■9月11日(土) 来日初戦・関東学院大学戦
ツアーの初戦となる関東学院大との試合の日を迎えました。選手は皆、朝からリ
ラックスした表情でした。午前中は練習をせず、それぞれが部屋でくつろ
ぎ、試合への集中力を高めていたようでした。試合開始1時間30分前に会場の
秩父宮ラグビー場に到着。充分な調整ができている自信からだろうか、アッ
プにも余裕の表情が見られました。
試合が始まると調整の成果がすぐに見ら
れ、開始わずか2分で先制のトライを奪いました。そのまま波に乗り52-17の
大差で勝利を治めました。「完璧ではないが、どのプレーも満足できた」と
ヒル監督が、「暑すぎない天気も味方した」とルーバンスキャプテンが語り
ました。
夕食時に試合のビデオを見ながら自分たちのプレーを分析しました。また、トラ
イや好プレーがあると、そのたびに歓声をあげ、チームメイトを称えあって
いました。夕食後のミーティングが終わると急に歌を歌い始めました。今回
のツアーでは新入部員が多いため、彼らとのコミュニケーションを取るとい
う意味が含まれており、監督、コーチも選手とともに大きな声で歌っていま
した。特にコーチのポールは自らギターを弾いて盛り上げていました。