RWC SEVENS 2005

平成17年3月18日より香港にて、開催されます『第4回ワールドカップセブンズ(Rugby World Cup 7's 2005)』の組み合わせ、および7人制日本代表メンバー(監督:本城和彦)が決定いたしました。

(財)日本ラグビーフットボール協会強化委員会(強化委員長:勝田隆)では、7人制を通じ、アジアでどのようにイニシアチブを取っていくかを重要なポイントとして捉えています。先に来日したシド・ミラーIRB会長も述べているように、7人制のオリンピック導入も見えてきています。真のアジアの盟主として7人制を重要視していきたいと考えています。

本城監督は、2002年の監督就任以来2つのミッション

  1. 国際舞台における明確な目標設定と確実な実行
  2. 7人制の強化を通じ、15人制日本代表の人材発掘・育成をはかる

を掲げ、ターゲットをこのRWC 7'sでのベスト8進出と設定し強化に取り組んできました。

国内のチームが1年かけてチームを作っていく中で、この7人制日本代表では、本城監督就任以来このワールドカップを目標に3年をかけてチームを作り上げてきました。チーム立ち上げ時は幅広く選手をセレクションし、以降合宿・トーナメントを経験していく中でチームのベースをつくり、選手を見極め世界レベルで戦える選手へと絞り込んでいった結果が今回の7人制日本代表メンバーです。

選手のセレクションポリシーは、

  1. チームの戦略・戦術を理解し、それをグラウンドで具現化できる選手
  2. ワールドカップセブンズベスト8という目標に対し、強いパッションと自覚、チームへの帰属意識を持った選手

の2点をベースに、具体的な能力・スキルを判断し選考しました。この選手たちが、香港の地で世界を相手にすばらしいパフォーマンスを発揮してくれることを期待しています。

そして、これまでの取り組みの集大成として、昨年のワールドカップアジア予選同様、早めに現地入りし、選手個人はもちろんのことチームとしてもコンディションを高め、より一層チーム力を上げ万全な状態で本大会に臨みたいと考えております。

このワールドカップを通じ7人制ラグビーはもちろん、ひいてはラグビーが認知され、さらに多くのファンの方々にご覧いただけますよう一層の努力と研鑚を重ねていく所存です。