NECはサニックスに快勝

第42回日本選手権第2日は12日、東京・秩父宮ラグビー場で2回戦2試合が行われ、NECグリーンロケッツ(トップリーグ=TL、3位)とトヨタ自動車ヴェルブリッツ(TL4位)が勝ち、既に進出を決めているTL1位の東芝府中ブレイブルーパス、TL2位のヤマハ発動機(ジュビロ)と合わせ、4強はTL上位4チームが独占した。

NECは来季からTLに復帰する福岡サニックスボムズ相手に、開始早々から地力の差を見せつけた。1分、CTB向山の先制トライを皮切りに、前半5トライを重ねたほか、後半も3トライを加え、55-21で快勝した。

トヨタ自動車は早稲田大学(大学1位)のしぶといディフェンスに苦しめられ、後半30分、CTB難波が左中間に押さえて14-9とようやく逆転。さらに終盤2トライして28-9で粘る早大を突き放した。

第3日の19日は秩父宮で東芝府中 vs トヨタ自動車、大阪・花園でNEC vs ヤマハ発動機の準決勝が行われる。