柴谷のステップ! 大学生センター吉田
柴谷のステップ! 大学生センター吉田

全国のデフラガーマンで構成されるチーム「クワイエットタイフーン」は6月11日・12日、大阪府茨木市の追手門大学にて合同練習会を行ないました。この合宿は聴覚障害を持つ仲間とラグビーを通じた交流と、今夏の英国遠征をにらんだ強化練習を目的として行ないました。

初日はあいにくの雨でしたが、ランパスにバリエーションをつけた練習と、FWはスクラムとラインアウト、BKはサインプレーの確認を行ないました。

2日目は追手門大学ラグビー部と寝屋川クラブを交えて、巴戦で交流試合を行ないました。クワイエットタイフーンは両チームに対して、ともに僅差で負けてしまいましたが、炎天下のもと40分ハーフの試合を体験できたことは非常に有意義なものでした。

ただ、前回のキズーチでの交流試合で見られた低く突き刺さるタックルが見られず、マークの確認ミスから簡単にゲインを許してしまったり、また攻撃もスピードある縦への突破ができないなど、多くの課題が残る試合となってしまいました。フィットネスも含めて、まだまだ成長できる部分があると思いますので、今後も集中力を高めてがんばっていきたいと思います。
次回は7月16~18日、菅平高原で行なう予定です。

2日間の練習をお手伝いしていただいた追手門大学ラグビー部、寝屋川クラブの皆さん、本当にありがとうございました。

日本聴覚障害者ラグビークラブ(JDRC)では、デフラガーマンを調査しています。日常生活にほとんど支障がない軽度難聴者から、手話によるコミュニケーションが生活の中心となっている人まで幅広く募集しており、ラグビーを通して同じ障害を持つ悩みを分かち合えることも、このクラブの大きな魅力です。お気軽にこちらまでご連絡ください

集合写真
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