「第10回 全国ジュニア・ラグビーフットボール大会」

1月4日、近鉄花園ラグビー場において「第10回全国ジュニア・ラグビーフットボール大会」が始まりました。この大会は、全国の中学生ラグビーの健全な普及・発展及び中学生プレーヤーの交流を促し、ラグビーフットボールに対する正しい理解と心身の発達に応じた技術の向上を図るとともに、健全な社会の形成者として必要な資質の向上を目的とし、1月6日までの3日間、開催されます。

■第１ブロック

■第２ブロック

２日目(1月6日)

◎総務委員長・永阪 誠
大会を終えて

「今大会の、リーグ戦からトーナメント戦への競技方法の変更は、各試合の得点に大きな変化もたらしました。かつてなかった得点差が５点以内の僅差のゲームが、第１日目だけで４試合も行われました。
このことは長年の懸案であった、ミスマッチの撲滅と大会の安全性の向上という大きな２つの目標に貢献するものであり、今後のこの大会の方向を示唆するものであると確信しています」

優勝チームコメント

第一ブロック
◎九州スクール選抜　監督　山元雄二
「子どもたちが最後までゲームを捨てずに、ここ一番でトライを決めてくれて頭が下がります。スクールと中学校との攻撃スタイルに違いがあったが、それを子どもたちがしっかり認識してグラウンドの中でプレーをしてくれた。九州協会として今回は、ホームステイ方式で５回の強化練習をとってきており、指導者や選手間のお互いのコミュニケーションがとれて成果が挙げられたと考えられる」
第二ブロック
◎近畿スクール選抜　監督　入川 理
「最高の場所での優勝ができ感激しています。今日のゲームの勝因はディフェンスにつきますが、目指すラグビーには到達していないため、今後の課題として残りました。最後になりますが、本大会の運営をされていた皆様方に感謝します」

 

1日目(1月4日)
◎総務委員長・永阪 誠
「今年で第10回を迎えるにあたり、各チームのモチベーションを高める意味から、競技方法をトーナメント戦に改めました。このことにより、各チームともディフェンスの意識が高まり、各グラウンドにおいて好タックルが見られました。内容が大きく変更されたこの記念すべき大会で、どのチームが頂点に立つのかが楽しみです」