福岡サニックスボムズ、神保選手 ◎福岡サニックスボムズ ○藤井コーチ 「最初の出だしでウチも硬かった部分とNECさんが我々の弱いところを研究してきたところでミスが出て、何回かブレークされてトライをとられてしまいました。現時点での実力だと思います。ミスが出るというのはウチに力がないということです。今日の評価はそれに尽きると思います。今後はどんなプレッシャーの中でも、力が出せるように修正していき、トップリーグでは対等に戦えるよう準備したいと思います。攻められた時の意思統一、適応の速さがNECさんにはありました。今から徹底していけばよいと思いますが、出来るか、出来ないかがトップとの差だと思います。点差以上にNECさんは1枚も2枚も上だと感じました」 ○遠藤哲キャプテン 「戦前から、「善戦」ではダメなんだと言ってチームがまとまっていたので結果はとても残念です。トップレベルの試合をして、良いところも悪いところも出ました。単純に良いところを伸ばし、悪いところを修正してトップリーグに臨みます。幸いあと半年あるので、頑張っていきたいと思います。 (モールから終盤トライを取られたことについて)僕らのディフェンスの粘りの足りないところとNECさんの巧みなモールが重なったと思います。圧倒するディフェンスをすれば止められると思います。個人的な感想としては、ラグビーの原点は「ボールをどれだけ保持するか」がテーマだと思いますが、今のウチは逆に攻めつづけられると脆い点があります。直せる課題ですので頑張りたいと思います」 サニックス、右から藤井コーチ、遠藤キャプテン NECグリーンロケッツ、大鷲選手 NECグリーンロケッツ、久富選手 ◎NECグリーンロケッツ ○高岩映善ヘッドコーチ 「最大限に時間を貰って強化合宿も行い、この試合に備えてきました。優勝のため、何が必要かと考え、接点の強さと戦いの意思統一の2点に絞って練習を重ねてきました。前半はそれが表れていましたが、後半の出だしが悪くて課題が残りました。最後は立て直して形が出てきましたので、微調整してヤマハ戦に臨みたいと思います。けが人が多くて厳しい中、選手はよくやってくれたと思います。来週、全部の選手は揃いませんが、何とかヤマハさんにチャレンジしていきたいと思います。」 ○箕内拓郎キャプテン 「最初は非常にNECとして狙いどおりの展開でしたが、後半立ち上がりに自分たちの戦い方を見失ってしまいました。最後は原点に戻って立て直すことができましたので、それが一番大きな収穫だったと思います。後半は球を散らそうとして、接点で受け身になったのは課題です。サニックスさんについては、全体的な15人のバランスとして、東芝、ヤマハ、トヨタさんと比べると少々弱いが、接点で強い選手もいますし、トップリーグを落ちて1年やってきて、ディフェンスでも良いプレーが見られるチームだと感じました」 NEC、右から高岩ヘッドコーチ、箕内キャプテン
