6月15日(水)、19日の日本代表との第2戦に向けて、アイルランド代表が東京プリンスホテルで会見を開きました。以下、その模様をご紹介します。

第1部
ジョー・マイルズ団長(左)、ニール・オドノバン監督
  第1部
ジョー・マイルズ団長(右)、ニール・オドノバン監督

――デービッド・ハンフリーズ選手の怪我の状態はいかがですか?

○ジョー・マイルズ団長

「回復は順調です。総合練習にも参加しているので、日曜日には、100%の状態で試合に臨めます」

――1戦目を通して、新しく2戦目に取り組まれていることは?

○ニール・オドノバン監督

「日曜日にご覧ください」

――2戦目のメンバー選考はベストメンバーですか?

○オドノバン監督

「1戦目のバックローの選手も良くやってくれましたが、今回のバックローもよい。特に、7、8番の選手はライオンズでプレーしたことのある選手です。前回の試合に劣らない選手です」

――ケビン・マッグス選手が2戦目のスターティングメンバーに入っていないが?

○オドノバン監督

「今回のデービッド・クィンラン選手にも同じように活躍してもらいたい。将来性も充分ある選手だと思う。マッグス選手のコンディションが悪いからではないです」

第2部
右からフランキー・シーハン選手、レオ・カレン選手、ガーバン・デンプシー選手、デービッド・クィンラン選手、トミー・ボー選手
  第2部
右からフランキー・シーハン選手、レオ・カレン選手、ガーバン・デンプシー選手、デービッド・クィンラン選手、トミー・ボー選手

――1戦目を終えての日本の印象は?
○ガーバン・デンプシー選手

「1戦目は満足のいく結果ではない。ターンオーバーがあったり、ミスが多かった。日曜日は、ボールを保持する時間を長く、かつ、ワイドに展開できればよい」

――日本に対してどんな研究をしてきましたか?

○フランキー・シーハン選手

「セットプレーの練習は、ツアー前から集中して行っていました。日曜日の試合でもそれが上手く機能したことに満足しています」

――日本のチームの印象は?

○レオ・カレン選手

「日本のラインアウトを中心に研究しました。日曜日のゲーム中では知らなかった戦術もあり、わからなかった部分もあった」

――7ヶ月ぶりのキャップでトライを取った感想は?

○トミー・ボー選手

「初キャップ後の久しぶりの試合だったので、とてもハッピーです」

――アイルランドのセレクターへの感想(なかなかキャップをもらえないのはどういう気持ち?)

○トミー・ボー選手

「セレクターが公正な目で選んでいると思うので、選ばれた時にしっかりやれればよい」

――日本のバックスリーの印象は?

○トミー・ボー選手

「ビデオで見て、日本の強みは、バックスリーにあると思いました。ゲームの中ではWTB大畑選手、FBも良い動きをしているので、警戒するべきところです。誰が出てきてもディフェンス側の意識は変わりません」