インパクト小」の座標に置いて取り組みを整理します。ここから、自分たちができるラグビー普及活動として、発信力の大きなSNSを使ってラグビーを知ってもらおうと「Instagram」「Twitter」「ホームページ・YouTube」の中から自分が一番取り組みたいものを選び、グループごとに具体的な取り組みを考えました。それぞれのツールの特徴を活かし、多方面からのアプローチを考えた大人顔負けのプレゼンテーションには「もっとラグビーに触れてほしい」「たくさんの人が参加できるコミュニティをつくりたい」という思いが溢れていました。
 RWC2019のレガシーをどう残せるかは今後の取り組み次第です。全国各地から集まったラガールはラグビーの種を持ち帰り、各地でたくさんの大きな花を咲かすことを誓ってそれぞれの帰路に就きました。

 総括会の5日後、12月27日(金)に大阪府東大阪市の花園ラグビー場で開催された「U18花園女子15人制」には、平成30年度と平成31年度に本事業でニュージーランドへ派遣された選手5名が出場しました。試合終了後の集合写真では瀧谷のどかさん(東軍)が下村理紗さん(西軍)を背負う姿も。ニュージーランド派遣を通じた横のつながりはこれからも日本全国に輪を広げていきます。

U18花園女子15人制出場選手(本事業参加者)
平成30年度:西岡 那奈子(國學院大學栃木高等学校)
平成31年度:瀧谷 のどか(青森県立青森商業高等学校)
      秋田 若菜(栃木県立佐野高等学校)
      梅津 悠月(國學院大學栃木高等学校)
      下村 理紗(石見智翠館高等学校)

12月22日総括会①.JPG12月2 12月22日総括会①12月22日総括会②.JPG12月22日総括会②12月22日総括会③.JPG12月22日総括会③12月22日総括会④.JPG12月22日総括会④
12月22日総括会⑤.JPG12月22日総括会⑤12月22日総括会⑥.JPG12月22日総括会⑥12月22日総括会⑦.JPG12月22日総括会⑦12月22日総括会⑧.JPG12月22日総括会⑧
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12月22日総括会⑬.JPG12月22日総括会⑬12月27日U18花園女子15人制.JPG12月27日U18花園女子15人制