5月8日(土)

試合前最後の練習は午前10時より行われ、グリットを使ったウォームアップからキャプテンズランへとスタートメンバーを中心にサインプレーの確認などが入念に繰り返されました。隣のグラウンドでは中華台北代表が8時から練習を行っており、上野チームディレクター、薫田コーチ、永友コーチ、中山テクニカルが練習を視察に行きましたが、中華台北代表の練習はストレッチとパス練習程度で終了してしまったようです。

夜には代表者会議が台南市内のダイナスティーホテルで行われました。JAPANから上野チームディレクター、薫田コーチ、尾崎総務、藤レフリーが参加、中華台北協会からは10人ほど参加し綿密な話し合いが行われました。中華台北協会の年配の方々は皆日本語が堪能で、大変助かっております。

5月7日(金)

遠征2日目の午前練習はとてもハードな内容となりました。コンタクトフィットネスを高める練習が中心となり、用意したミネラルウォーターがあっという間になくなる状態。猛暑の中、激しい練習が2時間続きました。午後の練習前には、ミーティングが開かれ、メンバー発表が行われました。メンバーから外れた高森が率先してビデオ撮影を買って出るなど、チームの一体感は最高の状態になっております。グラウンド練習はチームランに時間を割き、サインプレーの確認や本日合流したバツベイとの連係プレーを中心とした練習が行われました。

今回の遠征の練習はホテルからバスで10分ほどの台南市のサッカー場で行われています。台南市は親日家の方が多く、サッカー場や倉庫なども快く貸してくれます。グラウンド状態は決して良くはないのですが、接していただいている台南市の皆様の心温かい対応に、とても感謝しております。

5月6日(木)

5月5日夕刻に成田を出発、台北空港で1時間のトランジット、高雄空港でバスに乗り換え、台南のホテルに着いたのは23時過ぎ、さっそく6日より練習が行われました。午前中の練習は10時から。台南は日中の気温が連日30度を超える厳しい暑さが続いており、照りつける太陽の下、まずは気候に体を馴染ませるようタッチラグビーとボールゲームを1時間ほど行いました。

午後の練習は16時から、タッチラグビー形式のアタック&ディフェンスからFW、BKに分かれてユニット練習が行われ、FWは薫田コーチの指導によりラインアウトを中心に、BKは永友コーチの指示により基本プレーの反復や、ライン攻撃によるサインプレーの確認などが行われました。4月のNZ遠征の時に比べ、皆よく声が出ており、コミュニケーションが高まってきていることが感じとれます。

今回、中華台北ユニオンが用意してくれたホテルは台南市の5つ星ホテル。外観、内装ともすばらしく、フィットネスジムやサウナ、プールなども完備されており、非常に快適な遠征となっております。