2月20日(日)

グラウンドコンディションが悪く、体育館での練習に変更になりました。この2日間の試合で、参加選手たちも、セブンズに慣れてきたようで、「次に自分が何をするか?」、「何をさせなければいけないか」というコミュニケーションの理解力は格段に上がったと思います。

練習後、本城監督から「このスコッドの中から3月のワールドカップ遠征メンバーが決まると思うが、この経験を生かして欲しい。また、7人制での経験、トレーニングは15人制でも必ず役に立つので、がんばってほしい」というメッセージで合宿が終了しました。3月のワールドカップでは、悔いのない感動を与える試合をしたいと思います。ワールドカップまであと、26日!

◎三木選手
今回は、怪我のため、別メニューになりましたが、代表に選ばれたら、精神的存在になるようがんばります。

◎小吹選手
韓国はマイナス10度らしいぞとSHOJI(伊藤選手)にきいていたので、防寒対策ばっちりできたのですが、そこまで必要は無かったようです。今回の遠征では、ベテラン勢に混ざって自分自身との戦いでした。韓国の食事は朝、夕と同じものが毎日でてきます。昼が一番おいしいのですが、さすがに飽きてきました。帰国し、毎回空港まで迎えに来てくれるリコーのチームディレクター梅村氏との食事をいまから楽しみにしています(今回、韓国料理屋はかんべんしてください)。

(総務担当/内田)

2月19日(土)

朝から小雪がちらついていましたが、グラウンドに着いたころには青空も見えてきました。本日も、韓国代表と4試合のセレクションマッチ。セレクションの意味でこの日ジャパンは前日とは違うメンバー構成をして、試合に挑みました。この試合では、韓国チームもセレクションマッチだったため、前日同様、厳しい試合が続きましたが結果的には、2勝2敗(トータルトライ数では勝利)でした。

この2日間の試合でジャパンの強い部分と、これから修正しなくてはいけない部分が分析でき、3月のワールドカップに向け、よい経験ができました。今後の課題として、一人一人のタックルは精度が高いのですが、全体の組織だったディフェンスの強化、セットプレーの充実が挙げられます。

遠征合宿も残り一日です。20日からは、韓国に大寒波がくるようです。合宿終盤を迎え天気が心配ですが、最後まで頑張りたいと思いますので、応援よろしくお願いします。

(総務担当/内田)

●韓国とのセレクションマッチさん

2月18日(金)

午前の練習後、午後から韓国チームと練習試合を行いました。当初、天然芝のグラウンドで行うはずでしたが、朝方の雨の影響で状態が悪く、一部凍っていた(!)ため、急遽、高麗大学の人工芝のグラウンドをアレンジして行いました。

日本チーム、韓国チームそれぞれ2チームにわけ、計4試合行いました。タフな試合が続きましたが、結果は2勝1敗1分けで勝ち越せました。この試合では、セレクションマッチになるため、勝ち負けもそうですが選手一人一人の戦いでもあります。よいパフォーマンスをアピールするため選手も必死です。19日からの週末も練習試合が行われます。

きょう18日、ワールドカップの組み合わせが発表になりました。日本はCグループでフィジー、オーストラリア、カナダ、ポルトガル、香港と同じグループになりました。最大限の努力と力を発揮してカップ出場目指してがんばりますので応援お願いします。

(総務担当/内田)

2月17日(木)

明日からの試合に備え、アタックおよびディフェンスのセットプレーを交えた熱のこもった練習が行われました。疲れるてくると、選手からの声が聞こえなくなってきますがコミュニケーションが不可欠のため、「疲れているときこそ声を出し合おう」という本城監督の掛け声のもと、選手の元気な声がグラウンドに響いていました。仕上げはタックル。強豪と対戦するときは、ディフェンスより重要になってきます。集中特訓をした結果、選手からは嬉しい(?)悲鳴が上がっておりました(笑)。

ところで今回の遠征をサポートしていただいているリエゾンの文さんは、以前NECで9年間プレーをされていた方です。日本のラグビーが好きだそうで今でも毎年正月に花園大会を見に行かれるそうです。カトニ選手の高校時代も見ているそうです。文さんには我々の遠征全般において大変お世話になっておりそのためにもこの遠征合宿を成功させたいと思います。

◎カトニ選手
「韓国は思ったよりも寒くなかったです。まずはじめに韓国料理は本当に美味しいです。今回合宿はベテランの人たちと一緒にプレーしているのでいい勉強になります。毎日練習がきついのでみんなと頑張っていきたいです。今回の遠征はまだ一回も遅刻していないので、罰金を払わずうれしいです。これからも、全力でがんばります」

◎ネイザン・アシュレイ選手
「到着日から天候が激変して今日の韓国は寒かった。練習グラウンドはIBMと同じ人工芝でした。きつい練習ですがワールドカップで勝つようがんばります。みんなはホテルの食事に満足しているようですが、3日間もいっしょのメニュー(ビュッフェ)なので明日はどこかで食事できる事を楽しみにしています。おやすみなさい」
(総務担当/内田)

文さん
文さん

カトニ選手
カトニ選手

ラインアウト
ラインアウト

練習風景
練習風景

2月16日(水)

本格的な練習が始まりました。朝から冷たい雨のため、午前中は体育館で練習を行いました。テーマはディフェンスとコミュニケーション。セブンズの場合、一つのミスが命取りとなり、トライに結びついてしまうため、全体のコミュニケーションがより重要になります。世界の強豪に勝つためにはロースコアーの競ったゲームに持ち込まなければなりません。そのためには、コミュニケーションのとれた粘り強い激しいディフェンスをすることが絶対条件になります。練習ではその点を意識し、1対1、2対2、4対3などの基本的スキルで確認し合いました。

午後は雨も上がったため、市内の高麗大学のグラウンドで練習を行いました。この高麗大学、昨年来日し、早稲田大学と定期戦を行ったことは記憶に新しいことだと思います。人工芝の素晴らしいグラウンドでした。午後の練習のテーマはアタック。アタックでもセブンズ特有の動きがあるため、やはり大切なことは"コミュニケーション"。チャンスを確実にトライにつなげられるよう、一人一人のプレーの精度とコミュニケーションを高めていく練習を反復しました。ベテラン選手が若手を引っ張り、若手も思い切ったプレーが随所に出てき始め、よい雰囲気になってきました。週末の試合が楽しみです。今回は、練習中に若手を引っ張るサントリーベテラン勢を紹介します。

◎田中選手
「今日はアタックとディフェンスのチームポリシーを理解するための練習をした。まだみんな遠慮しあってコミュニケーションが少ないので、アタックもディフェンスも形だけで個人個人のアイディアがでてこなかった。もっとひらめきでプレーをしてもいいのではないかと思う。明日からはもっとコミュニケーションを図っていいチームをつくっていきたい」

◎栗原選手
「韓国はかなり寒いと聞いていたけど思っていたより過ごしやすく、ホテルも綺麗で快適な合宿生活が送れています。3月のワールドカップに向けて確認事項を一つ一つチェックしています。チームとしていい状態で迎えられると思います。キヨさん(田中選手)のいうとおり、もう少しコミュニケーションをとってチームとしての精度をあげていければと思います」

◎小野沢選手
「初めての7人制合宿のためアタック、ディフェンス共にいつもプレーしている15人制との違いに戸惑いながらも新しい刺激と楽しさを感じた一日でした。一つ一つのプレーを考えながらより細かなコミュニケーションができるよう勉強していきたいと思います」

(総務担当/内田)

午前中は体育館で練習
午前中は体育館で練習

アタック練習
アタック練習

プレーの精度を高めるために
プレーの精度を高めるために

グラウンド全景
グラウンド全景

2月15日(火)

4便に別れて韓国に無事入国しました。今回は3月のワールドカップ本戦のためのセレクション合宿という位置づけのため、選手、スタッフともどもこの合宿にかける意気込みは相当なものです。

到着後、隣接の体育館で汗を流し、ミーティングではチーム最大目標である、カップトーナメント出場(ベスト8)を目指すための方針とそれに向けてひとりひとりが何をしなければいけないかを話し合いました。

明日からの本格的な練習でベテランと若手の力がかみ合うよいチームを作っていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします。今日は、セブンズ合宿初体験となる3人の若手に抱負をうかがいました。


◎有賀選手

「まずはじめにこの遠征に参加することができ、大変うれしく思っています。韓国にくるのも初めてのことなので充実した気持ちで臨めています。セブンズはあまり経験がなく分からないことが多いのですが、素晴らしい選手がたくさんいらっしゃるので色々なことを吸収してよい遠征にしたいと思っています」


◎北川選手

「今回初めて代表の合宿に参加させていただいたのですが、すごく緊張しています。同室の小野澤さんにとても親切にしていただいているので明日からの練習は頑張る事ができそうです。自分の持ち味を存分に発揮し、先輩方の良いプレーを盗みたいと思います」


◎伊藤"SHOJI"選手

「韓国に初上陸! 飛行時間も2時間ぐらいだったので国内にいる感じですが、ハングルを見て韓国にいることを実感しました。セブンズをするのは初めてですが、このチャンスを生かし持ち味をだすようがんばります」
(総務担当/内田)