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試合終了
大会概要
- 対戦
- 日本代表 対 スコットランド代表
- 試合日程
- 2021年11月20日(土)
キックオフ時間:日本時間 22時(現地時間13時)
- 会場
- BT Murrayfield (エディンバラ)
放送予定
WOWOWライブ:11/20 (土)21:45~※終了時間変更の場合あり/11/22 (月)午前8:30~
日本テレビ(地上波関東ローカル):11/20 (土)27:31〜(録画)
スコットランド代表について
about Scotland
タータンチェックを纏った紺色の戦士たちは2年越しのリベンジに燃えている。
スコットランド代表は伝統と格式を誇るホームユニオン*だ。
1871年にはイングランド代表と世界最古のテストマッチを行い、1873年にはイングランド代表に次いで2番目に古い協会を設立し、欧州6カ国対抗戦シックス・ネーションズの参加国であり、長い歴史を持つ強豪である。
世界ランキングは現在7位*。伝統の紺ジャージーに、アザミの紋章を掲げ、世界のラグビー勢力図の中でも先頭集団の一角を成している。
日本代表との対戦成績は、10勝2敗と、日本代表は大きく水をあけられているが、そこには数字では語れぬ物語がある。
日本ラグビー史上初めてホームユニオンに勝ったのは1989年、秩父宮ラグビー場でのテストマッチ。その歴史的一戦の相手がスコットランドだった。ラグビーワールドカップ2015イングランド大会では、日本代表はスコットランド代表に唯一の黒星を喫し、プール戦で「ブライトンの奇跡*」を含む3勝を上げながらも決勝トーナメント進出を逃し、大会を去ることとなる。
しかし、その4年後の2019年日本大会では、スコットランド代表を見事撃破。
10月13日決戦前夜に上陸した猛烈な台風に被災しながらも、何とか実施にこぎつけたプールA最終戦。BRAVE BLOSSOMSは自信溢れるプレーで圧倒し、初の大会8強入りを成し遂げた。スコットランド代表はチーム史上2度目のプール戦敗退を喫し、日本大会を去ることとなったのだった。
あれから、2年。雪辱戦となる今試合に向け、タレントは揃っている。
プレースタイルは伝統的にキックを活用する堅実さが売りだが、フォワードには規格外のハードワーカーも多い。2021年のシックス・ネーションズ最優秀選手のハミッシュ・ワトソンは屈強な体躯を活かした激しいフランカーとして知られている。
2年前の屈辱を知るメンバーは一層士気が高いはずだ。欧州最高のスタンドオフ候補であるフィン・ラッセルは、勤勉なチームに閃きを与えるファンタジスタ。キャプテンを務めるフルバックのスチュアート・ホッグも健在。いずれも一騎当千の武者揃いである。
会場となるマレー・フィールドはスコットランドラグビーの聖地であり、スコットランド代表はファンに捲土重来を示す場としてこの上ない。
対するBRAVE BLOSSOMSは北の聖地で勇敢な姿を示したい。
*ホームユニオン:イングランド代表、スコットランド代表、アイルランド代表、ウェールズ代表の伝統4協会。
*(2021年10月現在)ワールドラグビーの発表より
https://www.world.rugby/tournaments/rankings/mru
*ブライトンの奇跡:ラグビーワールドカップ2015イングランド大会において日本代表が優勝候補の一角、南アフリカ代表を撃破した際の地名を引用して各種メディアで紹介された。
<日本代表 vs スコットランド代表過去の対戦成績>
- 1
- 1976年9月25日
- ●9-34
- スコットランド・Murrayfield(エディンバラ)
- 2
- 1977年9月18日
- ●9-74
- 日本・国立競技場(東京)
- 3
- 1986年9月27日
- ●18-33
- スコットランド・Murrayfield(エディンバラ)
- 4
- 1989年5月28日
- ●28-24
- 日本・秩父宮ラグビー場(東京)
- 5
- 1991年10月5日
- ●9-47
- スコットランド・Murrayfield(エディンバラ) (RWC1991)
- 6
- 2003年10月12日
- ●11-32
- オーストラリア・Dairy Farmers Stadium(タウンズビル) (RWC2003)
- 7
- 2004年11月13日
- ●8-100
- スコットランド・McDiarmid Park(パース)
- 8
- 2013年11月9日
- ●17-42
- スコットランド・Murrayfield(エディンバラ)
- 9
- 2015年9月23日
- ●10-45
- イングランド・Kingsholm Stadium(グロスター)(RWC2015)
- 10
- 2016年6月18日
- ●13-26
- 日本・豊田スタジアム(愛知)
- 11
- 2016年6月25日
- ●16-21
- 日本・味の素スタジアム(東京)
- 5
- 2019年10月13日
- ●28-21
- 日本・横浜国際総合競技場(神奈川)(RWC2019)